【最終週予告】NHK朝ドラ「おむすび」橋本環奈と仲里依紗の熱意が実った…第23週あらすじ

03月21日08時55分ドラマ
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栄養失調で入院してきた詩(大島美優)を結(橋本環奈)と歩(仲里依紗)が優しく見守り、退院にこぎつけた。NHK朝ドラ「おむすび」の最終週・第25週「おむすび、みんなを結ぶ」(3月24日~3月28日)のあらすじとみどころを紹介。最終週、どんな結末で終りを迎えるのか?予告動画は番組公式サイトに公開されている。

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朝ドラ「おむすび」第24週ネタバレ&トピックスと第25週のみどころ紹介
「おむすび」は平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)が、栄養士として、人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”だ。その第24週が3月17日から放送された。

翔也(佐野勇斗)は一人前の理容師として指名をもらえるようになった

野球でプロを目指すも怪我で挫折し、その後は会社員として働いていた翔也が理容師を目指し、聖人(北村有起哉)のもとで修行していた。2023年、そんな翔也も資格をとり、今では一人前になって、聖人を助けるようになっていた。



聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)は移住を決意

糸島出身の聖人は大学への進学をあきらめ、神戸で理容師となった。そこへ阪神淡路大震災が発生し、糸島に帰っていたが、“神戸から逃げた”と心の底に後悔があった。そして神戸にもどり理髪店を再開していたが、佳代(宮崎美子)も年を取り、愛子は聖人とともに糸島への移住を希望する。最初は“神戸への思い”から反対していた聖人だが、愛子の思いが通じ、二人は糸島への移住を決意した。



真紀によくにた少女・詩(大島美優)を歩(仲里依紗)が救う?

結(橋本環奈)の病院に入院してきた栄養失調の少女・詩(大島美優)は震災で亡くなった歩の親友の真紀によく似ている。結も歩も詩のことが心配でならない。結は管理栄養士としての立場からなんとか詩に食事をしてもらうとするが、結の娘の花は詩と友達になり、歩のブランドの手鏡を歩が直す。最終週では歩が詩のセンスの良さに気がついて、服のコーディネイトなどをまかせてゆくことで詩は自信をつけ始めてゆく。



半年続いた「おむすび」も第25週で幕

平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本環奈)がギャルとして前向きに生きながら、管理栄養士として成長してゆく「おむすび」もついに最終週を迎える。視聴率的には芳しくなかったものの、不幸に陥る人の少ない朝ドラとなった。最終週はどう大団円で終わるのか?



【第24週(2025/3/17-3/21ネタバレあらすじ】

2023年。一人前の理容師となった翔也(佐野勇斗)は、娘の花が中学生となり大人びるのを心配するが、結(橋本環奈)はそんな翔也をいさめる。結は病院では課長・塚本(濱田マリ)の下で課長代理として仕事に打ち込んでいた。

一方歩(仲里依紗)は配信動画でギャルマインドの伝道師と呼ばれるようになり、一躍人気者になり、講演などにもよばれるようになっていた。

そんな折、結の病院に栄養失調の身元不明の少女が入院してくる。その少女・田原詩(大島美優)は警察の話では幼いころに両親が事故でなくなり児童養護施設で育ち、中学を出た後、就職したが、うまくいかず、大阪に戻る途中で財布もスマホも盗まれて、約2週間の間、水だけで生きてきたようだ。結はなんとか詩に元気になってもらいたいが、勝手に退院するといいだした。結は「おいしいものを食べたら少しだけ悲しいことを忘れられる」といって、詩にプリンを食べさせるが、詩は「全然忘れられない」といって結を拒絶する。

愛子(麻生久美子)が結と歩に、聖人(北村有起哉)と糸島に移住したいと言い出し、結は佳代(宮崎美子)の体調を気にするが愛子は元気だと言う。そのことで歩に助言をもらった愛子は、助言通りに、聖人の機嫌がいいときに“どさくさに紛れて”提言してみた。しかし、聖人は神戸から離れるつもりはなく、愛子のことは自分が責任をもつと聞く耳を持たない。

結の娘・花はサッカー中の怪我で結の病院にやってくる。翔也が飲み物を買にいっているときに、廊下を歩く詩を見つける。詩が人目を盗み隠れたいというので手助けをしようとする。しかし詩は体調が悪く、とても遂行できそうにない。隠れていた備品室から結に助けを求めて電話をかけた。詩は点滴で対応することにした。結は工夫をしていろいろな食事をもってゆくが、詩は食べない。その時、詩が持っている手鏡のブランドが、歩の立ち上げたものだと気づき、手鏡の修理を任せてくれと詩に言う。

詩の手鏡には内側に中学時代に友達ととったプリクラが沢山はってあった。歩は預かった手鏡をみて、真紀の面影をそこに見る。そして、歩は手鏡を直し始めた。

愛子は、一人暮らししている佳代を訪ねに福岡・糸島へ一人でやって来る。愛子は一緒に畑仕事をしながら、佳代が糸島に住み続けたい本当の理由を聞こうとする。佳代は新しい作物を作ることに挑戦してゆくことが楽しいという。そして、愛子のことを“娘”といった。その言葉を聞いて愛子は糸島に住むことを決意する。

一方聖人は、愛子が出て言ったことに衝撃を受ける。客がいない理容店でひとり、神戸にこだわってきた自分の過去を振り返りながら移住について考える。愛子が戻ってきて、佳代の気持ち、愛子の気持ちを家族全員の前で伝える。聖人もそれを理解し、二人は移住をすることを決めた。

結は栄養失調の少女・田原詩になんとか食べてもらおうとラーメンを出してみるが、結局手をつけない。一方、歩は詩が持っていた手鏡を修理して、花に結に渡すよう差し出す。花は詩と友達になったと言い、詩が自分自身に自信をもっていないと話す。結の頼みで、歩自身が手鏡を渡しに病院に向かう。詩は大好きなYouTuberがやってきて驚き感激する。そして、結が凍らせたブドウを出す。ブドウは詩の故郷の名産だ。詩は「どうして自分にそんなに優しくしてくれるのか?」と尋ねる。結は「生きていて欲しい」とそれだけを話す。すると、詩はブドウを口に含んだ。

徐々に詩は食事がとれるようになった。その間も歩は何回か見舞いにきては、自社ブランドの服をプレゼントしていた。詩の体調がもどり退院することになるが、行き場のない詩には大阪の児童養護施設の職員が迎えに来る。そんな詩に歩は自分の名刺を渡して「困ったらいつでも連絡して」と話して送り出した。



【最終週・第25週(2025/3/24-3/28)あらすじ】


■第121話(月)

聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)が福岡・糸島に移住することになり、神戸の理容店を翔也(佐野勇斗)が継ぐことが決まって、翔也の母・幸子(酒井若菜)があいさつに来る。愛子がイチゴを育てるつもりだと話すと、幸子は教えるからいつでも呼んでと言う。一方病院で働く結(橋本環奈)は、新しく赴任した外科医のやり方に反発を覚える。



■第122話(火)

病院を退院して自立援助ホームに行った田原詩(大島美優)が歩(仲里依紗)の所へ来たと聞いた結(橋本環奈)は駆けつけ、詩が泊めてほしいというのを歩が受け入れる。結は詩の体調が心配で、翔也(佐野勇斗)に相談して歩の所に一緒に泊まる。一方病院では、活動を休止させられたNST(栄養サポートチーム)のメンバーが顔を合わせる。



■第123話(水)

結(橋本環奈)は大腸がんで入院している患者・丸尾(細川岳)を担当し、食欲不振の対応に苦慮する。一方歩(仲里依紗)はブランドの営業先から事務所に戻ると、田原詩(大島美優)がマネキンのコーディネートを担当していて、そのセンスの良さに感心する。そして歩は、他のコーディネートも詩に任せてみることにする。



■第124話(木)

歩(仲里依紗)から田原詩(大島美優)をちゃんと引き取って家族にしたいと聞いた結(橋本環奈)は、大丈夫なんだろうかと翔也(佐野勇斗)に心配であることを吐露する。そして翌日、児童相談センターの担当者が歩のもとにやって来て、未成年後見人となることがどういうことなのかを説明する。一方結の病院では、低栄養の患者の手術が急に決まる。



■第125話(金)

歩(仲里依紗)から田原詩(大島美優)を引き取ろうとするのは甘かったかもしれないと聞いた結(橋本環奈)は、仮定の話を気にして一歩踏み出さないのはギャルらしくないと勇気づける。さらに詩を一人で育てるのではなく、みんなで育てればいいと言う結の言葉で、歩は決心する。そして一年後、結たちは糸島に移住した聖人(北村有起哉)たちを訪ねる。



■スタッフ他


脚本: 根本ノンジ
主題歌:B’z「イルミネーション」
語り: リリー・フランキー
出演:橋本環奈,仲里依紗,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,中村アン,濱田マリ,キムラ緑子,松井玲奈,犬飼貴丈,大島美優,一ノ瀬ワタル, 他



 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「おむすび」番組公式サイト
NHK朝ドラ「おむすび」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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