パク・ソンウン主演「メン監督のアンチコメント」―ベテラン監督の再起物語、初回視聴率1.6%

俳優パク・ソンウンが主演を務めるMBC短編ドラマ「メン監督のアンチコメント(맹감독의 악플러)」が5月23日(金)に放送スタートし、初回視聴率1.6%(ニールセンコリア、全国調べ)を記録した。全2話構成という短期集中型の本作は、人生の岐路に立つ中年男性の奮闘を、コミカルかつヒューマンタッチで描く意欲作だ。YouTubeにて関連動画が公開中だ。
「メン監督のアンチコメント」は、成績不振で解任の危機にあるプロバスケットボールの監督メン・ゴンが、チームの成績向上のために自身の悪質コメント投稿者ファジンと手を組み、巻き起こすツーマンゲーム・コメディ。
物語の主人公は、プロバスケットボールチーム「ビッグパンダス」の監督メン・ゴン(パク・ソンウン)。かつては攻撃的なプレースタイルで名を馳せたが、今は思うように勝てず、チームは3年連続でプレーオフ進出を逃す寸前だった。
試合の敗北に怒りを爆発させるメン・ゴンに追い打ちをかけるように、ネット上では悪質コメントが殺到。その中でも特に辛辣な言葉を投げかけたのが、“メンゴン絶滅団”というニックネームで活動する高校生ファジン(パク・スオ)だった。
メン・ゴンは悪質コメントの根を断つため自ら警察を訪れ、ファジンと偶然の形で出会う。実は二人の家族にはある接点があり、それがストーリーをさらに複雑にしていく。
物語の中盤では、チーム内の不和が表面化。コート上で選手同士が衝突し、さらに病室にまで押しかけてきた別の悪質コメント投稿者がメン・ゴンの娘ジェヒ(パク・ギュビン)を傷つけるという事件が起きる。
この騒動の中、メン・ゴンの過去の八百長拒否事件が明るみに出る。かつて所属していたチームで、経営側から試合をわざと落とすよう要求され、それに逆らった彼が「裏切り者」として中傷されていたのだった。
そんな中、ファジンは「自分がプレーオフに導く代わりに、悪質コメントのことは水に流してほしい」と提案。彼の型破りな発想に一縷の望みを託し、メン・ゴンはその申し出を受け入れる。
初回は、老練な監督と高校生ネット民という異色のコンビが始動するまでをテンポよく描き、次回への期待を高めた。2人の協力が、果たしてビッグパンダスの未来を変えることができるのか。
本作は全2話構成で、5月24日に最終回を迎える。なお、後続作品としては5月30日から新たにチョ・ギョンホ主演の「労務士ノ・ムジン」が放送開始予定。MBCの夜のラインナップに注目が集まっている。
◇YouTube|MBC「맹감독의 악플러」(関連動画一覧)
◇MBC「맹감독의 악플러」HP
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