「PJ~航空救難団~」学生唯一の女性・石井杏奈は内野聖陽と神尾楓珠に救われた【第2話ネタバレ・3話予告】

「PJ~航空救難団~」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)の第2話が5月1日に放送され、PJを目指す唯一の女性ということで注目が集まりがちなさやか(石井杏奈)も、バディである沢井(神尾楓珠)らに助けられ、なんとか訓練を終えることができた。5月8日に第3話が放送される。学生の中でトップの成績をもつ白河智樹(前田拳太郎)に試練が訪れる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「PJ~航空救難団~」とは
「PJ~航空救難団~」航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)は選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う《人命救助最後の砦》、いわば“究極の救難部隊”だ。そこで起きる命がけの救助活動を壮大なスケールで描くレスキュードラマだ。その第2話が5月1日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
主任教官・宇佐美誠司(内野聖陽)のもと、学生たちの訓練は続き、ついにプールでの訓練がスタートする。しかし、過去に水泳で国体に出場した実力を持つ藤木さやか(石井杏奈)でさえも苦戦続きの状態だ。海上での過酷な救難現場を想定して行われる訓練で、極限まで追い込まれたさやかは、水への恐怖心に襲われる。立て直そうと必死にもがけばもがくほどさやかはパニック状態に陥った。
そんな中、学生たちはバディで水中での応急対処訓練に挑むことになり、沢井(神尾楓珠)とさやかがペアになった。「日頃から行動を共にし、呼吸を合わせておけ」という宇佐美の言葉どおり、歩み寄ろうとする沢井を横目に、さやかは頑なな態度を崩さない。航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)を目指す“女性”ということでなにかと注目されてきたが、平等に扱って欲しいという気持ちが強かった。優しい言葉をかけてくる沢井にも「上から目線で見るな」といいきる。
一方、訓練を見学しに来ていた宇佐美の娘・乃木勇菜(吉川愛)は、初めて見た父の厳しい顔や、自分の限界を突破しようと、感情むき出しで訓練に挑む学生たちの姿を目の当たりにして、驚いてしまう。最初は反発するものの、訓練に必死で臨む学生や父の姿をみて徐々に考えを変えてゆく。
プールで応急対処訓練が始まった。バディと二人で水中で助け合わないとできない訓練だ。教官がわざと邪魔をしてくるが、それに二人で対応する。他の組はちゃんとできたが、さやかは沢井の助けの手を借りなかったため激しいパニックを起こす。宇佐美が救助に入った。
教官の間ではさやかには無理ではという意見もでたが、宇佐美は誰よりもいい成績で試験をパスしたさやかを信じたいという。そして、さやかとキャッチボールをして、さやかに本音を吐き出させる。また、沢井も休日にさやかをゲームセンターに誘い出した。リラックスしたさやかは「男の子になりたかった」と子どもの頃の話をする。そして、自分が負けそうになったら見捨てて良いからと沢井に告げた。
翌日、水中での訓練に臨む。今度は助け合いながら訓練を終えることができた。そんな二人をみて、宇佐美は飛び込み台からプールに飛び込んだ。
厳しすぎる訓練に耐え抜く学生たち
第1話に続き、第2話も厳しい訓練のシーンが続いた。これまで通常の訓練をこなしてきた学生たちでも音を上げそうになるさらに一段上の訓練は、見ている視聴者も“大丈夫?”と心配になるシーンだ。自衛隊全面協力ということを考えれば、この訓練が“架空”のものではなく、常日頃、このような訓練を続けていることがわかる。
外野からの視線をもつ宇佐美(内野聖陽)の娘・勇菜(吉川愛)
普通の生活をしている人から見ると、理不尽極まりない訓練を目の当たりにして、勇菜は父(内野聖陽)にくってかかる。しかし、理不尽極まりない自然を相手にしなくてはいけない状況で人命を助けるためにやっていることだと理解し始める。
さやか役の石井杏奈に賞賛の声
このドラマは訓練生を描くドラマのため、女性であるさやかのメークも最低限に抑えている。さらに水の中でパニックに陥るシーンなど、表情は苦悶にゆがむ。そんな役を演じきっている元E-girlsの石井杏奈にネットでも賞賛の声があがっている。
8日放送の第3話では、救難ヘリコプター・UH-60J での訓練がスタート
プールでの訓練を終えた学生が挑むのは海の上空から海に降り、人命を救助する訓練だ。その訓練を前に、白河智樹(前田拳太郎)が精神をやられてゆく。これまで、他の学生がパニックを起こしたのをみて、恐怖を感じているのだ。そんな白河の変化を教官の宇佐美(内野聖陽)はどう対処するのか?
■第3話あらすじ
救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生たちは地獄の訓練に日々励む。ようやく仲間意識も芽生え始めた。
過酷な海上総合実習が迫る中、プールでの訓練で、息が苦しくなった長谷部達也(渡辺碧斗)が意識を失ってしまう。それを見ていた白河智樹(前田拳太郎)は、とてつもない恐怖心に襲われてしまった。
養護施設で育ち、施設の仲間たちのヒーローになりたいと救難員を目指した白河は、合格時の成績もトップで、他の訓練生にも頼られる存在だった。平静を装い、気丈に振る舞う白河だったが、以前の訓練の際、溺れた藤木さやか(石井杏奈)や長谷部の顔がフラッシュバックし、震えが止まらなくなる。周りの学生よりも早く白河の“心の弱さ”を見抜いていた教官・宇佐美誠司(内野聖陽)は…
仲間たちが白河を案ずる中、ついに救難ヘリコプター・UH-60Jに乗り込み、実際に海上で救難訓練を行う日がやってくる。ヘリの扉が開き、極度の緊張と恐怖を何とか押さえつけ、降下準備を始める学生たち。すると、白河に異変が起き、宇佐美はある決断を下す――。
一方、ある日突然、宇佐美の元妻・乃木真子(鈴木京香)が救難教育隊の教官室に現れた。
テレビ朝日 2025年4月24日スタート。毎週木曜日21時放送「PJ~航空救難団~」。出演:内野聖陽、神尾楓珠、石井杏奈、濱田岳、吉川愛、眞島秀和、長谷川朝晴、高岸宏行(ティモンディ)、野村麻純、宍戸開、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎、鈴木京香 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@PJ_rescue_EX」。
◇テレビ朝日「PJ~航空救難団~」番組公式サイト
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