「PJ~航空救難団~」人命救助に命を捧げた濱田岳…内野聖陽の心からの叫びに号泣【第7話ネタバレ・8話予告】

06月06日09時03分ドラマ
©テレビ朝日

「PJ~航空救難団~」(毎週木曜、21時、テレビ朝日)の第7話が6月5日に放送され、大規模災害の救助に携わっていた仁科蓮(濱田岳)の訃報に、家族だけでなく、訓練生、教官たちが涙にくれた。6月12日に第8話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「PJ~航空救難団~」とは
「PJ~航空救難団~」航空自衛隊航空救難団、通称PJ(パラレスキュージャンパー)は選抜された精鋭たちが所属し、事故・災害時など特に過酷な状況下で救難活動を行う《人命救助最後の砦》、いわば“究極の救難部隊”だ。そこで起きる命がけの救助活動を壮大なスケールで描くレスキュードラマだ。その第7話が6月5日に放送された。

■第7話ネタバレあらすじ

救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生・長谷部達也(渡辺碧斗)が、大問題に発展した教官・宇佐美誠司(内野聖陽)のパワハラ疑惑について虚偽の告発をしたことを正直に打ち明ける。自粛を解かれた宇佐美が訓練に復帰できることになり、学生たちの士気はますます高まる。
 
そんな中、線状降水帯による大規模災害の被災地に派遣された仁科蓮(濱田岳)が、斜面崩落に巻き込まれて行方不明と、緊急連絡が入る。宇佐美は心の動揺を隠して、学生たちの訓練を進める。ただ、学生たちもネットで仁科が行方不明だと知り、動揺していた。

教育隊長・堀越正一(宍戸開)から連絡を受けた仁科の妻・芽衣(黒川智花)もまた、祈るような気持ちで夫の帰りを待ち続けている。宇佐美の元妻・乃木真子(鈴木京香)や、娘の勇菜(吉川愛)も辛い思いでニュースを見ていた。

しかし、仁科の死亡という連絡がはいる。学生達の訓練も中止となった。仁科は中林誠(高岸宏行)とともに災害現場に降りた後、子どもの声を聞いて、子どもも助けるためにその場を捜索した。そして、最初に見付かった父親とともに子どもを中林に託し、中林が森野明里(野村麻純)が運転するヘリに救助されるのを見守っていたが、そこに土石流が発生し巻き込まれたのだった。

芽衣は子どもを連れて官舎をでて実家に戻ることになる。その引っ越しを沢井たちも手伝った。

そして、訓練が再開すると、中林たちの反対を押し切って、宇佐美は仁科の現場での行動について検証を始める。仁科の遺された家族を思う東海林(犬飼貴丈)、目の前の子どもを前に何もしないことはできないという近藤(前田旺志郎)ら意見が割れる。学生たちは答えを出すことなどできない。そんな学生に宇佐美は、学生達が訓練時にほんの少しミスをして時間をロスしていることを話す。ミス無く判断すれば、数秒が積み重なり、1分、2分を時間を稼ぎ出すことができる。そうすれば、結果は変わるかも知れないといい、「モアベスト、モアベタ-を目指すしかない」といった。次の日から訓練生たちの動きは格段によくなった。

そんな中、長谷部は自衛隊をやめ、教師を目指すことすると宇佐美に話す。宇佐美はその判断を尊重した。ただ、自分のような教え方は外の世界では通用しないとも釘をさした。

宇佐美は仁科の遺影をもって「二人でのフライト」にでることを計画する。ヘリが出発する前に、仁科に助けられた親子がやってきて、芽衣に謝る。仁科はヘリに釣られるのが怖くてないている娘に「パパの顔だけ見ていろ」と励ましてくれたという。飛び立ったヘリの中で宇佐美は仁科を思い号泣した。

勇菜は沢井に出身地と名前を確認する。そして、子どもの頃、沢井を助けたのは宇佐美だと告げた。沢井は動揺してしまった。

大規模災害レスキュー完結編

5日に放送された第7話では、線状降水帯による大規模災害の被災地に派遣された仁科蓮(濱田岳)の行方に注目が集まった。基地で待つのは仁科の妻・芽衣(黒川智花)と二人の子ども。産まれたばかりの子どもも居るなか、隊員や訓練生たちがみな仁科の無事の連絡を待ったが、心肺停止状態で見付かり、その後死亡が確認された。テレビドラマとわかっていても、その辛さはたまらない。災害時、命を助けるために命を賭けている人に思いを寄せた。

濱田岳©テレビ朝日

濱田岳主演作「another story 救難員・仁科蓮 最後の任務」の配信開始

第7話の主役ともいえた濱田岳を主演としたスピンオフドラマがTELASAで配信されている。救難活動中の仁科に起こった出来事や、出動前夜の夫婦の会話など、本編で断片的に描かれていた“最後の任務”の知られざる裏側が描かれる。主演の濱田は「ドラマ『PJ』の中で唯一の本格的な救難シーンを描くことになるので、教官役を演じる身としても責任重大だと思いました。航空救難団を扱ったドラマらしい救難シーンは楽しみでもあり、挑戦でもあると思っています」と語っている。
TELASA「another story 救難員・仁科蓮 最後の任務」

宇佐美(内野聖陽)の娘(吉川愛)が、沢井(神尾楓珠)に真実を話してしまった

第7話のラストで、卒論のための取材にきている宇佐美の娘・勇菜が、沢井が子どもの頃に救助された時に助けたのが、父である宇佐美だと教えてしまった。このことは宇佐美の元妻・乃木真子(鈴木京香)が最初に気がつき、宇佐美ももちろん知っているのだが、訓練に私情をはさまないように会えて沢井には話していなかったことだ。このことを沢井が知ったことで何かがおきるのか?

■第8話あらすじ

救難員(通称PJ/パラレスキュージャンパー)を目指す学生・沢井仁(神尾楓珠)は、12年前に雪山で遭難した自分を救ってくれた救難員が教官の宇佐美誠司(内野聖陽)だったと知り、宇佐美に、当時の詳しい状況を教えてほしいと頼む。すると宇佐美が静かに、沢井を救難ヘリコプター・UH-60Jに収容した後、倒れていた父・上杉幸三(和田正人)を発見した時のことを語り始める。

沢井は自分の行動を後悔し続け、宇佐美は上杉を救えなかったことを考え続けてきた。二人は語り合うことでわかりあったようだったが…。

テレビ朝日 2025年4月24日スタート。毎週木曜日21時放送「PJ~航空救難団~」。出演:内野聖陽、神尾楓珠、石井杏奈、濱田岳、吉川愛、眞島秀和、長谷川朝晴、高岸宏行(ティモンディ)、野村麻純、宍戸開、前田拳太郎、渡辺碧斗、草間リチャード敬太(Aぇ! group)、犬飼貴丈、前田旺志郎、鈴木京香 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@PJ_rescue_EX」。

テレビ朝日「PJ~航空救難団~」番組公式サイト

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