NHK「アストリッドとラファエル5」第4話“エルドラド”古代アステカの黄金郷を発見するも…ネタバレと第5話予告

4月27日(日)に「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」(全8回)の第4話「エルドラド」が放送された。気になるみどころとネタバレあらすじを紹介。次回第5話「殉教者」は5月4日に放送される。シーズン1~4はNHKオンデマンドで配信、番組サイトで1分PR、予告動画などが公開されている。
「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発のミステリードラマ。⇒ドラマ詳細
■黄金郷“エルドラド”発見!
今回は、いけにえの儀式のような狂気事件に始まり、盗掘や麻薬カルテル、古代絵文字に“エルドラド”、さらには秘密結社の登場と、まるで冒険映画をみているようなドキドキの展開。アストリッドがアステカ族の絵文字の謎を解き、隠された“金鉱”の場所を特定したときは、ラファエル同様喜んだものの…結局、それが麻薬カルテルの手に渡ると大変なことになる…という現実的で冷静な判断により、秘密は秘密のままに。それにしても、「薔薇十字団」にもその存在を認められているアストリッドはさすが。
■ラファエルの母
十年ぶりの再会だというラファエルの母。お堅い父親とは違い、朝から“大麻”を吹かすなど、ずいぶんと奔放な人のよう。しばらくラファエルの自宅に滞在するようなので、一波乱ありそう。
■テツオとの結婚
テツオがフランスに戻ってくる方法の一つとして、ラファエルが言い出したのが「テツオとの結婚」だ。たしかに、愛し合っている2人がずっと一緒にいるためにはそれが一番。果たして、アストリッドはこの「結婚」をどう受け止めたのだろう?
【シーズン4 全話ネタバレあらすじ】
■第4回「エルドラド」ネタバレあらすじ
古代メキシコ専門の考古学者でトレジャーハンターとして美術品を収集していたデスモンが遺体で発見される。遺体はまるでアステカの儀式のように心臓が抜き取られていた。
2007年にデスモンがメキシコで養子にした息子・ネカリが容疑者として浮上する。ネカリはデズモンとは逆に、フランス国内でメキシコへの遺物返還を求める活動をし逮捕歴もあった。現在は森の中で一人暮らしをしているネカリは犯行を否認。父は伝説の黄金郷エルドラドの場所を発見し、それを秘密にしていたため殺されたという。
先コロンブス時代の美術品の密売と、メキシコの麻薬カルテルが事件に関わっているのではないかとにらむラファエル。デズモンの自宅にあった遠征日記の一冊が無くなっていることにきづくアストリッド。紛失していた遠征日記22巻はメキシコで発見されてすでに35000ユーロで落札されていた。
落札者のパルマを警察署に呼びだすが、遠征日記22巻は何者かに盗まれたという。パルマによると、メキシコのカルテルがからんでいたとしても、秘密を解く鍵となる「ボルボニクス絵文字」がフランスの図書館に保管されているため、簡単には手出しできないはずだという。
アストリッドとラファエルは図書館に所蔵されている「絵文字」の謎に挑むことに。ラファエルは元外交官のルクサン議員が一週間前に「絵文字」を閲覧していることを知り、デズモンと同時期にメキシコに駐在していた彼に注目する。
アストリッドは図書館司書が秘密結社・薔薇十字団の会員であることを見抜く。彼女はアストリッドに絵文字を読み解くヒントと、絵文字のコピーを受け取る。絵文字の中にエルドラドへの地図を見つけたアストリッドが再び図書館へ行くと、司書は「鍵をみつければ謎が解ける。その鍵はネカリ」だと教えてくれる。
一方、ラファエルはルクサン議員を聴取。議員はネカリに頼まれて「絵文字」を写真に撮るために図書館を訪れたと話す。
アストリッドはネカリの家へ。そこで絵文字の謎が解けたと告げると、ネカリは自分自身が“鍵”だと明かす。彼の背中には父から子へ代々受け継がれたタトゥーが…。デズモンが「エルドラド」の場所を誰にも明かさなかったのは、ネカリたちが住むジャングルを守るため、そしてネカリを守るために養子にしたのだった。
再びルクサン議員を調べると、彼の妻子が今もメキシコにいることが判明。ルクサン議員は麻薬カルテルから選挙資金を借りて議員になり、その取り立てが厳しくなり、金欲しさにデズモンが知っている「エルドラド」=「金鉱」の場所を吐かせるために拷問し殺害に至ったのだ。証拠は彼の時計の中に染みこんだデズモンの血液だった。
ネカリがアストリッドの家にやってくる。ネカリは薔薇十字団に守られており、アストリッドの住所も彼らに聞いたという。ネカリは遠征日記22巻をアストリッドに託す。「エルドラド」の正確な場所を突き止めたアストリッドとラファエルだったが、薔薇十字団との約束で公にはしないことにし、22巻はシュレッダーにかけられて廃棄された。
■第4回「殉教者」あらすじ
末日聖徒イエス・キリスト教会のコミュニティーにある神殿で、教会員が遺体で発見される。ラファエルとアストリッドたちは被害者が2発の銃弾を受けていたことを確認。それは殉職した教会の創始者と同じだった。排他的な教会員から有益な情報を得られないなか、被害者の娘がコミュニティーから抜けていたことがわかる。一方、発作を起こすようになっていたアストリッドは、その理由を求め10代のころの友人サミに会いに行く。
■キャスト
アストリッド・ニールセン(サラ・モーテンセン:貫地谷しほり)
ラファエル・コスト(ローラ・ドベール:林真里花)
二コラ・ペラン(ブノワ・ミシェル:川田紳司)
ノラ・モンスール(ソフィア・ヤムナ:種﨑敦美)
アンリ・フルニエ(ウスキ・キアル:佐々木睦)
カール・バシェール(ジャン・ルイ・ギャルソン:藤真秀)
テオ(ティミ・ジョイ・マルボ:宮瀬尚也)
ウィリアム・トマ(ジャン・ブノワ・スイル:粟野志門)
テツオ・タナカ(ケンゴ・サイトウ:中川慶一)
サミ・グルメ(ドミニク・エンゲルハート:佐川和正)
パトリシア(ジュリー・アーノルド:小宮和枝)
原題:Astrid et Raphaëlle
制作:2024年 フランス
© Patrick FOUQUE - FTV - JLA
【放送予定】NHK総合 2025年4月6日(日)23時より 全8話
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
(放送日時は変更になる場合があり)
NHK「アストリッドとラファエル5文書係の事件録」番組サイト
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