Netflix「呑金/タングム」チョ・ボアの婚姻を防いだイ・ジェウクのキスで関係に大激震【第5-6話あらすじ】

5月16日（金）に独占配信されたイ・ジェウク×チョ・ボア主演のNetflixシリーズ「呑金/タングム（탄금）」。失踪した義弟ホンラン（イ・ジェウク）が姿を現したことで幕を開けたミステリアスな展開から、第5話と第6話ではジェイ（チョ・ボア）が遂にホンランを本物と認め関係が近づいた矢先にヨニ（オム・ジウォン）の策略で婚礼をさせられる危機に。商団内の権力争いが熾烈化する中でジェイとホンランの関係が義兄妹以上に発展していく。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。（ネタバレあり）

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「呑金/タングム」は、12年間行方不明だった朝鮮最大の商団の息子ホンランが突然戻ってくるところから物語が始まる。彼は記憶を失っており、唯一その正体に疑念を抱く義妹ジェイとの間に、説明のつかない感情が芽生えていく。【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】では制作発表会のまとめや、「鬼宮」との比較、キャストの徹底紹介などをしている。また配信にあわせて全話あらすじと見どころ、韓国での評判などまとめている。

■キャスト【キャラクター（俳優・登場人物徹底紹介】
ホンラン役：イ・ジェウク
シム・ジェイ役：チョ・ボア
ムジン役：チョン・ガラム
ミン・ヨニ役：オム・ジウォン
シム・ヨルグク役：パク・ビョンウン
ハンピョン大君役：キム・ジェウク
　ほか

■第5話「隠そうとすればするほど気持ちは鮮明になる」あらすじ

ホンラン（イ・ジェウク）が「母」と呼ぶ団主の正体はかつてヨルグク（パク・ビョンウン）との子どもを身ごもり、ヨニ（オム・ジウォン）の命令で殺されたと思われていたコンニム（イ・ガリョン）だった。ホンランは計画の裏にいる大きな存在の正体を知ることができずにいた。

ホンランに対して心を開き始めていることをムジン（チョン・ガラム）に告げたジェイ（チョ・ボアは独自にホンランの過去を探り始め、捕らえられてしまうが、犯人は崖から転落して死んだと思われていたバンスク（チョ・ジェユン）だった。彼は遠く離れた燕京の地で本物のホンランを見つけたと言って、偽物のホンランを引き渡すように取引を持ちかける。

ホンランはジェイを信じ込ませるため、幼いホンランが持っていたという香袋を探し出す。

ジェイに呼び出されて薬で眠らされたホンランは意識を失うが、バンスクの情報は全て嘘だった。ピンチに陥ったジェイを再び救ったホンラン。しかし毒矢を受けてしまう。助太刀に入った一派は顔を見たジェイを殺そうとするが、ホンランは彼女を守るために仲間に刀を向け、ジェイに信じてほしいといって香袋を見せ、ジェイは遂に彼が本物のホンランだと信じた。

ジェイを信じ込ませることに成功したが本来の任務を忘れて彼女に惹かれていくホンラン。そしてジェイもホンランに惹かれ始める。森の中で関係が急接近する二人だが、ヨニの策略でジェイに縁談が舞い込む。

猛反対のムジンとホンランはそれぞれ婿候補の素性を調べるが、男は何度も結婚しては妻が不審な死や失踪を遂げていた。男の猟奇的な本性を知るも打つ手立てもないまま、ジェイの婚姻の儀式が始まってしまう…。

Netflixシリーズ「呑金/タングム」独占配信中

■第6話「尽きて無くなる - 兄ムジン」あらすじ

殺人鬼の家に嫁に行くことを拒むジェイは、密かに家を捨て密航船で清に向かおうとするが、ヨニの手下に仲間を人質に取られ、屋敷に連れ戻されてしまう。

婚姻を防ぐ方法を思いついたムジンにそのまま婚礼の儀式を進めろと言われたジェイ。こうして迎えた儀式の夜、男の罪を証言するはずだった証人が現れず、ジェイは相手の屋敷に運ばれていってしまう。ヨニがジェイを殺すつもりだと知ったムジンは、仲間と結託してジェイの奪還作戦を決行する。

一足先にジェイを救出していたホンランは、薬で朦朧としているジェイに口づけし、コンニムにもジェイへの気持ちを打ち明けた上で彼女に手出ししないよう牽制する。

一方、ジェイがいなくなったことでムジンは面前で新郎を問い詰め、騒ぎを起こしてしまうが、現れたヨルグクが新郎の本性を暴いたことで、婚姻は阻止された。


ヨルグクのもとにはかつての恋人コンニムの兄ギュハ（ソン・ジェヒ）が訪れ、警戒するが、彼が持ちかけたのはコンニムを陥れた張本人への報復のために手を組もうという意外な提案だった。ヨルグクはムジンに準備しておいた偽商団へ財産を移す計画を任せた。

ヨルグクとギュハが結託したと知ったヨニは、財産を隠してあった洞窟を爆破すると、ムジンを捕らえ、ヨルグクとの権力争いは更に加熱していく…。

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■見どころ

第5話では、ホンランになりすまし、屋敷に入り込んだ狙いが少しずつ明らかになってくる一方で、依然として黒幕の正体は明かされず、ジェイを消そうとする組織と、彼女を守りたいホンランの葛藤が描かれたが、終盤では遂にジェイがホンランを本物と認め、物語の大きな転機を迎えた。

そんな中、ミン商団内部のヨルグクと妻ヨニの権力争いは熾烈化し、ヨニの策略でジェイが婚姻を結び殺されそうになるのをホンランが救ったことで二人の関係は義兄妹を超えて愛情に。ホンランのキスで、互いに意識してしまい再び気まずい雰囲気になっていく。

第6話では、かつて愛したコンニムが生きていて、ホンランら組織を動かしていると知らないヨルグクは、ヨニの暴走に立ち向かうため策をめぐらし、ムジンや商談を守ろうとするが、終盤ではその計画もヨニに感づかれて、ムジンが捕まるという絶体絶命の大ピンチに。

「雪鬼」「絵描き」や本物のホンランの行方については触れられず、現在進んでいる商談内の権力争いの物語にどのように再接続するのかがきになるところだ。

●「呑金／タングム」“ホンラン”の幼年期を演じたのは、“キム・テヒ”の娘役を演じて驚かせたソ・ウジン
●「還魂」の因縁ふたたび？ チョ・ジェユン、「呑金/タングム」でも悪役で登場
●「呑金/タングム」キム・ミンギ、イ・ジェウクの弟分役で無言の名演技で魅せる繊細な存在感

正体不明の男と彼を見つめる義妹の間に交錯する謎と感情が、見る者をミステリーとロマンスの深淵へと誘っていく「呑金/タングム」は、Netflixで全11話独占配信中だ。

◇YouTube｜『呑金/タングム』予告編 - Netflix