”イイぞもっとやれ!”映画業界から激賞が続々…『ミッキー17』レビュー編スポット映像解禁

03月24日17時04分映画
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日本公開を今週末28日に控えたポン・ジュノ監督の新作『ミッキー17』(MICKEY 17)を試写した映画業界から激賞コメントが続々と届いている。レビュー編スポット映像も解禁された。



『ミッキー17』は、権力に屈することなく挑戦を続けるすべての者たちへ贈る胸アツ・エールが込められた作品。『パラサイト 半地下の家族』の半地下を超えた《どん底》からの、怒涛の反撃サスペンス・エンターテイメントである。

人生失敗だらけのミッキー(ロバート・パティンソン)が手に入れたのは、何度でも生まれ変われる夢の仕事、のはずが…それは身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で次々と死んでは生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった!一発逆転のはずが、ブラック企業の“使い捨て”ワーカーとなってしまったミッキーには、地獄のような日々が待っていた。ブラック企業のどん底で搾取され続けて17号となったミッキーの前に、ある日、手違いで自分のコピーである18号が現れ、事態は一変する。

今回解禁された『ミッキー17』レビュー編スポット映像は、「どん底からの逆襲だ!」と人生ダメダメのミッキーのイメージを一新する場面で幕を開ける。手に隠し持った銃の照準をターゲットに合わせ、鋭い目つきで狙いを定めるミッキー18と、その様子を不安げに見つめるミッキー17。“使い捨てワーカー”となったミッキーが乗り込んだ宇宙船がインサートされると、『ゴジラ −1.0』(2023)の山崎貴監督の「なんだこの見たことのない面白さは!」という驚愕のコメントが紹介される。

2人のミッキーを前にして「スゴすぎじゃない?」と狂喜するナーシャ(ナオミ・アッキー)の本編シーンに、「生存本能を掻き回されるほどの衝撃作。」という俳優の町田啓太からの驚きの声が重なり、何度死んでも生き返らされるミッキー18が相手に飛びかかる場面へとつながっていく。

ブラック企業のトップ、マーシャル(マーク・ラファロ)が拳銃に弾を込め、その隣で妻イルファ(トニ・コレット)が狂気の微笑みを浮かべる。「最高の“お仕事”でしょ」と振り向く研究員の声、「使い捨てども、覚悟を決めろ」とマーシャルが圧をかける。一体何が起こっているのか、観る者を翻弄させる映像の連射に、「痛快で見事な、私たちが今観るべき映画」だと共感したのは、命をテーマにもう1人の自分との対峙を描いた『徒花-ADABANA-』(2024)の甲斐さやか(映画監督・脚本家)。続いて「ブラック企業に働きつつも愛らしく人間らしいミッキーに賞を送りたい!」というアニメーション監督、立川譲のコメントが紹介される。

「傑作。」「最高!」と星5つで激賞する海外レビューに、「イイぞもっとやれ!」と樋口真嗣(映画監督ほか)がポン・ジュノ監督に熱いエールを贈る。自分の得しか考えていないマーシャルがミッキーの頬に焼き印を入れて「私を満足させてみろ」と薄ら笑いすると、妻のイルファが時限装置のボタンを押す素振りで苛つかせる。映像は、反撃を開始したミッキーが握りこぶしで思いっきり殴りつけるシーンで結ばれる。

マイルドな17号と辛辣な18号、2人になったミッキーは権力者たちへの逆襲を開始する。ターゲットは自分の得しか考えていない強欲なボス、マーシャルと現場に“死にゲー”任務を強いる、イルファ(トニ・コレット)だ。使い捨てワーカーvs強欲なブラック企業のトップ、逆襲エンターテイメントが開幕。




映画『ミッキー17』最新予告 2025年3月28日(金)公開

ミッキ-
ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』3月28日(金)公開
タイトル:『ミッキー17』
監督・脚本:ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』
出演:ロバート・パティンソン『TENET テネット』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、ナオミ・アッキー『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』、スティーブン・ユアン『NOPE/ノープ』、トニ・コレット『ヘレディタリー/継承』(アカデミー賞Ⓡ助演女優賞ノミネート)、マーク・ラファロ『アベンジャーズ/エンドゲーム』
配給:ワーナー・ブラザース映画 オフィシャルサイト:mickey17.jp ハッシュタグ:#映画ミッキー17
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