【最終回直前】「アストリッドとラファエル5」第7話“名馬の最期”アストリッドの消えた記憶が蘇り …ネタバレと第8話予告

5月18日（日）に「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」（全8回）の第7話「名馬の最期」が放送された。気になるみどころとネタバレあらすじを紹介。最終回直前の第7話「完全犯罪の台本」は5月25日に放送される。シーズン1～4はNHKオンデマンドで配信、番組サイトで1分PR、予告動画などが公開されている。



「アストリッドとラファエル5 文書係の事件録」は、犯罪資料局の文書係として働く頭脳派のアストリッドと、猪突猛進型の警視ラファエルの女性コンビが難事件の解決に挑むフランス発のミステリードラマ。⇒ドラマ詳細

■アストリッドのシロムキュ（白無垢）
アストリッドとテツオが結婚することに心弾ませるラファエル。アストリッドから頼まれた結婚保証人を快諾し、素敵な“シロムキュ(白無垢)”を見つけて見せると興奮するラファエルがなんともカワイかった。白無垢姿のアストリッドは見てみたいが、ドレスはおろかベールも被らないつもりのようだから…実現は難しそうだ。

■ニコラVSラファエルのママ
数話前から同居していた自由気ままな母・パトリシアに翻弄されるラファエルとニコラ。ラファエルは仮病で呼びだされたり、ニコラとのラブラブ時間を邪魔されたりでイライラ。ニコラはラファエルへのプレゼントを捨てられてしまったり、お気に入りのセーターを子供用サイズにされてしまったり、大事な本を台代わりに使われたりとムカムカ。ついに切れてしまい「絶対に出ていかない」、「ラファエルに自分は必要」、「彼女を愛している」と爆弾宣言。ニコラの本音を聞き出せたパトリシアはニコラにちょっとだけ嫌味を言ってパタゴニアに帰ることに…。あと一カ月くらい一緒にいたら、案外仲良くなれそうな2人に見えたのにちょっと残念。

■アストリッドの消えた記憶
今話は競走馬の牧場で起きた事件。この事件をきっかけに、今回は馬にまつわる記憶がいくつも蘇ってきた。白馬をブラッシングする幼いアストリッドに暴力をふるう“サメの歯のペンダント”をしている男・ドゥ二・シャルトルー。ドラマ最後で、この男がずいぶん前から行方不明になっていることが判明。いったい彼はどんな事件にまきこまれてしまったのか？アストリッドは彼の失踪と関係があるのか？次回最終回ですべての謎が解き明かされる！

【シーズン4　全話ネタバレあらすじ】

■第7回「名馬の最期」ネタバレあらすじ
ラファエルとアストリッドは事件現場である競走馬のド・テルシ牧場へ。殺されていたのは人間ではなく馬のフィボナッチ2世。翌日開催の有名なレース、パリ大障害の本命馬だった。

凶器はヤタガンというトルコの刀剣で、それに見覚えがあったアストリッドはすぐに資料を確認しにいく。アストリッドは13年前に自殺した収集家のイスマエル・イルマズの持ち物だった。イスマイルは馬主で馬に興奮剤を与えて騎手を死なせたことで告発され、否認したものの反論できずに競馬界から追放されていた。

テルシ牧場のオーナーの娘・エルサは、以前イスマイルの牧場で働いていたと明かし、彼の息子アドリアン・イルマズを昨年雇った話す。ところが、フィボナッチ2世殺害事件のあとアドリアンは行方不明となり、銀行からは現金が全て引き落とされていた。

そんな中、今度は騎乗予定だった騎手・ファニー・サンタンドレが殺される。 ファニーが馬上から撃たれたとアストリッドは推測、さらに現場に残されていた足跡から犯人は白馬ラカムに乗っていたとみられた。アストリッドは白馬ラカムが殺人の目撃者だという。

一方、アストリッドは馬と触れ合ううちに、失っていた10代のころの乗馬センターでの記憶を少しずつ思い出す。

フルニエの解剖の結果、ファニーの額に鉄と真鍮がみつかったが、弾丸と火薬が発見されなかった。アストリッドはファニー殺害に使用された凶器が、13年前の騎手死亡事故のさいに、怪我をして射殺された馬・メルヴィルに使用されたマタドールだということにきがつく。

さらにファニーが事故で亡くなった騎手アラン・リエラックの隠し子だったことがわかる。ファニーが父を死に追いやったイスマイルの息子・アドリアンに復讐するならわかるがなぜそのようなことがおきたのか？

ファニーとアドリアンが13年前のレースの「掛け金リスト」を持っていた。リストを調べると射殺されたメルヴィルに賭けたのは一人だけで、掛け金はフィボナッチ数列を使った「1123.58ユーロ」だった。さらに、今年の大会でフィボナッチ2世にも同額の掛け金が賭けられていた。ラファエルはファニーが殺されたのは犯人を特定したからだと推測する。

ニコラの調べでマタドールの現在の持ち主が、牧場のオーナー・イヴ・ド・テルシだということがわかる。アストリッドとニコラがイヴを逮捕しにいくと、イヴは罪を告白。しかし、彼は娘のエルザをかばっていただけだった。

エルザは金策に苦労している父・イヴを助けるため、13年前に働いていたイスマイルの牧場で当時人気のなかったメルヴィルに興奮剤を与えて大穴を当てようとした。しかし、馬は興奮しすぎて事故を起こして、騎手が死亡。ファニーに「1123.58ユーロ」をフィボナッチ2世に賭けているところを見つかって詰問され、彼女を殺害するに至ったのだった。

ニコラは行方不明になっていたアドリアンを墓場で見つける。アドリアンはフィボナッチ2世殺害の容疑で逮捕された。

■第8回「完全犯罪の台本」あらすじ
映画の撮影中に主演男優が射殺された。事故を装って殺害するために、監督が小道具をひそかに別の銃にすり替えていた。事件時の映像を確認したアストリッドはすぐに銃が違うことに気づく。ラファエルも監督が犯人だと直感するが、証拠が必要だ。やがて、完全犯罪をねらったこの事件の背後には、あの男がいるとわかる。一方、アストリッドは、過去の記憶の欠落と発作の原因に思わぬ形でたどり着くことに…。

■キャスト
アストリッド・ニールセン（サラ・モーテンセン：貫地谷しほり）
ラファエル・コスト（ローラ・ドベール：林真里花）
二コラ・ペラン（ブノワ・ミシェル：川田紳司）
ノラ・モンスール（ソフィア・ヤムナ：種﨑敦美）
アンリ・フルニエ（ウスキ・キアル：佐々木睦）
カール・バシェール（ジャン・ルイ・ギャルソン：藤真秀）
テオ（ティミ・ジョイ・マルボ：宮瀬尚也）
ウィリアム・トマ（ジャン・ブノワ・スイル：粟野志門）
テツオ・タナカ（ケンゴ・サイトウ：中川慶一）
サミ・グルメ（ドミニク・エンゲルハート：佐川和正）
パトリシア（ジュリー・アーノルド：小宮和枝）

原題：Astrid et Raphaëlle
制作：2024年 フランス

© Patrick FOUQUE - FTV - JLA

【放送予定】NHK総合　2025年4月6日（日）23時より　全8話
［ステレオ2か国語（主：日本語吹き替え／副：英語）| 字幕放送有り］
（放送日時は変更になる場合があり）
NHK「アストリッドとラファエル5文書係の事件録」番組サイト
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