キム・スヒョン主演作は公開延期も、ディズニー+がGDやナムグン・ミン、イ・ドンウクら新作ラッシュで巻き返し

04月10日09時59分ドラマ
画像:YouTube「2025 디즈니+ 취향저격 라인업 영상ㅣ디즈니+」より

10日、YouTubeにて「2025 ディズニー+ 趣向狙撃 ラインナップ映像」が公開された。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



俳優キム・スヒョンの私生活に関する騒動により、注目作だったディズニー+オリジナルシリーズ「ノックオフ」の公開が無期限延期となった。一時は韓国オリジナルラインナップの目玉とされていた同作だが、メインキャストであるキム・スヒョンのスキャンダルにより計画が大きく揺らいでいる。

それでもディズニー+は攻めの姿勢を崩さない。10日に発表された2025年・第2四半期の新作ラインナップには、韓国ドラマ・バラエティから世界的な人気を誇るIPの続編まで、ジャンルを超えた豪華タイトルがずらりと並んだ。

◆韓国発オリジナルが続々登場、GD×キム・テホPDのタッグも話題
ディズニー+韓国オリジナルの最新バラエティ「グッドデイ」は、G-DRAGONとキム・テホPDのタッグというだけで視聴者の関心を一気に集めている。さらに、パク・ヒョンシクとホ・ジュノら実力派俳優が集結した復讐劇「埋もれた心」も配信中で、熱演と緊迫感のある展開が毎週話題に。

今後はナムグン・ミン×チョン・ヨビンが共演するヒューマンドラマ「私たちの映画」が6月に公開予定。映画監督と余命宣告を受けた若者の心の交流を描く感動作だ。また、イ・ドンウクとイ・ソンギョンが出演する「優しい男」では、極道一家の跡取りが家族と愛を守るために奮闘する姿を描く、笑いと涙のハートフルストーリーが期待されている。

◆世界規模のラインナップも健在、『モアナ2』『アイアンハート』など注目作ずらり
韓国作品のみならず、ディズニーやピクサー、マーベル、スター・ウォーズといった世界的IPの続編やスピンオフも多数控えている。『モアナ2』や『ムファサ:ライオン・キング』といったファミリー向けアニメーションは、全年齢層の視聴者に安定した人気を見せており、ピクサーの新シリーズ『みんなのリーグ:勝っても負けても』も話題を呼びそうだ。

スリルとサスペンスを求める層には、『カーダシアン・ファミリー』シーズン6、『ガンニバル』シーズン2、そしてマーベル最新作『デアデビル:ボーン・アゲイン』など多彩な選択肢が揃っている。さらに、リドリー・スコットが手がけるSFホラー『エイリアン:アース』が、この夏、極限の恐怖を届ける。

◆新たなマーベル作品も始動、スパイダーマン初のアニメシリーズも登場
マーベル・ユニバースでは、『ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー』に登場した天才発明家リリ・ウィリアムズを主人公に据えた『アイアンハート』が初の単独シリーズとして登場。また、ピーター・パーカーの青春に焦点を当てた新感覚アニメ『あなたの親切な隣人スパイダーマン』も2025年にスタートする。

◆グローバル名作の続編も続々、『ドクター・フー』『アンドー』など
世界的に高評価を受けるシリーズも続編ラッシュを迎える。『ドクター・フー』は15代目ドクター役にシュティ・ガトワを迎え、4月12日にシーズン2がスタート。『スター・ウォーズ』のスピンオフ『アンドー』も4月23日に新シーズンが配信され、ディエゴ・ルナが再びカシアン・アンドーとして登場する。

加えて、『ザ・ベア』シーズン4、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シーズン2など、映画・ドラマファンの注目を集める名作シリーズが勢ぞろいする。

“ノックオフ”の公開延期という不測の事態に見舞われたものの、ディズニー+は韓国とグローバルの両輪で強力なコンテンツを次々と打ち出し、配信プラットフォームとしての存在感をさらに強めている。今後の国内オリジナル作品との相乗効果にも注目が集まる。



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