「ナインパズル」が巻き起こした推理旋風─キャストと監督が語る舞台裏(公式Xで配信中)

ディズニー+のスリラードラマ「ナインパズル」(全11話)ドラマ完結後もファンの熱い注目を集め続けている。SNSや動画配信サイトでは“犯人予想バトル”が繰り広げられ、今やリピート視聴が止まらない“中毒ドラマ”として評価されている。
6月5日に行われたトークイベント「ファイナルピース GV」では、主演のキム・ダミ、ソン・ソック、キム・ソンギュン、そしてユン・ジョンビン監督が登壇。ファンからの鋭い質問に答えつつ、作品に込めた想いや制作秘話を明かした。この動画がDisney Plus Koreaにて動画公開された。
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「ナインパズル」は、10年前に起きた未解決の殺人事件を巡って、唯一の目撃者でありながら容疑者として疑われた女性イナ(キム・ダミ)と、彼女を今も疑い続ける刑事ハンセム(ソン・ソック)が再会し、新たに発生した連続殺人事件の謎を追っていく本格サスペンススリラーだ。【「ナインパズル」を2倍楽しむ】では「制作発表会」のまとめや、各話の見どころとあらすじ、評判などまとめている。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物徹底紹介】
ユン・イナ役:キム・ダミ
キム・ハンセム役:ソン・ソック
ヤン・ジョンホ役:キム・ソンギュン
チェ・サン役:ヒョン・ボンシク
ノ・スグァン役:クァク・ジャヒョン
アン・ヨンハ役:チャ・ウジン
ヒョン・ホグン役:チャン・ギョクス
ナム・ナリ役:イ・ジュヨン
テ・ドンス役:チョン・マンシク
ほか
【会見まとめ】
キム・ダミが語る“イナ”というキャラクター
プロファイラーのイナを演じたキム・ダミは、「実在するプロファイラーのアドバイスも受けましたが、最終的には“イナ自身の感情や行動”に重点を置いて演じました」とコメント。冷静でありながら人間らしい揺らぎを見せるイナ像を、自らのアプローチでつくり上げたという。また、「なぜイナは刑事ハン・センの家に泊まれるほど信頼できたのか?」という質問には、「彼をプロファイリングした結果、安心できると判断した」と答え、イナの冷静かつ理知的な思考がにじむ場面となった。
ソン・ソックが作り上げた“信じたくない刑事”
一方、ハン・セン役のソン・ソックは「10年かけてある人物を追い続ける刑事という設定を、どうリアルに説得力を持たせるかに悩んだ」と語る。その結果、疑いから信頼への変化を丁寧に描いた彼の演技は、視聴者から高く評価されている。彼のビーニー帽について「なぜいつも被っているのか?」と聞かれると、「それがハン・センの“殻”のようなもの。演じながら自然に定着していった」と語った。
サプライズキャストや演出の裏話も
ヤン・ジョンホ役のキム・ソンギュンは、「10年ぶりにユン監督と再会できて感慨深かった。疑われる役どころにも、実は愛着がありました」と舞台裏の思い出を語った。ユン監督は、物語冒頭の印象的な死亡シーンに登場するジン・ジニのキャスティング理由について「物語を象徴する存在として、観る人の記憶に残る人物が必要だった」と明かした。
“視聴者の推理力、想像以上”──制作陣も驚きの声
イベントでは「犯人を当てたのは、友人グループでも1人だけだった」というソン・ソックの裏話に、観客からも笑いと驚きの声が上がった。ユン監督は、「視聴者の考察があまりに鋭くて、時に“読まれていた”と驚くこともあった」と語り、視聴者と作品との“知的な駆け引き”を楽しんでいた様子だ。
ファンイベントでも“ドラマの一部”に
参加者に配られた黄色い封筒とパズルのピースは、作品世界に入り込む演出として大好評。「まるで自分が事件解決に関わっている気分だった」という声も多く寄せられた。また、「結末まで一気に見たくなる加速度感がすごい」「観終わった直後、すぐに1話に戻りたくなる」というレビューも目立ち、『ナインパズル』はまさに“再視聴してこそ面白い”ドラマとして支持を広げている。
◇公式X「@DisneyPlusKR」GV 현장 대공개 GV現場大公開動画
「ナインパズル」はディズニープラスで全話独占配信中だ。
