「Dr.アシュラ」松本若菜に刺激され、小雪も救急医として成長してゆく【第7話ネタバレ・8話予告】

05月29日09時36分ドラマ
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2025年5月28日に「Dr.アシュラ」(毎週水曜、22時、フジテレビ)の第7話が放送された。自殺未遂で運ばれてきた2名の患者が朱羅(松本若菜)とナオミ(小雪)を一段成長させた。6月4日に第8話が放送となる。朱羅の過去が明らかになる。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「Dr.アシュラ」とは
「Dr.アシュラ」は命と最前線で向き合う救急科を舞台に、どんな急患も絶対に断らない、そしてどんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕のスーパー救命医の活躍をノンストップでお届けする救命医療ドラマだ。その第7話が5月28日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

看護師長の三宝加代子(阿南敦子)は、梵天太郎(荒川良々)や六道ナオミ(小雪)ら、救急科の医師の数も増えたので、朱羅(松本若菜)に休むように促すも朱羅は聞く耳を持たない。大黒(田辺誠一)の言葉も、多聞(渡部篤郎)の言葉さえ耳に入らない。

一方、初療室では薬師寺保(佐野晶哉)と梵天が患者の治療を始めていた。あたふたしていると、そこに朱羅がやってきて対応しようとする。しかし、多聞に遮られ「帰って休め」と言われてしまう。多聞は今回の患者は保でも治療できることを確認し、朱羅を初療室から追い出す。

朱羅が夜勤で救急にやってくると、患者が運び込まれた。運び込まれたのはマンションの3階から転落した60代男性だ。妻の話によると、ベランダで足を滑らせたかもしれないとのことだが、少し様子が変だ。実は男性は医者なのだが、病気で医者としての仕事を全うできないと思い、自殺したのだった。朱羅が賢明に治療し、その命をつないだ。しかし、患者である医者は「なぜ助けたか」と文句をいい、“患者の意に沿わない”治療を続けるなら、地獄に落ちるとまでいいきった。

もう一人、自殺未遂の少女が運ばれてきた。ナオミが対応し、命を取り留めるが、やはり「死にたい。なぜ助けた」と言い出す。ナオミはこれまで助けた患者からそんな言葉をかけられたことがなかったので、動揺する。

自信を失いかけている朱羅を多聞は優しく諭す。

ナオミが助けた少女は身体は治っても、心が病んだままだった。そこに少女のバイト先の同僚が着替えをもってきた。その女性にナオミは話を聞く。少女は「助けて」と言いたいのだが、言って拒否されることが怖いのではとその女性がいい、ナオミは患者ともっと向き合うことにした。これまで時間が過ぎたらすぐに帰っていたが、ナオミは時間外でも患者の話を聞くことにした。

救急に女性が運ばれてきた。肝臓からの出血が多量で朱羅でもなかなか出血点をみつけられない。実はその女性は朱羅に「地獄に落ちる」と言っていた患者の妻だった。患者も救急にやってきて、「妻を救って欲しい」という。しかし、出血がひどく、血圧がどんどんと低下していってしまう。朱羅と一緒に対応にあたっていた薬師寺は朱羅がいつもの様子とは違うと思うが、あまりにも出血が大量すぎて、二人とも苦戦を強いられる。その時、朱羅が目で見ることをやめた。手探りで出血点を探し出したのだ。

対応が終り、医者である患者が朱羅にお礼を言う。朱羅は「自分の仕事をしただけ」といい、患者に「医者を続けて」という。体調のこともあり、無理だというが、「医者であることが生きている意味」と告げると、患者ももう一度医者をやり直そうと決意した。

休憩していると、テレビから26年前の通り魔事件の“その後”についてのニュースが流れてきた。朱羅はそのテレビに目を向けていた。

ナオミ(小雪)の変化

アメリカ帰りの形成外科医であり、理事長(片平なぎさ)の親戚でもある六道ナオミ(小雪)は、これまで、朱羅(松本若菜)たちの働き方に疑問を投げかけてきた。ナオミの腕前は一流だが、あくまで医師は“仕事”と割り切ってきた。朱羅たちをみて少しずつ変わってきていたが、第7話では自殺未遂を繰り返す少女と“ずっと”関わり合ってゆくことを決めた。朱羅たちの姿がナオミを変えたのだ。

朱羅(松本若菜)の過去に、理事長(片平なぎさ)が関係?

少女のころに通り魔に刺され、両親を亡くし、自分も死にかけた朱羅だが、その過去に理事長である阿含百合(片平なぎさ)がかかわっているようだ。6月4日に放送される第8話では朱羅の過去、阿含理事長の過去も明らかになってゆく。

薬師寺役の佐野晶哉(Aぇ! Group)主演のFODスペシャルドラマ配信決定

FODにて、「Dr.アシュラ」FODスペシャルドラマ「医療監修編」を6月11日(水)22時54分より独占配信を開始する。架空のテレビ局・湾岸テレビが手掛ける救命救急ドラマの医療監修を帝釈総合病院救急科が依頼され、諸事情により担当することができなくなった救急科科長の大黒修二(田辺誠一)の代わりに、研修医の薬師寺保(佐野晶哉)が担当するところから始まる物語だ。「Dr.アシュラ」本編内で登場する救急隊員の吉祥寺拓巳(猪塚健太)、看護師の九曜沙苗(結城モエ)と同じく看護師の水吉歩夢(荒井玲良)、看護師長の三宝加代子(阿南敦子)らも本作に出演する。また、フジテレビの人気キャラクターであるガチャピンの出演やバラエティ番組として地上波フジテレビで放送中の「全力!脱力タイムズ」(毎週金曜23時~23時30分)とのコラボも発表されている。

■第7話あらすじ

ある日、救急科の薬師寺保(佐野晶哉)、大黒修二(田辺誠一)、梵天太郎(荒川良々)、水吉歩夢(荒井玲良)らは、書類を片付けていた。梵天が黄ばんだ新聞の切り抜きを見つけた。その新聞記事は理事長の阿含百合(片平なぎさ)が、医師として当時の総理大臣の命を救ったというものだった。

保は1つのカルテの存在に気づく。表紙には杏野朱羅(松本若菜)の文字があり、保は「え…」と声を漏らす。思わず中を開こうとした瞬間、朱羅が通りかかり保は慌ててカルテを段ボールにしまう。

この患者は歩行中に車にはねられ、意識レベルが低下し重体となっていた。損傷は激しく、止血しても血圧が上がらない状態で、さらに身元不明だった。その日の夕方、警察から「車に撥ねられた男性の身元が判明した」と電話が入り…。

フジテレビ 2025年4月16日スタート。毎週水曜日22時放送「Dr.アシュラ」。出演:松本若菜、佐野晶哉(Aぇ! Group)、渡部篤郎、片平なぎさ、鈴木浩介、佐野史郎、田辺誠一、小雪、荒川良々、猪塚健太、結城モエ、荒井玲良、阿南敦子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dr_asura_drama」。

フジテレビ「Dr.アシュラ」番組公式サイト

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