アナ・デ・アルマス、『バレリーナ』英ワールドプレミアでキアヌ・リーブスとの10年ぶり共演を語る

キアヌ・リーブスが体現する鋭く華麗なアクションで世界中を熱狂させてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。その最新スピンオフ映画『バレリーナ:The World of John Wick』が、2025年8月22日(金)に日本公開されることが決定した。
そんな注目作のワールドプレミアが、現地時間5月22日(木)<日本時間5月23日(金)>にイギリス・ロンドンのレスター・スクエアで開催された。会場にはブラックカーペットが敷かれ、アナ・デ・アルマス、キアヌ・リーブス、ノーマン・リーダスら豪華キャスト陣が登壇。製作のチャド・スタエルスキ監督や、本作のレン・ワイズマン監督も顔を揃え、世界中のメディアと熱狂的なファンたちが詰めかけた。
シリーズ第三作『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019年)と時系列を共有する本作では、同作と重なる場面も登場し、シリーズファンにはたまらない演出が盛り込まれている。独特な世界観を継承しながら、新たな復讐のヒロインを中心にした物語が展開される。
バレリーナ
『バレリーナ:The World of John Wick』ワールドプレミア概要
◆実施日:現地時間5月22日(木)/日本時間5月23日(金)
◆会場:レスター・スクエア(イギリス・ロンドン)
◆登壇者:アナ・デ・アルマス、キアヌ・リーブス、イアン・マクシェーン、ノーマン・リーダス、シャロン・ダンカン=ブルースター、レン・ワイズマン(監督)、チャド・スタエルスキ(製作)
会場にはブラックカーペットが敷かれ、アナ・デ・アルマス、キアヌ・リーブス、ノーマン・リーダスら豪華キャスト陣が登壇。製作のチャド・スタエルスキ監督や、本作のレン・ワイズマン監督も顔を揃え、世界中のメディアと熱狂的なファンたちが詰めかけた。
会場の演出には、ネオンピンクやセルリアンブルーといった作品のテーマカラーが巧みにあしらわれ、選ばれたファンたちで埋め尽くされた空間は祝祭の熱気に包まれた。
バレエ
主人公イヴを演じるアナ・デ・アルマスは、「キアヌとチャドが創り上げたこのシリーズに力強い女性の姿とカッコよさを吹き込めたのは素晴らしい経験でした。ずっとこのシリーズの一部になりたいと思っていたので!」と喜びを語った。さらに、「才能が溢れるたくさんの方達と仕事ができて光栄でした。皆がそれぞれ準備をし、責任を持って最高の仕事をしているので信頼できました。とても楽しかったし、クリエイティブな撮影現場で、毎回新鮮でした。素晴らしかったです!」と現場での充実ぶりを満面の笑顔で語った。
約10年ぶりの共演となるキアヌ・リーブスとの再会については、「まだ英語すら喋れない私にとってキアヌと共演した『ノック・ノック』は私にとってキャリアの突破口だったんです。それが今、このプレミアで彼と並んでいるなんて本当にクレイジー!撮影は体中、痣だらけで大変だったけど、彼はいつもサポートしてくれたわ」と感謝の言葉を口にした。
キアヌ
キアヌ・リーブスは、自身5度目のジョン・ウィック役について「最高だよ!とても興奮してる!」と語り、『バレリーナ』については「この作品は『ジョン・ウィック』の世界観を完璧に守りつつ、さらに新たなキャラクター、より深い物語によってその世界観が探求されている。何よりもアナが役に燃やしてくれた情熱に感謝したい。彼女は本当に楽しそうだったよ」と絶賛した。
さらに「『ジョン・ウィック』とは、生涯の役だね。映画製作という作業の中で生まれた友情と絆の結晶だ。僕のキャリアに大きな変化と衝撃を与えてくれた役なんだ」とシリーズへの深い思い入れを明かした。
謎の暗殺教団の鍵を握るキャラクター・パインを演じたノーマン・リーダスは、「最高だね。普段僕みたいな、野蛮で、血にまみれて、人を刺し殺す役を得意とする役者がこの世界観に参加するのは自然な進歩だよね?」とユーモアたっぷりに語り、「シリーズは100万回見てるけど、さらにこのシリーズが大好きになったよ!」とシリーズ愛を強調した。
メガホンをとったレン・ワイズマン監督は、こだわった点として「たくさんあるけど、最も意識したのは作品の『トーン』、雰囲気かな。このような作品の場合、アクションが素晴らしいだけではなく感情を意識して作らなければいけない。たとえば、アクションのシーンを撮影している時にウィンクやスマイルを入れることでライトな瞬間を作りたい時もあれば、感情に突き動かされるようなシーンではそういう仕草は入れない」と語った。
お気に入りのシーンについては、「たくさんあるけど、手榴弾で戦うシーンかな。私が脚本を展開するにあたって初めて考察して作成したシーンだから」と明かし、すでに公開されている特報映像でも注目されている場面であることを示した。
また日本のファンに向けて「日本の皆さんこんにちは!皆さんに会ってこの作品をお届けするのを楽しみにしています。ぜひこの作品を楽しんで、カッコよさを実感してください」とメッセージを送った。
製作に回ったチャド・スタエルスキは「アナと一緒にこの愛すべきシリーズを拡大する作業は本当に最高だったよ。アナはこのシリーズにさらなる強靭さとユーモアを加えてくれた」と語り、アナのパフォーマンスに惜しみない称賛を送った。
プレミアには『ジョン・ウィック:コンセクエンス』で盲目の殺し屋ケインを演じたドニー・イェンやペドロ・パスカルも登場し、アナの晴れ舞台を祝福した。
新たな復讐の物語とともに拡大を続ける『ジョン・ウィック』ユニバース。その最前線を担う『バレリーナ:The World of John Wick』が、この夏、ついにベールを脱ぐ。
◇特報公式YouTube
■タイトル:『バレリーナ:The World of John Wick』
■公開日:8月22日(金)全国公開
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