「キャスター」報道に携わるのなら私生活よりも仕事?阿部寛と娘・堀越麗禾はどうしてこじれた?【第4話ネタバレ・5話予告】

05月04日23時21分ドラマ
©TBS

「キャスター」(毎週日曜、21時TBS)の第4話が5月4日に放送された。親と娘の関係に悩むのは進藤(阿部寛)とすみれ(堀越麗禾)だけではなく、報道局長・海馬(岡部たかし)や華(永野芽郁)も同じだった。第5話は5月11日に放送される。予告動画は番組公式サイトに掲載されている。



「キャスター」とは
「キャスター」生ぬるい報道体制を正すことが使命で、番組を正すためにやってきたと豪語する進藤(阿部寛)は、“真実を伝える”ためには手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行い既存のルールはおかまいなしだ。圧倒的な存在感で周囲を巻き込んでいく型破りで破天荒な男たちが描く社会派エンターテイメントドラマだ。その第4話が5月4日に放送された。

■第4話ネタバレあらすじ

報道局長・海馬(岡部たかし)の娘・灯里(竹下優名)が通う桐桜女子中学で盗撮騒動が発生する。生徒からの連絡をうけたバスケ部の芳賀(高橋務)が駆けつけるが、カメラもなく、被害報告もないため、学校としては警察に届けないことになった。

華(永野芽郁)と本橋(道枝駿佑)はその学校に行く。海馬が考えた別の取材だったが、盗撮について確認する。すると、生徒たちから話を聞くうちにバスケ部顧問の芳賀が盗撮に関わっているのではないかと疑い始める。芳賀は毎日のようにパチンコにいき、借金もかなりの額になっている。

一方、なぜか華たちの取材に同行していた進藤(阿部寛)。実はその中学には、娘のすみれ(堀越麗禾)も通っていることを知るが、すみれは進藤に「今更、保護者づらするな」と厳しい言葉を投げかけた。

進藤はすみれに頼んで、灯里に裏サイトが出回っていることを示唆させる。進藤はこの件がうまくいったら、学校にまでいかないとすみれに話していたのだ。母親を理不尽なことで亡くしたすみれは父・進藤を憎んでいて、進藤が目の前からいなくなればと思い、進藤のいうことに従う。

すみれから言われて、闇サイトに自分が関与していたことをしった灯里は取材にきた華に全てを話す。ただ、「誰にも言わないで」といっていたが、進藤は実は華のバックに盗聴機をしかけていた。

灯里はバスケをしているという人とSNSで知り合いになったこと、学業についての悩みを打ち明けたという。相手は、カンニングを示唆し、灯里がそれに従ったら、そのことをばらすと脅してきた。その脅しにのって、盗撮のカメラを置いたと打ち明けた。

華にだけ話していると思っていたが、進藤が華のバックにいれた盗聴機で全て、進藤や父親にばれていた。

灯里に、犯人から連絡がある。進藤たちは警察のように張り込んでいるが、相手の方が一枚上手だった。父・海馬が倒されてしまうが、進藤たちの行動を不審におもった市民が警察に連絡していたため、進藤たちは警官とともに犯人のもとへ向かう。犯人は警備員・小津(馬場徹)だった。

その後、灯里は自分のような被害者がでないようにと取材に応じ、進藤は小津が他に持っていたスマホを覚えていてそれを探し出すことに成功した。小津は殺人教唆で逮捕された。



進藤(阿部寛)の妻はなぜ殺された?

第4話では娘のすみれ(堀越麗禾)と進藤がうまくいっていないことが描かれた。そして、その最大の原因と思われるのが、進藤の妻、すみれの母親が“刺された”ことだ。それ以来、すみれは進藤に拒絶の姿勢をみせているが、この事件の背景は11日に放送される第5話以降で判明する。



華(永野芽郁)の過去が少しずつ明らかに

4日に放送された第4話は永野芽郁の出演時間は第3話と比べても明らかに増えている。第3話が本橋(道枝駿佑)中心で描かれていただけと判明した。そして、放送された第4話では、どうやら幼い頃の思い出にトラウマがあることがわかった。進藤(阿部寛)に対する態度から考えても、過去に二人はなんらかのつながりがあるのかと思われている。



11日放送の第5話からのレギュラー発表

11日放送の第5話は進藤たちが警察内で発生した暴行事件を皮切りに、内部告発や隠ぺいといった“警察組織の闇”に迫る。事件を内部告発しようとする赤坂南署の署長・竹野夕希子役に緒川たまき、竹野へ隠ぺいを指示したとされる警視総監候補の警視庁・参事官・村崎善延役に手塚とおる、JBNの社会部記者・恵梨香(菊池亜希子)の上司で、社会部部長・駒井徹史役に独特な存在感を放つ安井順平が登場する。さらに暴行事件の真相を知っているとされる警官・深川光恵役には前田亜季が出演する。



■第5話あらすじ

チーフディレクターの梶原(玉置玲央)が警察官による暴行事件のもみ消し情報を入手した。梶原と旧知の仲である赤坂南署の竹野署長(緒川たまき)が内部告発をしたいと申し出たのだ。しかし、竹野は暴行を否定する会見を開いた。

梶原は社会部の恵梨香(菊池亜希子)が警察上層部に情報をリークし、竹野に圧力をかけたのではないかと考える。そして独自に暴行事件の真相を調べ始めるが、警察とJBN全体を巻き込んだ大問題に発展してしまう。

そんな中、赤坂南署の一日署長を自ら申し出る進藤はなにか別の目的があった。



TBS 2025年4月13日スタート。毎週日曜日21時放送「キャスター」。出演:阿部寛、永野芽郁、道枝駿佑(なにわ男子)、月城かなと、木村達成、キム・ムジュン、佐々木舞香(=LOVE)、玉置玲央、菊池亜希子、宮澤エマ、岡部たかし、音尾琢真、高橋英樹、北大路欣也、加藤晴彦、堀越麗禾(市川ぼたん)、ヒコロヒー、加治将樹 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@caster_tbs」。

TBS「キャスター」番組公式サイト

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