「交渉の技術」第6話視聴率8%!イ・ジェフン、日本での契約成立…ソン・ドンイルのせいで会社が危機に

23日(日)に放送されたJTBCの土日ドラマ「交渉の技術」第6話では、ユン・ジュノ(イ・ジェフン)が日本の自転車ギア製造会社シミズとの契約を成功させる一方で、会社の危機が明らかになった。ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は全国8.0%、首都圏は8.3%と初めて8%台に突入した。⇒【視聴率TOP10】一覧
この回のネタバレあらすじと見どころを紹介する。
「交渉の技術」は、M&A(企業買収・合併)を専門とする伝説の交渉人ユン・ジュノ(イ・ジェフン)と、巨大財閥サンイン・グループを取り巻く権力闘争を描く作品だ。11兆ウォン(約1兆2千億円)もの負債を抱えたサンイン・グループの未来を賭けた交渉戦が、緊迫感あふれる展開を予感させる。【「交渉の技術」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじや、制作発表会の様子やドラマの見どころ、関連動画、キャストの紹介などドラマを深掘りしていく。
ドラマ視聴の前に「どこよりも詳しい!キャスト・キャラ徹底紹介」を一読しておくと、より楽しめるはず。
■キャスト⇒【相関図】
ユン・ジュノ役:イ・ジェフン
ソン・ジェシク役:ソン・ドンイル
オ・スニョン役:キム・デミョン
クァク・ミンジョン役:アン・ヒョンホ
チェ・ジンス役:チャ・ガンユン
ほか
■第6話「本音」ネタバレあらすじ
ジュノはシミズとの交渉のため、パク・レギョン(キム・チャンワン)に電話をかけ、契約金の前払いを提案した。彼は「契約金を少し上げて20%を今月中に先払いできないか」と依頼する。しかしパクは「今月中にそれだけの余裕はない」と難色を示す。ジュノは「本社に短期資金支援を要請すれば解決できます。ただし、ハ専務ではなく会長に直接会って話してください。ロビーで偶然会う形が望ましいです」と助言した。
一方、CFOのハ・テス専務(チャン・ヒョンソン)は役員たちと食事会を開き、ジュノについて「私、こういう話は今まで一度もしたことがないんだが、ジャンボ製薬を知ってるか? あれはユン・ジュノの仕業だ」と問題提起。チョ・ボムス(キム・ジョンテ)は「検察の捜査を受けたが、何も出なかったのでは?」と疑問を呈す。しかしハ・テスは「何も出なかったのではなく、ジュノが兄の名前でやっていたからだ。調査の最中に兄が死亡し、被疑者死亡で捜査は終了した」と説明し、ジュノが過去に問題を抱えていたことをほのめかした。
さらに「人は全財産を他人に預けるのを躊躇するものだ。大抵の人は自分の子どもにすら任せられない。しかしジュノは兄を信頼しすぎたために問題が起こったのだ」と付け加えた。
しかし実際には、ジュノは後になって兄がサニン(山人)グループの株を購入していたことを知る。当時、兄は「ジュノ、助けてくれ。お前、ジャンボに投資してるんだろ?」と問い詰めたが、ジュノは「兄さん、それをどうやって知ったんだ? サニンはそこに投資していない。あの会社は詐欺だ」と動揺した。兄は「嘘をつくな。サニンが投資したら株価は上がるはずだろ? でもなぜ下がっているんだ? 助けてくれないと、本当に死ぬ」と必死に訴えた。
一方、日本では一時は、パク・レギョンが父を侮辱したと信じる工場長の内藤(青木崇高)により、契約は決裂しそうになった。内藤は、ウィンドの代表であるパク・レギョンがダイチを買収したことで、父が作った会社が倒産しただけでなく、パク・レギョンが自転車を製造することを、父の技術であるアーチェリーを捨て、軽視したものだと考えていたのだ。
工場の『温故知新』の扁額に気づいたジュノは、ナイトーの誤解を解くため、パク・レギョンからダイチ買収の瞬間が記録された写真と、パク・レギョン自身が書いた手紙を渡した。手紙には、ダイチとナイトー親子の職人精神を尊重し、それを守ろうとするパク・レギョンの真心が込められていた。これを読んだナイトーは「ありがとうございます」と涙を流した。内藤の心を動かしたジュノはついにシミズとの契約を締結。ジュノはイ・ドンジュン常務に(オ・マンソク)に電話をして「契約を締結し、戻ろうと思います。割引率は50%で、以前よりはるかに有利な条件です」と報告した。
しかし、イ・ドンジュンは「問題が起こった。会長が株を担保に融資を受けたらしい。それを秘書室を通じて進めたようだ。どうやら秘密裏に進めようとしたらしく、公告もせずにいたが、秘書室も満期直前になって問題に気づいたようだ。会長が公にしたくなかったのかもしれない」と緊張感を高めた。
■第6話見どころ、感想など
今回もジュノの活躍でサンイン・グループが抱える問題を一つ解決したが、その裏でハ専務は着々と目障りなイ常務の排除を画策し、ジュノを追い詰めようと暗躍している。
そんな中、この回の冒頭はマンネ(末っ子)コンビ、チェ・ジンス(チャ・ガンユン)とヒロセハルカ(宮内ひとみ/旧芸名:桜庭ななみ)とが居酒屋で楽しく過ごすシーンがちょっぴりロマンチックに描かれた。しかしこれは、ジンスがヒロセの誘導で帰国日時を明かしてしまったことへお返し。彼女からシミズ社の内情を知るための作戦だった。しかし、ヒロセはそれを知ったうえで貴重な情報をジンスに伝えた。そればかりか、オ・スニョン(キム・デミョン)とクァク・ミンジョン(アン・ヒョンホ)の尾行にも気づいていた。彼女のこの情報が、今回の契約締結にむすび、経営困難に陥りそうになっていたシミズを助けたことになる。また、内藤役の青木崇高がイ・ジェフンに向かって激昂する演技もなかなか見ごたえがあった。
JTBC土日ドラマ「交渉の技術」第7話は28日22時30分に(土)放送される。
◇JTBC「협상의 기술」HP
◇YouTube「JTBC Drama」チャンネル<협상의 기술>関連動画
【作品詳細】【「交渉の技術」を2倍楽しむ】