【最終回ネタバレ】「アンダーカバーハイスクール」ソ・ガンジュン&チン・ギジュ、悪に打ち勝ちハッピーエンド…視聴率5.8%で幕

03月30日07時28分ドラマ
画像:MBC「언더커버 하이스쿨」放送画面より

29日に放送されたMBCの金土ドラマ「アンダーカバーハイスクール」最終回(第12話)では、チョン・ヘソン(ソ・ガンジュン)とオ・スア(チン・ギジュ)はソ・ミョンジュ(キム・シンロク)に立ち向かい、勝利を収めてハッピーエンドを迎えた。

なお、この日の視聴率は、ニールセンコリアの調査によると、全国世帯基準、首都圏世帯基準ともに5.8%で、自己最高を記録することはできなかったが、悪に打ち勝ち、それぞれが前を向いて進む姿が描かれた熱いメッセージ性のある最終回だった。⇒【韓国TV視聴率TOP10】一覧



「アンダーカバーハイスクール(原題:언더커버 하이스쿨)」は、高宗皇帝の消えた金塊の行方を追うために、高校生に扮して潜入した国家情報院エージェント、チョン・ヘソン(ソ・ガンジュン)が繰り広げる、ハプニング満載の活躍を描いたコミック活劇だ。【「アンダーカバーハイスクール」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、韓国での評判や関連動画などまとめていく。

■キャスト【相関図・キャスト一覧】
チョン・ヘソン役:ソ・ガンジュン
オ・スア役:チン・ギジュ
ソ・ミョンジュ役:キム・シンロク
アン・ソクホ役:チョン・ベス
コ・ヨンフン役:チョ・ボクレ
パク・ミジョン役:ユン・ガイ
 ほか

■第12話あらすじ
ヘソンは車から脱出し、手錠を外すことに成功したが、スアへの電話で「助けてくれ」と頼んだ直後に意識を失った。スアは急いで駆けつけ、血を流すヘソンを介抱した。一方、アン・チーム長(チョン・ベス)はミョンジュが事件の黒幕であることを確信し、捜査を開始した。

スアは「あなたのお父さんと殺害された国家情報院の人も、すべてミョンジュの仕業なの?」と問い、ヘソンは「俺を陥れ、金塊を狙っている」と説明。「俺はミョンジュを捕まえに行く。危険だからお前は家にいろ」と忠告するが、スアは「生徒たちを守るため、学校へ行く」と決意を固めた。

一方、ミョンジュは財団から辞任を迫られるも、「教師と生徒の4分の3以上の同意が必要」と内規を盾に拒否。スアは学校に「抗議文」を貼り、生徒たちに真実を知らせようとするが、ミョンジュは剥がし、「こんなもので学校が変わるとでも?」と嘲笑。しかしスアは「世の中を変えるのは、力のない大多数の人々。私は生徒を守る」と宣言した。

ミョンジュは「学校を辞めろ」とスアに圧力をかけ、スアは「喜んで辞める。でも約束は必ず守って下さい」と応じた。その頃、ヘソンはコン・チーム長(イム・チョルヒョン)の協力を得て、ミョンジュの悪事を記録したUSBを活用。

ミョンジュが演説を始めると、アン・ユジョン(パク・セヒョン)が「スア先生を辞めさせたんですよね?」と暴露。すると生徒たちはミョンジュンに「辞めろ!」と声を上げて抗議した。ミョンジュは「うるさい! 虫の合唱か」と耳を塞ぎながら笑ったが、形勢は逆転しつつあった。

その後、理事長ミョンジュと校長パク・ジェムン(パク・ジヌ)に逮捕状が発布され、ヘソンらはビョンムン高校へ向かった。しかし、ミョンジュはスプリンクラーでガソリンを撒き、「皆平等に死のう」と脅迫。娘イェナ(キム・ミンジュ)が「やめて!」と叫ぶも、ミョンジュは自殺を図ろうとした。これを阻止しようとヘソンとスアが動き、ヘソンはスライディングで落ちたライターを拾い、全員を救った。

ミョンジュは裁判で無期懲役を言い渡され、イェナは自主退学を決意。「お母さんを愛してる。でも理解するには時間がかかる」と語った。



クラスメートからの愛あるお返し
事件解決後、ヘソンがクラスに最後の挨拶に出向くシーン。感動的なお別れになると多い木や、同級生たちは無視。気まずく教室を出たヘソンが校庭に出たとき、彼の足元に紙飛行機が舞い降りだ。そこには「ありがとう。僕と友だちになってくれて」とメッセージ。ドンミン(シン・ジュンハン)だ。教室を見上げたヘソンに次々と感謝の紙飛行機が舞い降りた。ヘソンに騙されたクラスメートからの愛あるお返しだった。

언더커버 하이스쿨画像:MBC「언더커버 하이스쿨」放送画面より
「金塊発見」の任務は失敗?
結局「金塊」はなかったのかと思われたが、スアの一言からヘソンは父の合図を理解した。金塊は生前の父が壁に貼ってくれた北斗七星の下、押し入れの床に貼った北極星の下に隠されていた。ヘソンはアン・チーム長に任務完了の電話をした。
スアがくれたヒントは『2003年ビョンムン高学生会』の表紙タイトルの『길쓸별(キルスルビョル)』。これは「길에서 쓸쓸하지만 별처럼 빛나는」の略語で、直訳すると 「道で寂しいけれど星のように輝く」 という意味。

韓国のネットスラングの一つで、孤独や寂しさを感じながらも、自分なりに輝こうとする姿 を表現する言葉。特に、夢を追いながら苦労している人や、逆境の中でも自分らしく生きようとする人に対して使われることが多い。

5年後…夢に向かって進む仲間
スアは念願の正規教師に合格、ヘソンの高校生親友ドンミはWEB小説家になって『アンダーカバーハイスクール』を執筆。ユジョンは国情院に面接を受け、イェナ(キム・ミンジュ)大好きな絵を描いている。そして父代わりのアン・チーム長は局長になってすっかり貫禄ができた。やっとヨンフンの魅力にミジョンが気づきベイビーが誕生する予定。

ヘソンが見つけた本当の宝物
ヘソンにとって宝物はともに過ごす仲間たちだと気づいたヘソン。最後に「共に生きる今、未来も輝く。君たちも自分の宝物を見つけてほしい」と語り、スアにプロポーズ。指輪をはめた後、二人はキスを交わした。そして、新しく担任として赴任したヘソンの姿を最後に、「アンダーカバーハイスクール」は幕を閉じた。

最終回は、スリル満点の対決と感動的な結末が描かれ、満足度の高いハッピーエンドとなった。チョン・ヘソンとオ・スアが協力して悪の根源であるソ・ミョンジュを追い詰め、最終的に彼女は裁判で無期懲役に。生徒たちも一致団結し、不正に立ち向かう姿が印象的だった。

アクション、サスペンス、学園ドラマの要素がバランスよく盛り込まれ、クライマックスの緊張感も十分。ラストはヘソンがスアにプロポーズし、新たに教師として赴任する姿で締めくくられ、続編を期待させる爽やかな余韻を残した。

YouTube|[언더커버 하이스쿨 12話선공개] (予告)
MBC「언더커버 하이스쿨」HP

kandoratop【作品詳細】【「アンダーカバーハイスクール」を2倍楽しむ】