「Dr.アシュラ」荒川良々が松本若菜たち救急科の仲間に。そして佐野史郎、退場【第4話ネタバレ・5話予告】

2025年5月7日に「Dr.アシュラ」(毎週水曜、22時、フジテレビ)の第4話が放送された。新病院を設立し、母校へ教授として返り咲こうと画策する院長の不動勝治(佐野史郎)は朱羅(松本若菜)たちに命を救われたが、横領の罪で、理事長(片平なぎさ)に警察に突き出された。5月14日に第5話が放送となる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」は命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップでお届けする救命医療ドラマだ。その第4話が5月7日に放送された。
■第4話ネタバレあらすじ
「日本のゴッドハンド(梵天太郎/荒川良々)が世界の金融王(スティーブ・フィンク/厚切りジェイソン)の命を救った」という記事が世間には広まっていた。実際にはり救命医・杏野朱羅(松本若菜)が救ったのだが、どこにもそれは乗っていない。外科の医師たちは梵天の失態をネタにして陰口を叩いており、梵天は嘲笑の的になっていた。
理事長の阿含百合(片平なぎさ)は梵天を呼びつけ、フィンクの病室へと案内する。フィンクは梵天と対面するなり梵天にお礼を述べ、梵天はぎこちなく応対する。フィンクは寄付を申し出るが、懸念事項が一つあるという。それは帝釈総合病院の赤字の問題だった。院長の不動勝治(佐野史郎)は救急科に行き、重症患者を受けないように再三話をする。そこには朱羅はいなかった。
その頃、朱羅と研修医の薬師寺保(佐野晶哉)古びたラーメン店でラーメンを堪能する。その帰路、ラーメンのおいしさに感激しっぱなしの保だが、朱羅は「後味がいつもと違う」とつぶやき、店の方へと走り出していった。店主が倒れていた。店主は外科に入院歴があり、経過観察中だった。金剛(鈴木浩介)は外科の患者だからと自分たちが手術しようとするが、朱羅はカテーテルによる救命が可能と判断する。難しい技術だったが、店主は無事に助かり、数日で退院することができた。
そのころ、不動の元に古巣の大学から教授選があると連絡がはいる。梵天にも教授を紹介してもらい、金銭をばらまく。梵天はそんなことに加担していることが耐えられなかったが、自分の腕前ではゴッドハンドなどと名乗れないことを強く言われて従うしかなかった。
帰り道、不動をのせた車が事故にあう。帝釈に運ばれたが、多聞は「重症患者は断る」と言い出す。しかし、朱羅たちは振り切って、不動と運転手の対応にあたる。運転手の心臓の対応に手が回らなかった時、梵天が対応を買ってでた。そして、二人の救命に成功した。
不動が病院の金を横領していて、発覚した際も梵天に罪がかかるように画策していたことを知った理事長(片平なぎさ)は、命が助かって眠っている不動にむかって、警察につきだすといった。
不動(佐野史郎)は病院の金を横領していた
元の大学に戻りたい不動は教授選のために、病院の金に手をつけていた。不動が“汚い”やり口なのは、横領がばれても、それをやったのが梵天(荒川良々)の仕業にみせるように画策していたことだ。朱羅(松本若菜)に命を助けてもらったが、理事長(片平なぎさ)は不動を警察に突き出すことにした。
患者に対応する医者や看護師の苦悩
第5話では交通事故で腹に鉄パイプがささった不動が救急に運ばれる。怪我などによるショックであばれるのだが、研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は突き飛ばされてしまう。第1話で、最初に救急に研修に来たばかりのときも薬師寺は酔っ払いの患者に突き飛ばされるシーンがあったが、2021年12月に大阪のクリニックで、25人が犠牲となった放火殺人、2022年1月にも埼玉で医師が殺害される立てこもり事件などペイシェントハラスメントが大きな社会問題になっている。
梵天が救急の仲間入り
高い成功率を誇っていた心臓外科医の梵天だが、実は簡単な手術だけを担当していたことや難手術ではまったくなにもできないことがばれて、外科での居場所がなくなる。そんな梵天に優しい手を差し伸べたのは人手不足の救急科だった。朱羅、大黒、研修医の薬師寺という手薄なところに梵天が仲間入りした。
アメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)が朱羅の前に立ちはだかる
朱羅がどんなに多聞(渡部篤郎)や理事長(片平なぎさ)に訴えても、救急科をつぶすという判断は覆らない。朱羅はやりきれないのだが、そこになんと理事長がヘッドハンティングしてきた六道ナオミがやってくる。形成外科医なのだが、救急科の科長として赴任する。「アシュラの腕前を見てみたくない?」という理事長の言葉で引き受けたのだが、理事長の企みは何なのか?
■第5話あらすじ
帝釈総合病院・救急科は杏野朱羅(松本若菜)が学会で不在だった。看護師たちは朱羅がいない救急科を心配するが、大黒(田辺誠一)は梵天太郎(荒川良々)が仲間に加わったから大丈夫だと余裕の表情を見せる。
すると大黒のPHSに連絡が入る。患者は自転車で転倒し、耳は完全に取れてしまっている前で梵天が顔面蒼白で立っていた。再接着には形成外科医の力が必要だが、手が空かないという。そこへアメリカ帰りの形成外科医・六道ナオミ(小雪)が現れた。
フジテレビ 2025年4月16日スタート。毎週水曜日22時放送「Dr.アシュラ」。出演:松本若菜、佐野晶哉(Aぇ! Group)、渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dr_asura_drama」。
◇フジテレビ「Dr.アシュラ」番組公式サイト
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