「特捜9 final」田口浩正の二役が見事…次回は村瀬・津田寛治が登場【第5話ネタバレ・6話予告】

05月08日09時45分ドラマ
©テレビ朝日

2025年5月7日に「特捜9 final season」(毎週水曜、21時、テレビ朝日)第5話が放送された。温厚な矢沢(田口浩正)とそっくりな殺人犯の小澤(田口浩正/二役)に特捜班が翻弄された。5月14日に第6話が放送される。なんと村瀬(津田寛治)が登場するパラレルワールドが展開される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「特捜9」とは
「特捜9 final season」は井ノ原快彦演じる特捜班の班長・浅輪直樹を中心に、特捜班メンバーがそれぞれの方針で捜査をして真実に迫る。背後に潜むさまざまな人間ドラマとそれらに全力で向き合う刑事たちの姿を1話完結形式で描くドラマだ。その最終シーズンとなる「特捜9 final season」の第5話が5月7日に放送された。

■第5話ネタバレあらすじ

とあるアパートに空き巣に入っていた男・小澤晃一(田口浩正/二役)は、自宅に戻った際に犯行現場に手袋を忘れてきてしまったことに気付く。手袋を回収するべく、昨夜忍び込んだアパートに出向いたところ、たまたま青柳靖(吹越満)と遭遇する。

小澤が空き巣に入った日、矢沢は息子が高校生の彼女を妊娠させたことに心を砕いていて、つい、警察手帳を忘れてきてしまった。

青柳は、見かけた小澤の容姿が矢沢とソックリだったため、勘違いして忘れ物の矢沢の警察手帳をあろうことか小澤に渡してしまった。さらに、事件発生をきき、小澤を矢沢だと思って一緒に現場に向かってしまう。小澤もなにがなんだかわからないまま、自分の犯罪をかくすためにも矢沢になりきって現場に向かう。

事件現場で班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)、村瀬(小宮山)志保(羽田美智子)、高尾由真(深川麻衣)らと合流した青柳、そして落ち着かない小澤。被害者は服飾専門学校生の紙谷栞(内海誠子)で、財布の中の現金とスマホを盗まれていた。青柳と一緒に捜査にむかうも、小澤は途中で逃げ出してしまった。

やがて、事件後に聞き込みをしていた栞の同級生・熊谷文香(優希美青)から緊急のSOSをもらった直樹は、彼女のアパートに向かう。なんとそこは、昨夜、小澤が空き巣に入った部屋で、手袋を取りに戻った小澤もそこに居合わしてしまう。

一方、志保と由真は栞の元彼から事情を聞く。すると、元彼は栞からも金を盗んでいたこと、栞が多額の金を持っていたことがわかる。そして、栞はカフェでのバイトだけではなく、パパ活をしていたことがわかった。

青柳は小澤と矢沢が別人であることに気がつき、直樹に打ち明ける。直樹も慌てるが、青柳は自分が片をつけるという。そんな話をしているところに、空き巣の証拠の手袋を盗みにきた小澤に出くわした。青柳と直樹は、小澤に車を運転させ、被害者である栞に家に向かうように言った。そこは、小澤が空き巣に入った家だったが、実はその部屋は栞と文香がパパ活用に借りていた部屋だった。

栞を殺したのは小澤だった。パパ活で知り合い、脅迫されるままに多額の金を渡していたが、恐喝が酷くなり栞を殺し、証拠を盗みにきていたのだった。



田口浩正フューチャー回

個性豊かな特捜班の中でも最も個性てきな青柳靖(吹越満)とバディを組み、うまく折り合いつけながら仕事している矢沢役を演じている田口浩正。7日に放送された第5話では、なんと殺人犯・小澤の役も!パパ活をしていた女子学生から脅迫され、殺してしまい、自分が買い与えたものなどの証拠を奪いに空き巣に入るという役だった。あまりにもそっくりなために、特捜班の全員がだまされてしまうところも“くすっ”としてしまったが、いつも温厚な矢沢ではなく、小澤として激するシーンにも注目が集まった。



まさかのパラレルワールドな第6話

「特捜9」は「警視庁捜査一課9係」から続く20シーズン目を今シーズンで終える。ファイナルシーズンとなる「特捜9 final」では、レギュラー陣の一人一人にフォーカスを当ててゆく。そして、14日に放送される第6話では、現在は捜査支援分析センター副所長になっている村瀬(津田寛治)が登場する。捜査中の事故で歩くことが出来なくなっている村瀬が予告動画で“すくっと”立っている姿に視聴者は混乱したが、実は第6話は直樹(井ノ原快彦)が迷い込むパラレルワールドで話が展開する。刑事の村瀬がいるばかりではなく、ボクシングジム会長の青柳靖(吹越満)、タクシー運転手の矢沢英明(田口浩正)、看護師の小宮山志保(羽田美智子)、家事代行サービスの高尾由真(深川麻衣)らと遭遇する。挙句の果てには三ツ矢翔平(向井康二)は《サイバーセキュリティエンジニア》を名乗りチャラ男となり、監察医の早瀬川(原沙知絵)は刑事となり、妻の倫子(中越典子)は直樹のことなど知らないようだ。いったいどんな話が展開してゆくのか?



高尾由真役の深川麻衣インタビュー掲載

season5から参加している深川麻衣のインタビューが「キャストが語る!特捜9」に掲載された。最初はガチガチに緊張していたというが、最終話が近づくにつれて寂しさを感じていると話す。「同時にこのチームに参加させていただけたことがとってもありがたくて嬉しくて、1日1日かみしめている毎日です」と撮影に臨んでいる様子も語った。そして出演者についての様子もそれぞれに観察している。主演の井ノ原快彦のことと「無邪気でたまに小学生みたいなところがあります」と話したり、羽田美智子のことを“ゲラ”と笑い上戸なことなどを告げている。全文は番組公式サイトに掲載されている。



■第6話あらすじ

目出し帽を被った二人組がIT会社社長・茂木邦彦(小久保寿人)の家に押し入り、邦彦を撲殺、妻の涼子(森迫永依)の首を絞めて気絶させるという強盗殺人事件が発生する。傷害致死事件の前科がある夕川樹(福山翔大)が容疑者として浮上するが、涼子によると樹は生き別れた実兄だと言う。やがて、夕川は特捜班によって逮捕されるが、黙秘を貫き、真相はまだ藪の中だった。

一方、妻・倫子(中越典子)の独立にモヤモヤが募る班長の浅輪直樹(井ノ原快彦)は、彼女と言い争いに。謝ることもできずに気まずい雰囲気のままソファで眠るが、なんと目覚めるとそこには捜査支援分析センター副所長の村瀬健吾(津田寛治)の姿があった。足が不自由なはずの村瀬は自分の足で歩いていて昔のように直樹を連れ出す。

事態の把握が追いつかないまま彼に付いていくと、そこは昨日訪れた涼子の家だった。しかし被害者は邦彦ではなく涼子になっていた…。直樹は《パラレルワールド》に迷い込んでいたのだった。やがて、パラレルワールドでの特捜班メンバーたちの協力で、樹と涼子の複雑な兄妹関係の真相が明らかになっていくのだった。そして、直樹は無事に元の世界に戻ることができるのか――!?



テレビ朝日 2025年4月9日スタート。毎週水曜日21時放送「特捜9 final season」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、深川麻衣、向井康二(Snow Man)、中越典子、原沙知絵 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@5drama9tokusou」。

テレビ朝日「特捜9 final season」番組公式サイト

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