日本の名作をチョン・ジソ&チャ・ハギョンで韓国映画にリメイク『タイヨウのウタ』5月世界最速公開

03月27日12時00分ドラマ

2006年にシンガーソングライターYUIと塚本高史が主演した映画『タイヨウのうた』は大ヒットし、世界各国でリメイクされてきた感動のラブストーリーが、韓国版『タイヨウのウタ』(配給:ライツキューブ)として、5月16日(金)より日本にて世界最速のワールドプレミア公開する事が決定した。



『タイヨウのウタ』は、1993年の香港映画『つきせぬ想い』を原案に、坂東賢治の脚本で制作されたオリジナルストーリー。色素性乾皮症(XP)を患い、夜しか活動できないミュージシャンの少女と、彼女に出会った少年の純愛を描いている。

2006年公開の映画版では、映画初出演のYUIが主演に抜擢された。YUIは、太陽の光を浴びることができないXP(色素性乾皮症)を抱える雨音薫を熱演し、第30回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。その後、本作は映画化だけでなく、沢尻エリカと山田孝之主演で同年にTVドラマ化された。さらに、2015年にはベトナムでベトナム語版ドラマ『Khúc hát mặt trời』が制作され、2018年にはハリウッドでリメイク映画『ミッドナイト・サン 〜タイヨウのうた〜』が公開。日本をはじめ、韓国でも舞台化されるなど、時代や国境を超えて愛され続ける王道のラブストーリーとなっている。

太陽のウタ
今回、韓国版リメイク映画『タイヨウのウタ』でヒロインを演じるのは、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)でダヘ役を演じ、注目を集めたチョン・ジソ。彼女が演じるミソルは、遺伝子異常が原因で紫外線を浴びると高確率で皮膚がんを発症する難病XPを抱えている。片想いの少年に勇気を出して接近し、彼との出会いによって生活が輝き始める。儚くも優しい光を放つヒロインを演じるチョン・ジソは、TVドラマ「カーテンコール:木は立って死ぬ」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」「怪しい彼女」などに出演し、女優として活躍。また、韓国の人気バラエティ番組『撮るなら何する?』で結成されたプロジェクトガールズグループWSG WANNABEのメンバーとしても活動し、本作でも美しい歌声を披露している。

ヒロインを支える少年役には、VIXXのメンバーでリーダーを務めるチャ・ハギョンが抜擢。2018年のドラマ「赤い月青い太陽」でMBC演技大賞の最優秀演技賞を受賞し、その後も「知ってるワイフ」「バッド・アンド・クレイジー」「Mine」「無人島のディーバ」などの話題作に出演。ミュージカルでも活躍し、演技派アイドル“元祖演技ドル”として知られる。日本語が堪能で、来日ファンミーティングも毎回大盛況となる人気俳優の一人。本作では、病気により大好きな歌を諦めていた少女を支える少年を熱演している。

チョン・ジソとチャ・ハギョンが新たに紡ぎ出す『タイヨウのウタ』の世界に期待が高まる。

■あらすじ
“XP(色素性乾皮症)”という遺伝子疾患を抱え、太陽の光を浴びることの出来ないミソルは、部屋の中から見えるキッチンカーでフルーツ売りをしている青年に恋心を抱いていた。
いつもは昼間の販売しか来ないはずのキッチンカーが夜間販売に来ているのを見つけ、思わず駆け出してしまうミソル。その日から、ミソルは常連となり彼に大接近。彼の名はキム・ミンジュン。好きなことをして生きていきたいと俳優になる夢を追いかけている青年だった。ミソルはミンジュンに歌を披露すると、ミンジュンから絶賛されて弾き語りの映像をSNSで配信するよう進められるが、歌ではなく病気にばかり注目が集まることを懸念し勇気が出ない…。そこで顔出しはせず、歌だけをアップすると見事に大バズリ!大好きな歌を多くの人に届けられる幸せを感じていたミソルだったが、SNS上で身元がバレてしまい、歌よりも病気への注目ばかりが増えてしまいSNSが怖くなる。自信を失ったミソルに、ミンジュンはもう一度歌を歌えるように影ながら応援する。だがそんな二人の前に、ミソルの病は立ちはだかるのだった。人生をあきらめていたミソルがミンジュンに出会い、短くも、輝く日々を謳歌する純度100%のラブストーリー。

【クレジット】
監督:チョ・ヨンジュン
出演:チョン・ジソ(「パラサイト 半地下の家族」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」)、チャ・ハギョン(「無人島のディーバ」)、チン・ギョン、チョン・ウンイン
配給:ライツキューブ

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