18日、「鬼宮」キム・ジヨンとユク・ソンジェ、“正統派メロ”と“ラブコメ”2つのロマンスケミ、スタート

11時19分ドラマ
画像:SBS[귀궁(鬼宮)」

キム・ジヨンがSBS新金土ドラマ「鬼宮」で、ユク・ソンジェとの“完成形ケミ”を予告した。SBS Catchチャンネルで関連動画が多数公開中だ。

4月18日(金)21時50分から「埋もれた心(보물섬)」の後続として放送される「鬼宮(귀궁)」は、巫女の運命を拒むヒロイン・ヨリと、ヨリの初恋ユンガプの体に宿ったイムギ(龍に成り損ねた霊的存在)カンチョリが、王家に恨みを抱く“パルチョッキ”(八尺鬼)と向き合い、体と魂がねじれ合う“肉体争奪ファンタジー・ラブコメディ”。



「哲仁王后 俺がクイーン!?」「最高です!スンシンちゃん」「カクシタル」「大祚榮(テジョヨン)」などを手がけたユン・ソンシク監督と、「王の顔」「恋のスケッチ〜応答せよ1988〜」の脚本家ユン・スジョンがタッグを組み、ユク・ソンジェ(ユンガプ/カンチョリ役)、キム・ジヨン(ヨリ役)、キム・ジフン(イジョン役)らのフレッシュな演技派キャストが注目を集めている。

キム・ジヨンは、有名なマンシン(韓国の巫女)の唯一の孫娘でありながら、運命を拒み、メガネ職人として地道に生きるヨリを演じる。そんな彼女の前に、かつての初恋ユンガプの体に宿ったイムギ・カンチョリが現れ、肉体と魂が錯綜するこれまでにない“憑依ロマンス”が幕を開ける。

「朝鮮弁護士カン・ハンス 誓いの法典」で時代劇に出演経験のあるキム・ジヨン。出演のきっかけについて「台本がとても面白かった。『イムギと巫女』というテーマも新鮮だったし、韓国文化に根ざした“鬼”を扱っている点も魅力的だった。もともとファンタジーが好きなので、これが初のファンタジー作品になることに感謝している」と語った。

ヨリというキャラクターをリアルに演じるため、彼女は実際にムーダン(巫女)たちからのアドバイスを受け、儀式(グッ)を見学し、読経や巫女舞も体得したという。特に退魔シーンでは、経文を自然に唱えられるよう入念に練習を重ね、役作りに対する本気度をうかがわせた。

さらにキム・ジヨンは、「鬼宮」ならではの魅力にも言及。「他の退魔ものとは違い、よりファンタジー性が強い。グッのシーンでは韓国舞踊の要素を取り入れ、美的にも神秘的に描かれる予定」と語り、視覚的にも新しいK-ファンタジーの世界観を期待させる。

劇中では、ユク・ソンジェが演じるユンガプ(ヨリの初恋)と、イムギ・カンチョリ(ユンガプに憑依した存在)という、同じ顔を持ちながらも魂の異なる二人との“二重ロマンス”が描かれる。キム・ジヨンは「ソンジェとは昔からの友人なので撮影はとても楽だった。お互い積極的にアイデアを出し合い、いい雰囲気で進められた」と話す。

また、「ユンガプとヨリは正統派メロ、カンチョリとヨリはロマンチック・コメディとして演じ分けた。同じ顔でも違う魂、でも愛する人の姿と身体をしている…その切なさを込めた」と感情表現の工夫も明かした。特にカンチョリとの撮影時は「よりリラックスできて楽しかった」と振り返り、二人の“魂すれ違いケミ”に期待が高まる。

また、ヨリと共に退魔チームとして行動するイジョン役のキム・ジフンについても、「現場で頼りになる先輩だった。情熱的で、体を張った演技から多くを学び、助けてもらった」と語る。キャラクター同士の性格が異なる分、3人の掛け合いも非常にユニークで、見どころの一つだ。

最後にキム・ジヨンは「幽霊たちの悲しい過去、ユンガプ・ヨリ・カンチョリの三角関係、そして八尺鬼とのスリリングな対決を注目して見てほしい」と見どころを紹介し、「皆さんに楽しんでいただけるよう一生懸命作った『귀궁』をぜひ応援してください」と呼びかけた。

SBSが2025年に唯一手がけるファンタジー時代劇ロマンチック・コメディ「鬼宮」は、4月18日(金)21時50分よりスタートする。新感覚のK-ファンタジーの幕開けを、どうかお見逃しなく。本作はNetflixにて世界配信となっているが、日本での配信の発表はまだない。

YouTube|SBS Catch「귀궁」「鬼宮」関連動画一覧

SBS「귀궁」HP

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