WOWOW「与鳳行(よほうこう)」第31-最終回:碧蒼王の力~恋の駆け引き

WOWOWで放送中の「与鳳行(よほうこう)」(全39話)は、人気俳優チャオ・リーインとケニー・リンの再共演で話題の大型ファンタジー時代劇。2025年5月28日(水)から2話ずつ放送の第31話~最終回(第39話)のあらすじを紹介、WOWOWオンデマンドでも配信する。
※7月2日からは、キュートなルックスと親しみやすさで“ラブコメの女王”と呼ばれる人気女優チャオ・ルースー主演による大型時代劇「紅き真珠の詩(うた)」を放送する。
「与鳳行(よほうこう)」は、大ヒットドラマ「楚喬伝 ~いばらに咲く花~」でカップルを演じたチャオ・リーインとケニー・リンが再共演し、麗しき戦神とのんきな上古神、天命にあらがう2人が紡ぐファンタジー時代劇。
■キャスト
沈璃(シェン・リー) 役:チャオ・リーイン(趙麗穎)
行雲(コウ・ウン) 役:ケニー・リン(林更新)
墨方(ボク・ホウ) 役:シン・ユンライ(辛雲来)
拂容(ホー・ユー) 役:ホー・ユー(何與)
幽蘭 (ユウ・ラン) 役:リー・ジアチー(李嘉琦)
沈木月 (シン・ムウユエ) 役:ゼン・リー(曾黎)
ほか
■第31話:碧蒼王の力
洞穴の奥で2人きりになった沈璃と行止は、漂う気に促されるように感情を解き放ち、互いの愛を確かめ合う。甘い時間を過ごした2人だったが、行止の立場を考える沈璃は、急に冷静になり、距離を置く姿勢を見せて行止を戸惑わせる。洞穴の外に出るため歩き出す2人。行止は霊族と魑魅の過去の因縁を語り、沈璃は苻生の狙いが墟天淵にあると推測する。迎えに来た金娘子の案内で外に出た2人は、墨方の体を操る苻生に襲撃されるが…。

■第32話:天外天からの落石
天外天からの落石に気づき、仙界に戻った行止と沈璃。仙人たちは行止に私情を捨てて三界の加護に専念するよう懇願するが、行止は愛を貫く決意を明言する。沈璃を連れて天外天に帰ってきた行止は落石を止める術を開始する一方、沈璃が天外天から出られないよう結界を張ってしまう。その頃、沈璃の侍女・肉丫が行止から沈璃の槍を取り返すべく仙界に乗り込んでいた。沈璃の生還を聞いた肉丫は、目に涙を浮かべ喜ぶのだが…。

■第33話:魑魅の王
天外天に閉じ込められた沈璃は、行止の残した絵巻に何かの意味があるのではないかと考え始める。絵巻を開く沈璃。すると光が現れ、中へと引き込まれた沈璃の前に過去の光景が次々と映し出される。千年前、天外天で独り生き残り、三界を守る意義を見失う行止の姿、そして、魑魅の王を作り出す先代の霊尊・六冥…。その時、そこへ行止が戻り絵巻の外に出た沈璃は、天外天から解放するよう説得を試みるが、にべもなく拒絶されてしまう。
■第34話:六冥の野望
沈璃は絵巻を通じて過去の世界を見ていた。そこでは、先代の霊尊・六冥から魑魅の王・鳳来を鍛えるよう命じられた弟子の琉羽が「鳳来に魑魅の力はない」とウソをついて六冥の怒りを買っていた。魑魅の力を利用しようとする六冥から逃れた琉羽と鳳来は山奥で逃亡生活を送るが、そこへ六冥に反旗を翻した沈木月がやってきて、六冥が作った魑魅を封印するには鳳来が必要だと決断を迫る。悩み苦しむ琉羽に、鳳来は自らの決意を告げる。

■第35話:沈璃の出自
拂容の手当てで意識を取り戻した墨方は、墟天淵の封印を解こうとする者の存在を仙界に伝えるよう拂容に託す。拂容の報告を聞いた霊尊と天君は、この一大事を乗り越えるべく、千年ぶりに両界の共闘を決めるのだった。その頃、絵巻物を通じて自分が誕生するまでの経緯を知った沈璃は、やがて自力での結界脱出に成功。図らずも天外天に上がることのできた幽蘭から霊界の状況を聞かされると、墟天淵を守る戦いに参加すべく帰途につく。
■第36話:千年の計
墨方の体に憑依した苻生は、霊界を救う条件として沈璃の犠牲を迫る。断固として拒否した沈璃は、現霊尊・沈木月の制止を振りきって激戦を繰り広げる。苻生を追い詰めた沈璃だったが、一瞬の隙を突かれて墟天淵の中に引きずり込まれてしまい…。意識が戻った墨方は、前霊尊・六冥に体を支配される前に、自分を殺してほしいと沈璃に懇願する。同じ頃、天外天では行止が絵巻物を開き、天外天の崩壊を食い止めようとしていた。

■第37話:生死を共に
墟天淵から逃げ出した魑魅と仙界の兵が攻防を繰り広げる中、沈璃は鳳来に立ち向かう。鳳来は六冥に操られて己を失っており、行止は沈璃をかばいながら鳳来の浄化を試みる。仙界の兵たちは墟天淵の結界を守るため奮闘するが、状況は絶望的だった。残された方法では沈璃の命を犠牲にする必要があったが、沈璃は迷わず決断。行止も共に死ぬ覚悟を決める。行止は天外天で上古神としての責任を果たすため、最後の力を振り絞る。
■第38話:帰天
決死の覚悟で墟天淵の崩壊を食い止めた沈璃と行止。しかし、精も根も尽きた行止は、ついに沈璃の腕の中で息を引き取る。神は必ず荼毘に付す慣例だとして、行止の亡骸を引き渡すよう沈璃に求める天君に対して、幽蘭らは、沈璃の自由にさせてほしいと懇願する。歳月は流れ、皆が平穏に暮らせる世となった一方、沈璃は変わらず行止を想い続けていた。ある日、行止を安置している場所へ沈璃が向かうと亡骸が忽然と消えていて…。

■最終回(第39話):恋の駆け引き
人間界で甘い生活を送っていた行止と沈璃のもとに、金娘子から婚礼の招待状が届く。相手は長年片想いしていた修仙者の慕子淳だった。沈璃と行止は婚礼に出席するため大雪山へと向かうが、久々に会った金娘子はどこか悩んだ様子。門派の危機を救う条件で結婚を承諾させたものの、慕子淳は一向に心を開かないというのだ。そこで行止はある作戦を思いつくのだが、果たして2人は無事に婚礼を挙げることができるのだろうか。
◇WOWOW「与鳳行(よほうこう)」番組サイト
2025年2月12日-6月25日 水20:00(2話連続)日本独占初放送・初配信
◇YouTube|トレーラー(日本語字幕なし)
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