「あなたを奪ったその日から」北川景子の母性が事件を拡大させてしまう…【第2話ネタバレ・3話予告】

「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)、2025年4月28日第2話が放送された。娘の命を奪った惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)の娘の萌子を連れ出した紘海(北川景子)はもうそれを止めることが出来ない。5月5日に第3話が放送される。紘海が萌子をさらってから3年が過ぎた。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「あなたを奪ったその日から」とは
「あなたを奪ったその日から」は、10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう復讐劇なのだが、紘海に大きな誤算があり、どんどんと周囲を巻き込んでゆく。紘海の復讐がどういう結末を迎えるのかを描くサスペンスだ。その第2話が4月28日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
結城家では萌子の安否を心配する結城(大森南朋)が、いなくなったときの状況を刑事たちに説明していた。すると、梨々子(平祐奈)の家庭教師の玖村(阿部亮平)が、家の近くで不審な女を見たと証言する。望月(筒井道隆)の脳裏に、ある人物の顔が浮かぶ。萌子が生まれてすぐに別の男性との生活を選んだ木戸江身子(鶴田真由)に話を聞きに行くが、子どもを捨てた自分がそんなことをするはずもないとにべもない。
一方で、結城とギクシャクした関係にある長女の梨々子は、有力な情報が何一つなく疲労困憊の旭を前に、紘海の娘が亡くなった一年前の事故の話を持ち出し、「因果応報だ」と言い放つ。父親に相手にされない梨々子はこともあろうか、家庭教師の玖村を誘惑する。しかし、その手には乗らない玖村のことを「この人が襲った」と言い出す。結城は玖村に酷い言葉をかけると、玖村はもうこの家には来ないという。そして梨々子はそんな玖村のことをネットにさらそうとしてしまう。
紘海のことを自分の母親だと勘違いしている萌子の気持ちを利用し、紘海は「お母さん」と呼ばせることにした。隣の部屋に引っ越してきたガールズバーの店員・野口初芽(小川李奈)が挨拶にやって来て、萌子を見られてしまう。その場はやり過ごすものの不安になった紘海は、その夜、ひと気のない海に向かって車を走らせるが、萌子の純粋な心に触れると、酷いことができなくなってしまう。結局、萌子を家に住まわせる。靴や服を川に捨てたものの、「お母さん」と紘海を呼ぶ、萌子に対して愛情が芽生え始めてしまった。そして萌子に“中越美海”という新しい名前を与えた。
「お母さん」という言葉の破壊力
自分の娘の命を奪った惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)の娘の萌子をさらってきてしまった紘海(北川景子)は自分の罪には気がついていて、最初はなんとか萌子を帰そうとする。しかし、萌子が「お母さん」と呼ぶことで、理性では制御できない母性が勝ってしまい、自分の手元においてします。
あっという間に萌子が小学校に!
5月5日に放送される第3話では、紘海(北川景子)の元にきて、3年がたった萌子が小学校入学という“戸籍”が必要になる事態に見舞われる。紘海はどうやってその事態を乗り越えられるのか?そして、義理の父・木戸雅人(中原丈雄)の仕事を手伝う旭(大森南朋)や長女の梨々子(平祐奈)は3年の間にどのようは変化を見せているのか?
配信が好調なスタート
「あなたを奪ったその日から」の第1話が21日に放送され、Netflix 4/23のシリーズTOP10(日本)で1位を獲得した。また、TVerのお気に入り登録者数は初回の段階で50万人を突破し、カンテレドラマ史上最速を記録しているという。TVerの総合ランキングでも2位まで上昇するなど、好調なスタートを切っている。第2話以降にも期待がかかっている。
北川景子と大森南朋のコメント公開
復讐に身を投じた母・北川景子と娘を誘拐された父・大森南朋のコメントが番組公式サイトに掲載された。二人によると、台本は全て完成していて、俳優陣にも渡っているという。その点については二人とも「ありがたいことです」と話している。そしてドラマも魅力について大森は「人間の考えや想いは1つではなくて、多面的だっていう部分」だと話し、北川も同意し「一見明るく、楽しく過ごしているように見えている人も、その裏では、何か深くて重いものを抱えている。視聴者のみなさんもきっと同じだと思うんですが、誰しもが大なり小なり、何かを抱えながら生きている。そんな中でも、一生懸命頑張ったり、取り繕ったりしながら、社会が成り立っている。人間の危うかったり脆かったり…そういう部分もこのドラマはリアルに描いていると思います。たくさんの方に、共感してもらえるのではないかなと思います」と語っている。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。
■第3話あらすじ
萌子が“中越美海(前田花)”として紘海(北川景子)と暮らし始めて3年の月日が流れた。日中は仕事終わりの初芽(小川李奈)に子守りを頼んで、自分は以前と変わらず保育園で調理師として働いていた。6歳になった美海は、電車好きで明朗快活な女の子へと成長。不思議なことに、3歳までの出来事はまったく覚えていなかった。
旭(大森南朋)は、義理の父・木戸雅人(中原丈雄)が経営する大手スーパー『タイナス』に務め、新業態スーパー『スイッチバック』を立ち上げたことで、今や木戸の後継者と目されるほどの存在になっていた。さらにこの3年、萌子の事故死を決して受け入れようとはせず、今もどこかで生きているはずだと、懸賞金を出して萌子を探し続けていた。
そうとは知らない紘海は、美海の小学校進学を前に、ついに戸籍問題に直面する。いずれ、必ず必要になるときがくる――。困り果てた紘海は覚悟を決めて区役所を訪れ、さらに、ある人物に連絡をとり…。
カンテレ・フジテレビ 2025年4月21日スタート。毎週月曜日22時放送「あなたを奪ったその日から」。出演:北川景子、大森南朋、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平、水澤紳吾、小川李奈、一色香澄、原日出子、鶴田真由、中原丈雄、筒井道隆、倉田瑛茉、大浦龍宇一、田山由起、内藤秀一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@anauba_ktv」。
◇カンテレ・フジテレビ「あなたを奪ったその日から」番組公式サイト
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