25年後期朝ドラ「ばけばけ」堤真一と板垣李光人、ヒロインを支える父子役で出演決定

12時02分ドラマ

女優の高石あかりが主演を務めるNHK連続テレビ小説ドラマ「ばけばけ」(2025年度後期放送)の出演者第二弾として、ヒロイン・髙石あかり演じる主人公・ 松野トキが松江で出会う人々を演じるキャストが発表された。



「ばけばけ」は113作目となる朝ドラで、松江の没落士族の娘、小泉セツをモデルにした物語。外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語だ。

今回はヒロイン・髙石あかり演じる主人公・松野トキとその家族を陰日向で支える雨清水傳に堤真一、その息子・三之丞は板垣李光人に決定した。

連続テレビ小説『マッサン』に出演した堤真一が演じるのは、松江藩に名をはせる上級武士で文武両道のエリート。親戚のトキを大変可愛がっており、幼い頃からなにかと気にかける。松江で知らない人はいないほどの人格者で、変わりゆく時代の中、トキをはじめ多くの没落士族に手を差し伸べようと尽力する。

(堤真一 コメント)
朝ドラ出演は『マッサン』以来、約10年ぶりです。『ばけばけ』で僕が演じる雨清水傳は、時代の流れの中で武士から商売に転じるのですが、生産性を追い求めるのではなく、働く人のことを大切にする、懐の大きな人物だと思います。ここでは、時代が移りゆく中で非常に苦しい生活を強いられる人たちが描かれていますが、貧しくても明るい家族の絆で結ばれた物語で、生きる活力があふれています。その雰囲気がそのまま撮影現場にも広がっていて、全体が明るく楽しく進んでいると感じています。読み物としても大変面白い脚本なので、これは絶対に良い作品になると思いますし、僕自身、とても期待しています!

一方、連続テレビ小説初出演となる板垣李光人は、雨清水家の三男でトキの2歳下の雨清水三之丞役。兄が家督を継ぐため自身は特に 目がない。 家の中に居場所がないため、トキたちの仕事場に入り浸っている。

(板垣李光人 コメント)
こうして『ばけばけ』という作品に参加させていただけること、そして初めて朝ドラに携わらせていただけること、大変光栄に思います。演じる雨清水三之丞という役は、はたから見れば世間知らずなお坊ちゃんかもしれませんが、彼が彼なりに抱える葛藤や苦悩、時代に翻弄されるさまを全て抱きしめて誠心誠意、少しのおかしみも持ちながら演じていきたいです。今からこの世界の中で半年間生きることができると思うと楽しみでなりません。わくわく、どきどきしながら、『ばけばけ』を皆さまもぜひお楽しみください!

2025年度後期(大阪制作) 第113作 連続テレビ小説 『ばけばけ』
【放送予定】 2025年秋~
【作】 ふじきみつ彦
【スタッフ】 制作統括 : 橋爪國臣
プロデューサー : 田島彰洋 鈴木航 田中陽児 川野秀昭
演出 : 村橋直樹 泉並敬眞 松岡一史

※実在の人物である小泉セ1(1868ー1932)をモデルとするが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描かれる。原作はない。

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