伝説の刑事バディ“タカ&ユージ”再び『帰ってきたあぶない刑事』7月4日地上波初放送

3週連続邦画ヒット作を地上波初放送第1弾、7月4日の金曜ロードショーでは伝説の刑事ドラマ『帰ってきたあぶない刑事』(日本テレビ、21時から22時54分)を本地上波初放送する。予告は番組サイトで公開中だ。
7月の金曜ロードショーは、昨年大ヒットした話題の邦画を3週連続で地上波初放送する。第1弾は舘ひろし&柴田恭平主演の大人気シリーズ8年ぶりの劇場作品『帰ってきたあぶない刑事』。刑事を定年退職し、ニュージーランドで探偵事務所をしていたタカ(鷹山敏樹)とユージ(大下勇次)が現地でトラブルを起こし、8年ぶりに横浜に戻り、香港在住の日本人弁護士が殺害される事件に巻き込まれていく。
1986年のテレビ放送依頼、ドラマに加え、劇場版7作品が製作された「あぶない刑事」は、舘ひろし演じるダンディー鷹山、柴田恭兵演じるユージことセクシー大下が、おしゃれな服に身を包み、華麗なアクションで事件を解決していく刑事ドラマ。ファッション性、そして軽妙なセリフまわしなど、スタイリッシュな演出がこれまでの刑事ドラマの常識を覆し、若者を中心に絶大な支持を受けた。通称「あぶ刑事(デカ)」と呼ばれ、ロケ地となった横浜では人が溢れかえり撮影が中止になったというエピソードもあるほど、もはや社会現象を生むほどの伝説的なドラマとなった。
そんな「あぶ刑事」シリーズは、1987年に劇場版第1作『あぶない刑事』が公開、大ヒットを記録すると、続けて『またまた』『もっと』『リターンズ』『フォーエヴァー―THE MOVIE』『まだまだ』と続き、2016年に公開された『さらばあぶない刑事』で惜しまれつつ伝説のラストを飾った。しかし、復活を熱望する声に応えるかたちで2024年5月、『帰ってきたあぶない刑事』で8年ぶりにスクリーンに登場し、再び大ヒットを記録した。
主演の舘ひろし、柴田恭兵をはじめ、浅野温子、仲村トオルら、シリーズおなじみのメンバーが再集結。ヒロインには土屋太鳳、さらに吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、杉本哲太など錚々たるキャスト脇を固める。
ドラマ放送開始から38年、劇場版最新作から8年の時を経て再集結したダンディー鷹山、セクシー大下の最強バディーの痺れる活躍を堪能できるチャンスとなるので、初めて見る人も往年の「あぶ刑事」ファンも金曜夜はタカ&ユージの勇姿を楽しみたい。
■あらすじ
刑事を定年退職し、ニュージーランドで探偵事務所を開業していたタカこと鷹山敏樹と、ユージこと大下勇次が8年ぶりに横浜に戻って来る。そんなある日、香港在住の日本人弁護士が何者かに殺害される事件が発生。タカは過去に2人と因縁のある男・劉飛龍(リウ・フェイロン)のもとを訪ねるが、タカはそこで出会った飛龍のビジネスパートナー、ステラ・リーがかつての恋人に似ていることが気にかかった。
その頃、2人の「T&Y探偵事務所」に永峰彩夏という女性が訪れ、母親を探して欲しいと依頼してくる。彩夏の母親、夏子は、タカとユージの旧知の女性。彩夏が自分の娘ではないかと疑念を持つ。夏子捜索を開始した2人だったが、横浜では殺人事件が多発し、やがて爆弾が仕掛けられるテロまで発生する。やがて、弁護士殺害事件の背後には、横浜のカジノ誘致を巡る陰謀と、海堂巧という黒幕の存在が明らかになる・・・。
■出演者
鷹山敏樹:舘ひろし
大下勇次:柴田恭兵
真山薫:浅野温子
町田透:仲村トオル
永峰彩夏:土屋太鳳
ステラ・リー:吉瀬美智子
劉飛龍(リウ・フェイロン):岸谷五朗
八木沼大輝:杉本哲太
早瀬梨花:西野七瀬
海堂巧:早乙女太一
黄凱(ファン・カイ):深水元基
田中文男:ベンガル
山路瞳:長谷部香苗
剣崎未来彦:鈴木康介
宍戸隼人:小越勇輝
■スタッフ
監督:原廣利
脚本:大川俊道 岡芳郎
製作:プロダクション:セントラル・アーツ
音楽:岩本裕司
音楽スーパーバイザー:佐久間雅一
◇日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト