【最終回予告】「あなたを奪ったその日から」娘・美海が大森南朋の元で見せる笑顔を悲しく見つめる北川景子【第10話ネタバレ】

「あなたを奪ったその日から」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)、2025年6月23日第10話が放送された。結城旭(大森南朋)の娘・萌子を誘拐し、自身の娘・美海(一色香澄)として育てていたことがばれた紘海(北川景子)は、美海を返すしかなかった。6月30日に最終回・第11話が放送される。生きる気力をなくした紘海はどうするのか?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「あなたを奪ったその日から」とは
「あなたを奪ったその日から」は、10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川景子)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう復讐劇なのだが、紘海に大きな誤算があり、どんどんと周囲を巻き込んでゆく。紘海の復讐がどういう結末を迎えるのかを描くサスペンスだ。その第10話が6月23日に放送された。
■第10話ネタバレあらすじ
美海(一色香澄)は、紘海(北川景子)と血がつながっていないどころか、自分が親元から紘海によって奪われた子供だと悟った美海は、激しく動揺する。一方、望月(筒井道隆)は、11年にわたり自分を騙していた旭(大森南朋)への怒りと失望から、紘海が萌子を誘拐して実の娘として育てていることを伝えられずにいた。しかし隠し通せるわけもなく、ついに、紘海の娘・美海こそが萌子だと打ち明ける信じがたい事実をすぐには受け入れられず、旭は狼狽し、望月の制止を振り切って部屋を飛び出していく。すると望月は、紘海にそのことを告げる。紘海と美海は長野の姨捨へ向かうことにした。美海は念願だった旅行に期待を膨らませて笑顔を見せるが、紘海のそばを離れた瞬間、その顔には不安の色が。紘海もまた、美海と過ごせる時間が残りわずかで、罪を償うときがすぐそこまで迫っていることを理解していた。するとそこへ、旭が現れた。
旭は美海の姿をみて冷静ではいられない。しかし、紘海は美海に説明する時間が少しだけ欲しいという。紘海は美海に話をし、「お父さんは優しい人だから」と家に戻るように言う。美海は「私が可愛いから誘拐したんでしょ?」ときくが、紘海は復讐のためだと答えて家を出る。外で待っていた旭に“自首”すると告げると、美海が落ち着くまで待って欲しい都頼まれる。そして、旭は美海を自宅に連れて帰る。
自宅についた美海は何も記憶がなかった。“萌子”と呼ばれても他人ごとのようだ。旭とも梨々子(平祐奈)とも頑なに口をきかない。旭は“萌子”に、母親も含めて食事に行こうと誘う。部屋着のような服装の“萌子”に、梨々子が服を選んであげる。
そのころ、紘海の元に雪子(原日出子)がきていた。話をきいた雪子は美海に対して言うことはないのか?と尋ねる。紘海は最後の時に、なぜ、「血も繋がっていない」「かわいくない」と言ってしまったのか激しく後悔していた。
“萌子”は梨々子に旭が約束を守る人かを確認する。そして、意を決したように着替えて、4人で出かけてゆく。楽しそうに家族4人で出かける姿を紘海は後ろから見つめていた。
紘海(北川景子)が娘・美海(一色香澄)に真実を告げる
美海自身も自分の生い立ちに疑問を持ち、紘海にぶつける。一方、旭の友人である望月(筒井道隆)は独自の調査でそのことにたどり着いていた。そして、23日に放送された第10話で、全てが白日の下にさらされた。それでも、娘・美海を思い続ける紘海、母・紘海を多い続ける気持ちに嘘は無かった。決断を迫られる旭(大森南朋)
幼い時に誘拐された子どもが生きていた、それも自分たち家族が犯した罪のためとしった旭は今後、紘海をどうしてゆくのか?怒りにまかせて「報いは受けてもらう」といったが、元々は食品アレルギーの罪を隠蔽したのは旭たちだ。旭に決断が迫られる。生きる気力を失った紘海(北川景子)と“母”を思い続ける美海(一色香澄)
「あなたを奪ったその日から」は6月30日の第11話をもって最終回となる。紘海の実の娘・灯の死の原因がわかり、紘海が犯した誘拐という罪も発覚した今、紘海と美海、そして旭(大森南朋)はどうしてゆくのか?灯の死は旭の長女の梨々子(平祐奈)の事故といえば事故だが、偶然とはいえ車に乗り込んだ幼い子を誘拐してしまった紘海のほうは重大な罪に該当する。ドラマとはいえ、紘海がこのまま終わるとは思いがたいが、どう決着をつけるのかが楽しみな最終回となる。最終回を目前にして主演の北川景子のインタビューが公開となった
6月30日に最終回を迎える「あなたを奪ったその日から」の主演の北川景子は「ドラマの終わりが近づいていることを「寂しい」としながらも、「皆様にお届けできるのが楽しみです」と自信をのぞかせている。特に印象に残ったシーンとして同じ母親だからこそ、紘海の気持ちも痛いほど分かるようで、“1話で娘を失ったあと保育園で泣くところ、2話で萌子の首をしめようとするところは本当につらく忘れられません”と、このシーンを振り返った。最終回に向けては「灯を失うことになった背景が明らかになった9話。旭、梨々子、そして江身子までもが自分自身の罪、過ちと向き合い、全てをさらけ出しました。紘海も、灯に対しての自責の念を、苦しい胸中で語りましたが…物語はいよいよクライマックスです。最愛の娘を失い、暗闇の中を生きるしかなかったはずの紘海の人生を、照らし続けてくれた美海と向き合うこと、犯した罪を省みること、紘海は母親としてどう行動するのか。行きつく先はどこなのか? ぜひ、ご覧ください」とコメントしている。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。
■最終回・第11話あらすじ
旭(大森南朋)は、社長の木戸(中原丈雄)から一刻も早く紘海(北川景子)を逮捕させて事態を収拾するよう急かされるが、萌子(一色香澄)の気持ちを思うと決心がつかない。萌子は紘海を訴えないことを旭に頼んでいたのだ。同じ頃、砂羽(仁村紗和)もまた、長年追いかけてきた食品アレルギー事故の真相を記事にするかどうか迷っていた。父である鷲尾(水澤紳吾)が最期まで守り抜いた真実を、娘の自分が暴くことを躊躇していたのだ。
復讐相手の娘を誘拐するも自分の犯した罪に苦しみ、葛藤しながら生きてきた紘海と、そんな紘海の愛情を受けて育った美海。もはや会うことすら許されない親子の運命は…。
カンテレ・フジテレビ 2025年4月21日スタート。毎週月曜日22時放送「あなたを奪ったその日から」。出演:北川景子、大森南朋、仁村紗和、平祐奈、阿部亮平、水澤紳吾、小川李奈、一色香澄、原日出子、鶴田真由、中原丈雄、筒井道隆、倉田瑛茉、大浦龍宇一、田山由起、内藤秀一郎 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@anauba_ktv」。
◇カンテレ・フジテレビ「あなたを奪ったその日から」番組公式サイト
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