新韓国ドラマ「太陽を飲み込んだ女」運命的な出会いと母の復讐、そして始まるメロ─視聴者を虜にして3%台でスタート

06月11日17時03分ドラマ
画像:MBC「태양을 삼킨 여자」

MBC日日ドラマ「太陽を飲み込んだ女」(原題:태양을 삼킨 여자 )が、6月9日に放送された第1話で視聴率3.8%、翌10日の第2話で3.3%を記録し、まずまずの滑り出しを見せている。



「太陽を飲み込んだ女」(企画:チャン・ジェフン/演出:キム・ジンヒョン/脚本:ソル・ギョンウン)は、、被害者が加害者に成り済ました世界で、一人娘の名前で財閥家に嫁いだ一人の女性の切ない復讐劇を描く社会派ドラマ。

■キャスト
ペク・ソルヒ役:チャン・シニョン
ムン・テギョン役:ソ・ハジュン
ミン・ギョンチェ役:ユン・アジョン
キム・ソンジェ役:オ・チャンソク
ミン・ドゥシク役:チョン・ノミン
ミン・ジソブ役:カン・ソクジョン
ミン・スギョン役:アン・イソ
ミン・セリ役:パク・ソヨン
ペク・ミソ役:イ・ルダ(宇宙少女)
 ほか

第1話では、粉食店(軽食店)を営みながら娘と幸せな日常を送るシングルマザーのペク・ソルヒ(チャン・シニョン)の姿が描かれた。ソルヒは、小さな「ミソ粉食」を営みながら娘ミソと慎ましくも温かい日々を送っている。明るく前向きな性格のソルヒは、娘を一人で育てながらも周囲に笑顔を与える存在だ。この日もソルヒは、配達中に不良に絡まれていた学生を偶然目撃。「どうしても見過ごせない」と即座に通報し、警察と連携して彼らを撃退する。彼女の正義感と機転が光るシーンだった。

一方、名門・国際高校の入学相談に訪れたソルヒとミソ。シングルマザーとしての立場に少なからぬ不安を抱えながらも、ミソは「お母さんはお父さんの分まで私を育ててくれました」と堂々と話し、ソルヒは「私は何もしてない」と謙遜する。2人の間にある深い信頼と愛情が、視聴者の心を打った。

その頃、大企業・ミンガン流通では、異母姉妹のミン・ギョンチェ(ユン・アジョン)とミン・スジョン(アン・イソ)の間で権力争いが勃発。セリフの一つひとつに火花が散る中、アメリカから帰国したムン・テギョン(ソ・ハジュン)が登場し、ソルヒと配達中の接触事故で劇的に出会う。倒れ込む2人の姿が、今後の運命的な交錯を予感させ、強烈な印象を残して第1話は幕を閉じる。



第2話にして急展開と繊細なラブライン、さらに痛快な復讐劇まで繰り広げ、視聴者を見事に惹きつけた。
スクーター事故でけがを負ったテギョンを見たソルヒは、ためらうことなく彼を病院に運び、丁寧に看病する。骨にヒビが入ったという診断を受けた彼のために、わざわざ自宅でサゴル(牛骨)スープを煮込み、差し入れるほどの優しさを見せる。テギョンは「連絡する家族もいない」と語るが、ソルヒは「事情がない人なんていません。でも、埋もれてはいけないこともあります」と語りかける。彼女の温かい言葉に、テギョンの心も次第にほどけていく。

一方、ミソの親友がミン・セリ(パク・ソヨン)に一方的に暴行される事件が発生。見過ごせないミソは、「謝るべきなのはそっちでしょ」と毅然と反撃し、持っていたケーキをセリの顔に叩きつけるという痛快な展開に。スッキリとしたカタルシスを与えるこのシーンは、SNSなどでも話題となった。

さらに、ミンガン流通内ではギョンチェとスジョンの対立がさらに激化。財閥家の暗闘と、ソルヒとテギョンの静かに始まった関係、そして母娘の絆と若者たちの小さな戦い──多層的なストーリーが動き出し、視聴者を引き込む内容となっている。

運命的に出会ったソルヒとテギョンがどのように巨大な悪に立ち向かっていくのか。今後のストーリーに期待が高まるばかりだ。

MBC「太陽を飲み込んだ女」は、韓国にて月~金曜19:05~放送(木のみ19:10)する。

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