WOWOW「光・淵(こうえん)」第24-最終回:不可解な足取り~暗闇を越えて

WOWOWにて放送・配信する「光・淵(こうえん)」(全30話、字幕版)は人気作家priestの原作を「陳情令」のプロデューサー・楊夏が手掛けた犯罪サスペンス。5月29日(木深夜)より放送・配信する。第24話~最終回(第30話)のあらすじを紹介する。
※6月27日(金=木曜深夜)からは、5つの顔を持つ謎の男の追悼会から始まる衝撃の中国サスペンス「新生~5つの顔を持つ男~」を放送する。
「光・淵(こうえん)」は、中国人気小説家priestの代表作『黙読』を、メガヒットドラマ「陳情令」のプロデューサー、楊夏(ヤン・シア)が映像化した犯罪サスペンス。⇒【全話あらすじ】
■キャスト
ペイ・スー役:チャン・シンチョン(張新成)
ルオ・ウェイジャオ役:フー・シンボー(付辛博)
ほか
■第24話:不可解な足取り
杜国昇の証言により魏氏グループの闇は暴かれた。杜国昇に兄を殺された過去を持つ杜佳は胸の内を裴溯に吐露する。一方、霍蕭の墓に向かった駱為昭は、同じく墓参りに来ていた杜部長から霍蕭が罪を被ることになった塞納リバーサイド事件の経緯を聞かされる。当時、火事で唯一の生き残りとなった情報屋“炭殻”の証言と霍蕭の自宅で発見された金の延べ棒が証拠の決め手となっていた。特捜部では証言者の“炭殻”の行方を探すべく陶沢が実家へと向かう。

■第25話:浮き上がる構図
陶沢は“炭殻”の双子の弟・林明から既に家族の縁を切り何年も連絡を取っていないと告げられる。その手のひらの火傷痕から塞納リバーサイドの事件で証言したのは“炭殻”ではなく林明ではないかと疑う。逃げ出した林明を陶沢や小伍らが追うが林明はまたも暴走してきた車に撥ねられ意識不明、陶沢も大ケガを負ってしまう。特捜部から情報が漏れたことを確信した駱為昭と裴溯は肖翰揚に調査させるが、肖翰揚は調査の結果からある人物に疑いを向ける。

■第26話:辿る記憶
裴溯は駱為昭を説得して再び自己催眠に入り記憶の断片を探る。そこは二度目に入った裴承宇の地下室での出来事で、何者かが裴溯に語り掛けていた。杜佳から連絡を受けた裴溯は監獄に収監されている周懐璟へ会いに行く。周懐璟は周亜厚が殺された真相を入手しており、駱為昭と裴溯は鄭凱峰と組織を結びつけていた人物の存在に気づく。その頃、肖翰揚らは意識不明の林明の病室を警固していたが、母親の看病で病院にいた楊曦がある噂を聞きつけ…。

■第27話:内通者
陶沢の意識が戻る。小伍は真っ先に病室へ見舞いに行くが、自分のカバンに盗聴器がつけられていたことに気づく。小伍は楊曦の母親の病室を訪れていた。その楊曦の母親のもとを杜部長が訪れる。楊曦の母親は、DNA法案を推進する一群より仲間に入るよう接触があったものの最後は拒否、しかし最近になり楊曦が関わっていることに気づいたという。駱為昭らは病院から逃げ出した楊曦を追う。一方、裴溯は病院の外に自分を待ち受ける1台のタクシーを見つけ…。

■第28話:つながったピース
駱為昭は裴溯を追って裴家の別荘へやってくる。裴溯は粛正者から接触があったことを告げ、再度自己催眠に入る。記憶を辿る中、裴溯はついに当時、裴承宇の地下室にいたもう一人の人物を再現させる。その人物は車椅子に座り、7年前から失踪していた有名教授の范思淵だった。裴溯と駱為昭は范思淵が霍蕭の冤罪を晴らすために動いていると踏む。そこへ監察署の職員が現れ裴溯に同行するよう求める。同じ頃、病院では植物状態のはずの裴承宇が姿を消していた…。

■第29話:対峙
特捜部は恒安福祉施設に辿りつく。そこは特捜部元部長の張昭錦と弟の張昭臨、そして蘇翡が育った場所だった。張昭錦は張昭臨が率いる組織の犯行に目をつぶり、その中には霍蕭事件、楊隊長の殺害も含まれていた。駱為昭は監察署が早々に介入し、組織と粛正者を一網打尽にしようと動いていることに気づく。そして作戦には裴溯が欠かせないことも。その裴溯に、息子・張東瀾をさらわれた張昭臨が接触してくるが、粛正者が乱入して裴溯をさらい…。

■最終回(第30話):暗闇を越えて
さらわれた裴溯を救出するため、駱為昭らは粛正者を率いる范思淵が張昭臨と決着をつけるため選んだ場所を捜す。それは張昭臨が初めて殺人を犯した場所、恒安福祉施設の院長の旧邸だった。急いで現場に向かう駱為昭たち。一方、その旧邸には既に張昭臨が手下を連れて乗り込んでいた。一方、連行された裴溯の前に植物状態の裴承宇が運ばれてくる。念願の復讐を前に、范思淵は裴溯と裴承宇に「二者択一の首輪」を装着し、ある選択を迫る…。
◇WOWOW「光・淵(こうえん)」番組サイト
2025年3月6日-6月19日 木24:00(金00:00)2話連続
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