「PJ~航空救難団~」内野聖陽は周りとの協力が大切なことを前田拳太郎に教えてくれた【第3話ネタバレ・4話予告】

「PJ~航空救難団~」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)の第3話が5月8日に放送され、宇佐美(内野聖陽)は独特の方法で、海上訓練でパニックに陥った白河(前田拳太郎)をピンチから救い出した。5月15日に第4話が放送される。海の次は山での訓練が始まる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「PJ~航空救難団~」とは
「PJ~航空救難団~」航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)は選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う《人命救助最後の砦》、いわば“究極の救難部隊”だ。そこで起きる命がけの救助活動を壮大なスケールで描くレスキュードラマだ。その第3話が5月8日に放送された。
■第3話ネタバレあらすじ
救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生たちは地獄の訓練に日々励む。様々な困難を乗り越えてゆくことで、ようやく仲間意識も芽生え始めた。
過酷な海上総合実習が迫る中、プールでの訓練で、息が苦しくなった長谷部達也(渡辺碧斗)が意識を失ってしまう。それを見ていた白河智樹(前田拳太郎)はとてつもない恐怖心に襲われてしまい、長谷部を助けることもできず、水中で呆然としてしまった。
養護施設で育ち、施設の仲間たちのヒーローになりたいと救難員を目指した白河は、合格時の成績もトップで、他の訓練生にも頼られる存在だった。平静を装い、気丈に振る舞う白河だったが、以前の訓練の際、溺れた藤木さやか(石井杏奈)や長谷部の顔がフラッシュバックし、震えが止まらなくなる。
周りの学生よりも早く白河の“心の弱さ”を見抜いていた教官・宇佐美誠司(内野聖陽)はさりげなく白河に話しかける。弱い心を見せたくない白河はなんでもないと本心を語らない。
ランディー(草間リチャード敬太)は以前、白河が吐露した言葉を気にしていたが、白河はそんな仲間の視線を遮るように一人になってしまう。
一方、ある日突然、宇佐美の元妻・乃木真子(鈴木京香)が救難教育隊の教官室に現れた。娘や元夫が世話になっていることのお礼をいうと、仕事をしている宇佐美をみて、家族以上に学生たちに接していることを見守っていた。娘の勇菜(吉川愛)も宇佐美の仕事をみて、少しずつ理解し始めている。
仲間たちが白河を案ずる中、ついに救難ヘリコプター・UH-60Jに乗り込み、実際に海上で救難訓練を行う日がやってくる。ヘリの扉が開き、極度の緊張と恐怖を何とか押さえつけ、降下準備を始める学生たち。すると、白河に異変が起きパニックに陥る。降下準備を始めることすらできないため、宇佐美は訓練を中止した。大山(眞島秀和)ら、他の教官達は白河が訓練を続けることが難しいという中、宇佐美は隊長(宍戸開)に猶予の時間をもらう。
宇佐美は白河たち学生に相撲の相手をさせる。白河は宇佐美に投げ飛ばされてしまい、宇佐美は「ヒーロー気取りが」と酷い言葉を投げる。ただ、宇佐美は白河に回りの人に助けてもらえというと、白河は年下の仲間たちにみっともない姿をみせつつ、本音を語る。白河は立ち直った。
再び、海上での避難訓練が行われ、白河達は無事に訓練を終えることができた。
そこに真子から連絡が入った。12年前に、宇佐美が雪山で救助したのが救難員を目指して訓練に励んでいる沢井仁(神尾楓珠)だと教えられた。宇佐美は、仁を救うことはできたが、父親を救うことはできなかったことを思い出していた。
海の次は、山!
8日に放送された第3話までは海上での救難訓練だった。プールの中で少ない酸素との戦いを強いられてきた学生たちだが、15日に放送される第4話は山での訓練となる。今度は険しい山道、少ない水、食料が全く無い中での訓練となる。山岳部だった近藤守(前田旺志郎)をリーダーとして学生たちは訓練に向かうが、東海林勇気(犬飼貴丈)は脱落寸前になってしまう。全員で山岳訓練を乗り越えられるのか?
家族再生は叶うか?
自衛隊に入隊し、仕事一筋に生きてきた宇佐美誠司(内野聖陽)。妻とは離婚し、娘からも冷たい視線を投げられていた。しかし、訓練の様子を卒論に書くために勇菜(吉川愛)は見学をし始めると、父親に対する気持ちが変わってゆく。そして、第3話では元妻の真子(鈴木京香)も施設にやってくる。離婚したとはいえ、宇佐美と真子の関係はそれほど悪くないように見える。家族3人が一同に揃うことになるが、15日に放送される第4話以降で、家族が再生してゆくのか?

時代を逆行するような熱血教官(内野聖陽)に好意的な視線
コンプラに厳しい令和の時代に、“ありえないような”訓練を行う航空救難団。しかし、自然を相手にしなくてはいけない救難団にとってはそんな“しごき”にも見られる訓練が必要だ。そして、この訓練を指揮する熱い、熱い教官を演じているのが内野聖陽だ。若者にまじり、自らが率先してその訓練の模範をみせ、鍛え上げた身体も見せる。そんな“中年の星”の内野聖陽に好意的な視線が集まっている。
■第4話あらすじ
沢井仁(神尾楓珠)を12年前に救ったことがあることを知った宇佐美は、航空救難団の取材に来ている娘・勇菜(吉川愛)には黙っていてくれと、真子(鈴木京香)に頼む。勇菜は学生たちの山岳総合実習にも同行すると大張り切りだ。その訓練は、2日間で口にできるのは2リットルの水だけという過酷な状況下で、30キロの荷物を背負って山を捜索し、要救助者をヘリコプターに収容するというまさに命がけの訓練だ。
宇佐美は、大学時代に山岳部だった近藤守(前田旺志郎)をリーダーに任命する。最初は余裕を見せていた学生たちだが、次第に東海林勇気(犬飼貴丈)が遅れを取り始め、ついに膝を落としてしまう。
さらに、全員一緒に最後までやり遂げる、そして全員一緒に卒業する――そう誓った7人だったが、心身ともに極限状態に追い込まれる中、ついに脱落者が出ることに…!?
テレビ朝日 2025年4月24日スタート。毎週木曜日21時放送「PJ~航空救難団~」。出演:内野聖陽、神尾楓珠、石井杏奈、濱田岳、吉川愛、眞島秀和、長谷川朝晴、高岸宏行(ティモンディ)、野村麻純、宍戸開、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎、鈴木京香 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@PJ_rescue_EX」。
◇テレビ朝日「PJ~航空救難団~」番組公式サイト
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