カン・ハヌル主演『野党』、『ミッキー17』超え!R指定ながら歴代記録を次々更新

10時58分映画
映画『野党(原題:야당)』

韓国で公開中の映画『野党(原題:야당)』が、観客動員数で『ミッキー17』を抜き、2025年公開作の中で最高の興行成績を記録した。予告動画はYouTubeでも視聴できる。

『野党』は、韓国の麻薬取引を裏で操るブローカー「野党」と、より高みを目指す検事、麻薬犯罪撲滅にすべてを賭ける刑事が、それぞれ異なる目的で絡み合う犯罪アクション映画だ。監督はファン・ビョングク、主演はカン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンス、チェ・ウォンビンらが務めた。



昨日(12日)新ドラマ「隠し味にはロマンス(原題:당신의 맛)」がスタートしたカン・ハヌルにとって、『野党』は韓国で3月21日公開した映画『ストリーミング』に続く今年2本目の主演映画。

映画館入場券統合電算網によると、『野党』は5月13日午前0時時点で累計観客数301万5,384人を記録し、公開28日目で『ミッキー 17』(301万3,391人)を上回り、今年公開作品の中で興行1位となった。

公開から14日連続でボックスオフィス1位を獲得し、3週目には『デッドプールとウルヴァリン』の記録を抜いて、2020年のコロナ禍以降に公開された青少年観覧不可(R指定)映画として最高の興行記録を更新した。さらに4週目には『ヒットマン2』を抜き、今年公開された韓国映画の中で興行ランキング1位となった。

また、公開日から12日までにボックスオフィス1位を合計25日間獲得し、『ミッキ 17』(24日)を上回り、今年公開作の中で最多1位記録も達成した。これは青少年観覧不可という制限を超えた快挙であり、今春の劇場界で圧倒的な興行パワーを見せつけていりる。

この大記録を受け、監督とキャスト陣は観客への直筆感謝メッセージを発表した。カン・ハヌルは「すべて観客一人ひとりのおかげだ。映画を選んでくれて皆が笑顔になれた」と感謝を伝え、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンス、チェ・ウォンビンらも「最高の興行作にしてくれてありがとう」「健康で幸せに」とそれぞれの思いを綴った。

公開直後から観客満足度を示す指標(CGVゴールデンエッグ指数)も96%から97%へと上昇し、熱い支持を得ている。俳優陣の強烈な演技やリアルなキャラクター描写、社会性と現実性を反映したストーリーが高く評価されている。スリリングな展開やテーマへの共感も多くの観客から称賛されており、「何度観ても興奮と興味が尽きない」といった口コミも広がっている。

『野党』は、今後もこの勢いで興行を続けていく見通しだ。2025年公開作の中で最高のヒット作となった本作は、4月16日に韓国で公開開始した。

YouTube [야당] 공식 2차 예고편 최초 공개2次ティーザー

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