「あなたを奪ったその日から」北川景子が誘拐した娘・一色香澄も真実に近づく【第9話ネタバレ・10話予告】

「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)、2025年6月16日第9話が放送された。10年前、紘海(北川景子)の娘がアレルギーショック出なくなった事件の真犯人は結城旭(大森南朋)の長女・梨々子(平祐奈)と判明。旭の次女の誘拐についても周りの人が気がつき始める。6月23日に第10話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「あなたを奪ったその日から」とは
「あなたを奪ったその日から」は、10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう復讐劇なのだが、紘海に大きな誤算があり、どんどんと周囲を巻き込んでゆく。紘海の復讐がどういう結末を迎えるのかを描くサスペンスだ。その第9話が6月16日に放送された。
■第9話ネタバレあらすじ
紘海(北川景子)の部屋を訪ねた望月(筒井道隆)は、部屋から美海(一色香澄)が出てきた美海が持っていたバッグには紘海と同じキーホルダーがあることに気がついた。そのキーホルダーには見覚えがあった。美海が紘海の娘だと確信し、思わず後をつけた望月は、その姿に1人の少女の面影を感じ、脳裏にある疑惑が浮かび上がる。それは、結城旭(大森南朋)の娘だ。10年前に忽然と姿を消した少女だ。望月の動きを知った旭は、紘海の正体を明かしたうえで「彼女にはもう関わるな」と釘を刺し、一方で、萌子の捜索用の番号にかかってきた1本の電話について発信者を特定するよう命じる。
そんななか、入院中の梨々子(平祐奈)の元を訪れた旭は、梨々子のオーバードーズの原因に気づく。別居している元妻・木戸江身子(鶴田真由)も親の責任を果たすために紘海に会う必要があるという。さらにその席に記者であり、事件の隠蔽を助けてくれたシェフの鷲尾(水澤紳吾)の娘である砂羽(仁村紗和)にも来てもらうことにした。
紘海が旭の家につくと、そこには旭、江身子、梨々子、砂羽が揃っていた。そして事件のことを旭が説明する。その日、デリの6店目の出店がきまり上機嫌だった旭。鷲尾のもとへゆくと、ヘルプが2名休んでいて、梨々子が手伝っていた。これまでも梨々子は店をちょくちょく手伝っていたので、旭も鷲尾も安心していた。しかし、忙しさのあまり、ピザを作る時、“家で作っているのと同じように”エビを入れてしまった。オーブンに入れる前に気がついたが、かけらが残っていた。これが原因だった。灯の死を知り、旭に確認された梨々子はエビの混入について正直にはなした。しかし、梨々子に非難が集中することなどを恐れた旭はそのことを隠す。鷲尾にも500万円の金を払って口止めした。
旭、江身子、梨々子の3人は土下座して謝るが、紘海は拒否する。そして、「あなた方には謝る相手がいる。でも私には灯はもういないんです」といい、自分がもっと注意していればと叫んで出ていってしまった。
旭がおいかけてきて「守る」といってくれたが、紘海は「さようなら」といって去って行った。
望月は回りの人達からの話で、美海と名乗っている少女が旭の次女の萌子だと気がついていた。一方、美海自身も自分には秘密があり、それには「萌子捜索」が関係していると知った。そして、家をでて引っ越そうとする紘海に記事をみせ「この人誰?」と問い詰めた。
10年前のエビ混入の真犯人は長女の梨々子(平祐奈)だった
なぜエビが混入したのか、鷲尾(水澤紳吾)が500万円の金をもらっていた理由はなんだったのか?が旭(大森南朋)と梨々子の話で判明した。第1話の登場から“ふてくされたような”態度をとっていた梨々子だったが、自分が手伝ったために少女がなくなったこと、その真実を話すことができずにいたことで精神が追い込まれていたこともわかった。望月(筒井道隆)大活躍
旭の親友であり、デリを一緒に経営していた望月だが、新しい会社に入ってからは旭との間にも距離がでていたように映っていた。しかし、萌子が誘拐された時に一緒にいたこともあり、萌子のことは人一倍心配し続けていた。そんな望月がクリーンヒットを放った。紘海(北川景子)が持っていた電車のキーホルダーと萌子が持っていた電車のキーホルダーが似ていることや美海(一色香澄)に萌子の面影を発見するのだ。そして、それは美海が真実に迫ることにもなった。23日に放送される第10話で、自分が誘拐された子であることを知りながら、母・紘海と暮すことを希望する美海の前についに旭がやってくる。10年ぶりに親子の対面となるが、どんな結末へと進んでゆくのか?結城旭を演じる大森南朋のコメントが公開された
ドラマ終盤にきて、大事なキーパーソンの結城旭を演じる大森南朋のインタビューが公開された。結城旭の役柄、そして自身と似ていることを聞かれると「結城旭は、優しく、真面目で仕事の出来る人だと思っています。人間なので、時に感情的になったり、間違いを起こす事もあるのでしょう。そういった部分も含めて似ていると言われれば似ているのかもしれませんが、あくまでも脚本に描かれた結城旭を演じさせていただいたので、似てない部分もあるとは思います」と答えている。そして、まだまだ、怒濤の展開が待っていると話す。インタビュー全文は番組公式サイトに掲載されている。■第10話あらすじ
美海(一色香澄)は、紘海(北川景子)と血がつながっていないどころか、自分が親元から紘海によって奪われた子供だと悟った美海は、激しく動揺する。一方、望月は、11年にわたり自分を騙していた旭への怒りと失望から、紘海が萌子を誘拐して実の娘として育てていることを伝えられずにいた。しかし隠し通せるわけもなく、ついに、紘海の娘・美海こそが萌子だと打ち明ける信じがたい事実をすぐには受け入れられず、旭は狼狽する。望月の制止を振り切って部屋を飛び出していく。すると望月は、ある人物に電話をかけて…。
その頃、紘海と美海は長野の姨捨へ向かうことにした。美海は念願だった旅行に期待を膨らませて笑顔を見せるが、紘海のそばを離れた瞬間、その顔には不安の色が。紘海もまた、美海と過ごせる時間が残りわずかで、罪を償うときがすぐそこまで迫っていることを理解していた。するとそこへ、旭が現れた。
カンテレ・フジテレビ 2025年4月21日スタート。毎週月曜日22時放送「あなたを奪ったその日から」。出演:北川景子、大森南朋、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平、水澤紳吾、小川李奈、一色香澄、原日出子、鶴田真由、中原丈雄、筒井道隆、倉田瑛茉、大浦龍宇一、田山由起、内藤秀一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@anauba_ktv」。
◇カンテレ・フジテレビ「あなたを奪ったその日から」番組公式サイト
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