「PJ~航空救難団~」石井杏奈は訓練からは離脱したが、内野聖陽たちから多くを学んだ【第5話ネタバレ・6話予告】

「PJ~航空救難団~」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)の第5話が5月22日に放送され、訓練生の中の紅一点・さやか(石井杏奈)が自らの意志で訓練を離脱した。訓練生の気持ちに寄り添う宇佐美(内野聖陽)が暖かい。5月29日に第6話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「PJ~航空救難団~」とは
「PJ~航空救難団~」航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)は選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う《人命救助最後の砦》、いわば“究極の救難部隊”だ。そこで起きる命がけの救助活動を壮大なスケールで描くレスキュードラマだ。その第5話が5月22日に放送された。
■第5話ネタバレあらすじ
さやか(石井杏奈)を訓練に参加させないという宇佐美(内野聖陽)の言葉があったが、再度全員で同じ訓練に挑む補備の機会をもらった。そんな中、さやかは、宇佐美に「自信がない」と打ち明ける。宇佐美はそんなさやかを励ました。その後もなかなか寝付けず、テントを抜け出したさやかは、薄暗い山道をフラフラと歩き出してしまう。さやかは朝日を見て、宇佐美たちと共に歌った歌を歌い、自分を鼓舞した。訓練に戻ろうとしたその時、誤って足を滑らせて、谷におちて負傷してしまった。
翌朝、目を覚ました沢井仁(神尾楓珠)はさやかがいないことに気づく。小牧基地の部隊にもさやかから連絡は入っておらず、依然行方もわからないため、急きょ訓練は中止となった。規定上、学生に捜索を手伝わせるのは問題だが、宇佐美の独断で、学生も一緒にさやかの捜索活動を強行することになった。
一方、宇佐美の元妻で看護師長の乃木真子(鈴木京香)は、病院で教官・仁科蓮(濱田岳)の妻・芽衣(黒川智花)と再会する。宇佐美の娘・勇菜(吉川愛)は、芽衣の出産に立ち会うため駆けつけた仁科の家族を思う姿を目の当たりにした。芽衣は無事に出産し、仁科は立ち会うことができた。
そのころ、3手に分かれてさやかを探していた。沢井は宇佐美に「さやかにプレッシャーをかけすぎたのでは?」と言ってしまう。宇佐美をそれを気にして、どこかうわの空になっていた。そこで、宇佐美は沢井に自分を殴るように言う。気合いを入れるためだと。その降下があったのか、宇佐美の勘が冴え、さやかを探し出せた。
教官達でさやかをヘリに乗せる。さやかは2週間の怪我を追っていた。宇佐美は2週間後に再び、訓練を計画すると話したが、さやかは自分の意志で訓練を降りたいと話した。怪我をして救助をまっている間に、宇佐美からかけてもらった言葉などを思い出し、自分を救うと信じた行動をとったという。宇佐美も学生もさやかの決断を尊重した。
訓練所を去ろうと歩くさやかの耳に、宇佐美や学生たちの声が聞こえた。走ってやってきた。そして、宇佐美はさやかにも共に走ろうという。門までみなで声を出しながら走った。さやかは門を出て行った。
さやかとの最後のランに涙
さやか(石井杏奈)は訓練中に気を失い、沢井仁(神尾楓珠)らに助けてもらったことを受けて、宇佐美(内野聖陽)から離脱を宣言されるが、宇佐美はすぐに再挑戦の話をする。これを受けて、さやかは自分と向き合うために、日の出をみに一人で山に向かうが、ここで怪我を追ってしまう。その後、自分としっかりと向き合い、訓練を離脱することにした。旅だってゆくさやかを見送るために、雨の中、宇佐美と訓練生みんなで走る姿にはジーンと来る視聴者も多かった。中林1等空曹役のティモンディ・高岸宏行の真骨頂
第4話、第5話は厳しい山岳訓練の模様が描かれたが、第5話で怪我をしたさやか(石井杏奈)を救助するために、中林(高岸宏行)がさやかを背負って山を登るシーンがあった。この撮影は吹替え無しで俳優陣が全て行っていると言われているが、高校野球の名門・済美高校を経て、現在もプロ野球選手としては独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスにも所属している高岸宏行が注目を集めた。遭難した石井杏奈をかついで、ものすごい勢いで山を駆け上る。「すごい!」とネットでも驚嘆の声が溢れていた。大規模災害に向かった仁科(濱田岳)はどうなる?
29日に放送される第6話では、線状降水帯による大規模災害の救助のために、教育隊からも援軍を出す。かなり厳しい状況の中で、救助に向かった仁科は無事に帰ってこれるのか?第5話では二人目の子どもが生まれて“幸せいっぱい”な様子が描かれただけに、その安否が心配される。■第6話あらすじ
さやか(石井杏奈)を精神的に追い詰めたかもということで謹慎処分の宇佐美(内野聖陽)に代り、大山順一(眞島秀和)が訓練を担当する。しかし、宇佐美の不在にショックを受けた学生たちはいまいち集中力が保てない。時を同じくして、長野県に線状降水帯による大規模災害が発生し、人員不足のため、精鋭揃いの救難教育隊も出動することになる。出動を命じられたメンバーは、救難ヘリコプター・UH-60Jで飛び立って行く。
現場に到着し、必死で救難活動を続けるPJたちは、崖上の学校で倒れている男性を発見。しかし、無事を確認し、ヘリに収容しようとしたその時、山の方からゴゴゴゴと、地鳴りのような音が…。崩落の危険を感じたPJたちが男性の収容を急ぐ中、校舎の奥からかすかな泣き声が聞こえてきた。
テレビ朝日 2025年4月24日スタート。毎週木曜日21時放送「PJ~航空救難団~」。出演:内野聖陽、神尾楓珠、石井杏奈、濱田岳、吉川愛、眞島秀和、長谷川朝晴、高岸宏行(ティモンディ)、野村麻純、宍戸開、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎、鈴木京香 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@PJ_rescue_EX」。
◇テレビ朝日「PJ~航空救難団~」番組公式サイト
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