Netflix「呑金/タングム」チョ・ボアの腕の中で眠るイ・ジェウク…号泣必至のクライマックスに注目【第11話(最終回)あらすじ】

05月20日23時02分ドラマ
Netflixシリーズ「呑金/タングム」独占配信中

5月16日(金)に独占配信されたイ・ジェウク×チョ・ボア主演のNetflixシリーズ「呑金/タングム(탄금)」。クライマックスとなる第11話では黒幕や過去のおぞましい事件が明らかになった後のホンラン(イ・ジェウク)の戦いが描かれ、ジェイ(チョ・ボア)との甘く儚い愛が詰まった結末を迎える。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「呑金/タングム」は、12年間行方不明だった朝鮮最大の商団の息子ホンランが突然戻ってくるところから物語が始まる。彼は記憶を失っており、唯一その正体に疑念を抱く義妹ジェイとの間に、説明のつかない感情が芽生えていく。【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】では制作発表会のまとめや、「鬼宮」との比較、キャストの徹底紹介などをしている。また配信にあわせて全話あらすじと見どころ、韓国での評判などまとめていく。

■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ホンラン役:イ・ジェウク
シム・ジェイ役:チョ・ボア
ムジン役:チョン・ガラム
ミン・ヨニ役:オム・ジウォン
シム・ヨルグク役:パク・ビョンウン
ハンピョン大君役:キム・ジェウク
 ほか

■第11話「永遠のその先まで」あらすじ

井戸の底から発見された本物のホンランの遺骨。
使用人の話によれば、ホンランがジェイの母の法事を行ったことに腹を立てたヨニ(オム・ジウォン)が巫女クィゴクジャ(パク・ジア)に頼んでジェイを呪おうとしているのを目撃したホンランが、屋根に貼られた呪符を取ろうとして頭を打ち、倒れていたが、直後に忽然と姿を消していたという。ホンランを遺棄したのは、ヨニの信頼を受けながらも、ミン商団に家族を殺された恨みを持つ巫女クィゴクジャだった。

葬儀をあげてほしいと懇願するジェイ(チョ・ボア)は我が子の死を受け入れようとしないヨニに初めて強く反論するが、ヨニはただ取り乱すだけだった。

儀式を台無しにされたハンピョン大君(キム・ジェウク)は懲りずに新たな子どもの背中に呪符を刻み始め、配下になったムジン(チョン・ガラム)にホンラン(イ・ジェウク)を連れてくるように命じる。

ジェイの前に現れたムジンは、儀式のためホンランの体に様々な毒素が染み込んでいるため、長くは生きられないと忠告するが、ジェイはその言葉を受け入れない。しかし、ホンランの体が明らかに悪化しているのを目撃してしまい隠れて涙を流す。

組織の隠れ家を急襲したヨルグク(パク・ビョンウン)はここで初めて、死んだと思っていたかつての恋人コンニム(イ・ガリョン)が組織を指揮していたことを知る。

襲撃の知らせを受けたホンランは事態に蹴りをつけるためにハンピョン大君のもとへ向かうことを決意し、戻ってきたら永遠に一緒にいようとジェイと約束を交わした。

ジェイは父ヨルグクの悪事を告発。ムジンはジェイの仲間も人質に取り、ホンランをおびき寄せようとするが、ハンピョン大君がジェイを捕らえたと知り、彼女を逃がすために立ち向かい、最後は身を挺してジェイを守り、これまでのことを謝ると、幸せだった頃に戻ることを願いながら息を引き取った。

ヨルグクも再び現れたコンニムに隙を突かれると命乞いを始めるが、最後は彼女の西洋銃
の前に倒れた。

屋敷に飛び込んだホンランはイネ(キム・ミンギ)の最期を看取り、ジェイの無事を確認すると、ハンピョン大君のもとへ向かった。神に近づくために狂乱するハンピョン大君の手首を切り落としたホンランはそのまま手下を倒し、ハンピョン大君にとどめを刺した。

生還したホンランを抱きしめるジェイ。しかし、ホンランの視界はかすみ、時間が残されていないことは分かっていた。不安がるホンランを安心させて寝かしつけるように語りかけるジェイ。彼女の腕の中でホンランは静かに目を閉じた。

2年後の春。ヨニは再び精神が錯乱し巫女クィゴクジャのもとで息子の帰りを待ち続けていた。

身寄りのない子どもを引き取って暮らしていたジェイはある晩、屋根に登り、ホンランからもらった思い出の品を見つめる。ホンランの声に笑顔で振り向くジェイ。雪原でただ二人、ホンランとジェイが見つめ合っていた。



タングムNetflixシリーズ「呑金/タングム」独占配信中

■見どころ

前回ラストまでで、物語の主要な謎や過去が明らかになり、ヨルグクやハンピョン大君のおぞましい罪や、本物のホンランの居場所は明らかになった。ほぼ物語は解決したと思われたが、最終回となる第11話では更にスリリングな展開が待ち受けており、それぞれの「落とし前」が描かれた。

ホンランら子どもたちを攫って自分が神になるための儀式の生贄にしようとしたハンピョン大君は両腕を切り落とされた上に顔面を切られて死亡、人さらいを命じていたヨルグクもかつての恋人コンニムの手で死に、息子を失った事実を受け入れられないヨニは精神崩壊と、物語の悪役たちは揃って因果応報とも呼べる末路を辿った。

終盤でジェイに対する欲望から悪役に転じたムジンも最後は身を挺してジェイを救出し、義妹への叶わぬ想いを胸に命を散らし、視聴者の涙を誘った。

忌々しい歴史に終止符を打ち、満身創痍で帰還したホンランを見て、残された時間が少ないことを悟ったジェイが、悲しみをこらえて、不安がる弟を寝かしつけるように優しく語りかけ、ホンランが安心して彼女の腕の中で眠るように息を引き取る様子も印象的だ。

ジェイの反応からホンランはこの時死んでしまったと捉えるのが正しいとは思うが、2年後を描いたエピローグでまるで生きているかのように呼びかけジェイが振り向くシーンや、雪原で二人が向き合い微笑む場面は様々な解釈を可能にして物語に深い余韻を残した。

≪故パク・ジアさんのご冥福をお祈りいたします≫…「呑金/タングム」エンディングクレジットで追悼のメッセージ
「呑金/タングム」“ホンラン”の幼年期を演じたのは、“キム・テヒ”の娘役を演じて驚かせたソ・ウジン
「呑金/タングム」キム・ミンギ、イ・ジェウクの弟分役で無言の名演技で魅せる繊細な存在感

正体不明の男と彼を見つめる義妹の間に交錯する謎と感情が、見る者をミステリーとロマンスの深淵へと誘っていく「呑金/タングム」は、Netflixで全11話独占配信中だ。

YouTube|『呑金/タングム』予告編 - Netflix



kandoratop【作品詳細】【「呑金/タングム」を2倍楽しむ】