Netflix「呑金/タングム」オム・ジウォンの悪妻演技が炸裂…謎めいたイ・ジェウクの正体と謎の女性登場で新展開【第3ー4話あらすじ】

5月16日(金)に独占配信されたイ・ジェウク×チョ・ボア主演のNetflixシリーズ「呑金/タングム(탄금)」。
失踪した義弟ホンラン(イ・ジェウク)が姿を現したことで幕を開けたミステリアスな展開から、第3話と第4話では「雪鬼」「絵描き」という謎めいた存在の正体を追いながらも、ミン商団の中で巻き起こる熾烈な権力争いがメインに描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレあり)
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「呑金/タングム」は、12年間行方不明だった朝鮮最大の商団の息子ホンランが突然戻ってくるところから物語が始まる。彼は記憶を失っており、唯一その正体に疑念を抱く義妹ジェイとの間に、説明のつかない感情が芽生えていく。【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】では制作発表会のまとめや、「鬼宮」との比較、キャストの徹底紹介などをしている。また配信にあわせて全話あらすじと見どころ、韓国での評判などまとめていく。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ホンラン役:イ・ジェウク
シム・ジェイ役:チョ・ボア
ムジン役:チョン・ガラム
ミン・ヨニ役:オム・ジウォン
シム・ヨルグク役:パク・ビョンウン
ハンピョン大君役:キム・ジェウク
ほか
■第3話「限りなく本物に近い偽物」あらすじ
襲ってきたバンスク(チョ・ジェユン)を闇に葬ったホンラン(イ・ジェウク)。素直に感謝できないジェイ(チョ・ボア)だが、ホンランへの気持ちに変化が芽生える。ホンランに抱えられて下山したジェイを見て、ムジン(チョン・ガラム)は不安を強めた。
バンスクが使用人を殺害したことで、「雪鬼」や「絵描き」の捜索が振り出しに戻ったものの、ホンランは「絵描き」がミン商団の近くに潜んでいると睨んで捜索を続ける。へホンラン捜索に大きく尽力したハンピョン大君(キム・ジェウク)と会う機会に恵まれたホンランは、彼が「絵描き」ではないかと疑うが、彼ではないと確信する。
一方、ハンピョン大君は街で聞いたドゥリョン(キム・バダ)という怪しげな絵描きの話を始める。ヨルグク(パク・ビョンウン)によれば、彼の絵には死者を蘇らせる力すらあるというのだ。
ホンランの仕草に幼い頃の面影を感じ始めたジェイだが、ムジンはその正体を疑い続け、ホンランの誕生日の宴で本物かどうかを一発で見抜く作戦を提案する。
こうして迎えた誕生日の祝宴で、ホンランはザクロ酒を口にするが、ムジンらの予想に反して彼は幼い頃と同じようにザクロにアレルギー反応を起こし始める。ホンランを危険にさらしたことに怒り心頭のヨニ(オム・ジウォン)はジェイらを罵り倒し、ムジンをかばったジェイは部屋に幽閉されてしまう。
訪れたホンランは壁越しにこれまでの孤独な暮らしを語り、ジェイもまたホンランが本物か偽物かよりも、彼に心を開き始めていた。しかし、そんな矢先、祝宴での一件がある副団主の口添えによるホンランの自作自演だったことが明らかになる…。

■第4話「よく似た傷」あらすじ
副団主から計画遂行に邪魔なジェイを消すよう言われたホンランは動揺するが、彼女が部屋で倒れているのを見て、無心に医者へと走る。
その頃ヨニは隠れて有力者たちを集めると、商団の取引先に賄賂を送り、ミン商談を牛耳ろうと画策するが、贈った絵画が贋作だと判明し事態は大事になり、信頼を寄せる巫女(パク・ジア)に助けを求め、絵描きを買収したばかりか、書庫に火をつけヨルグクを再び窮地に陥れようとする。
ヨルグクの命令でホンランと共に大伯父のもとへ挨拶に同行することになったジェイ。ムジンはジェイを守るために護衛をつけていた。
道中でジェイを殺すように命じられていたホンランだが、彼女の優しさに触れるうちにタイミングを逃していた。そんな矢先に何者かからの襲撃を受け、たった一人で交戦。賊はムジンが護衛のために用意した一団だが、直後に他の人物からホンランの殺害を命じられていた。
ヨニの権力が大きくなっていく中、ヨルグクはかつて恋仲になり、ヨニによって拷問された女性の兄ギュハ(ソン・ジェヒ)と遭遇し、動揺する。都に戻ったホンランは、ジェイを信じ込ませて生かしておくと報告。そこに現れた団主を名乗る女性。ホンランは彼女を母親と呼んでいた…。

■見どころ
ミステリーや、家族関係のドロドロ、妖怪や超常現象といったSF要素など、本作で描かれる要素を目まぐるしく紹介したこれまでのエピソードから引き続き、第3話では「雪鬼」「絵描き」の正体が何者なのかという部分に焦点を当てて物語が展開した。
そして第4話では一転して、ミン商団の内部での血縁関係や権利を巡ったドロドロとした要素を軸に描かれ、オム・ジウォン演じるミン・ヨニの狂気に満ちた悪妻ぶりが炸裂した。
両話を通して、ジェイがホンランが本物であると信じて心を開いていく様子が描かれ、冷静なホンランが虫を怖がるシーンも微笑ましいが、第3話ラストでホンランが偽物であることが示唆され、第4話ではある真実にたどり着くためにホンランを偽装してミン商団に忍び込んだことや、「母」と呼ぶ女性の登場で、物語は再び謎に包まれていく。
●「呑金/タングム」“ホンラン”の幼年期を演じたのは、“キム・テヒ”の娘役を演じて驚かせたソ・ウジン
●「還魂」の因縁ふたたび? チョ・ジェユン、「呑金/タングム」でも悪役で登場
●「呑金/タングム」キム・ミンギ、イ・ジェウクの弟分役で無言の名演技で魅せる繊細な存在感
正体不明の男と彼を見つめる義妹の間に交錯する謎と感情が、見る者をミステリーとロマンスの深淵へと誘っていく「呑金/タングム」は、Netflixで全11話独占配信中だ。
◇YouTube|『呑金/タングム』予告編 - Netflix
