最終回前話―ソヒョンが直面する最大の危機とオク・テギョンの生還「主役の初夜、奪ってしまいました」第11話

09時06分ドラマ
YouTube:KBS drama「남주의 첫날밤을 가져버렸다」EP11ハイライト映像より

7月16日に放送されたKBS 2TV「主役の初夜、奪ってしまいました」(原題:남주의 첫날밤을 가져버렸다)第11話では、ソンチェク(ソヒョン)が重大な危機を迎えた。物語の鍵を握るキョンソン君イ・ボン(オク・テギョン)の戦死が伝えられ、最終回目前で物語が大きく揺れ動いた。第11話のハイライト映像と最終回予告が公開された。この回のあらすじと見どころ、視聴率を紹介する。(ネタバレあり)



「主役の初体験、私が奪っちゃいました」(脚本:チョン・ソニョン、演出:イ・ウンヒ、カン・スヨン)は、現代の平凡な女子大生Kが推しのロマンス時代劇の世界で脇役に憑依し、執着心の強い男性主人公と一夜を過ごすことから始まる“ノーブレイク”経路離脱のロマンスファンタジー⇒【全話あらすじ・関連記事】

■キャスト
現在のK役:ソヒョン二役(少女時代)
チャ・ソンチェク役:ソヒョン(少女時代)
キョンソン君イ・ボン役:オク・テヨン(2PM)
チョ・ウネ役:クォン・ハヌル(子役:ユン・チェナ)
チョン・スギョム役:ソ・ボンジュン
ト・ファソン役:チ・ヘウォン
 ほか

主役画像出典:公式XおよびYouTubeハイライト映像より
その日、ソンチェクは憑依される前に持っていたキーホルダーとまったく同じものを部屋で発見し、倒れてしまう。その後、かつてソンチェクが「人生は退屈だ」と打ち明けた後、巫女ソルギ(キム・アヨン)からそれを受け取ったことを知り、現実の女子大生Kとチャ・ソンチェクの魂を入れ替えた決定的な媒介だったことが明らかになった。

そんな中、敵軍の奇襲によりイ・ボンの戦死の知らせが届く。ソンチェクは「主人公は簡単に死なない」と言い張るが、イ・ボンからの手紙を見つける。そこには、恋人を残して旅立つ恐怖が吐露されており、ソンチェクの心は崩れる。

一方、王室ではソンヒョン君イ・ギュ(イ・テソン)が権力を拡大しつつある。病に伏せる国王の信頼を勝ち取り、次期君主の座を確実なものに。一部臣下が適任の王位候補の一人として「キョンソン君イ・ボン」の名をあげると、その場で斬り捨て本性を現した。。

イ・ギュの野望は次第に私的な権力闘争へと及び、ソンチェクに結婚を強要。拒否されると彼女の父である領議政(ソ・ヒョンチョル)に無実の罪を着せ、家族全員を罪人として捕えさせた。ソンチェクは理不尽な状況に抗うものの、イ・ギュは冷徹に「お前が選んだ道だ」と突き放す。

刃がソンチェクに向けられた瞬間、画面は突然現実に切り替わった。小説の中から弾き出されたソンチェクは現実の女子大生Kと対面。脇役に過ぎなかった「チャ・ソンチェクが主人公へと浮上し、小説は新たに連載されているが現在サーバーはダウンしている」という衝撃の状況をKから聞く。その時、二人の前に怪しい少年(イ・ジュウォン)が現れた。ソの少年こそが、月下老人で小説家だった。

少年は、今の物語は女子大生Kの魂が入ったソンチェクが自ら書き進めたものであると説明し、たった三文で次のシーンを描ける機会を与えた。

すべてがソンチェクの選択にかかる瞬間、物語は再び彼女の手元で展開した。「暴れ者の顔に蜂が飛んでくる」というたった一文で危機を乗り越えたソンチェクは、「黒蛇団(흑사단)」に関連した故事成語を唱え、イ・ギュと二人きりで対面する機会を作る。そして本来は暴君を抑えるために作られた黒蛇団が今はその意志を失い変質したことを指摘し、イ・ギュの心を揺さぶった。

だがそんなソンチェクの努力にもかかわらず、イ・ギュは彼女を自分の屋敷に連れて行き、再び脅しをかけた。意のままにならないソンチェクにイ・ギュが刀を振り下ろそうとした瞬間、矢が刀を弾き飛ばした。現れたのは、死んだと思われたイ・ボンだった。



この回では2人のソヒョンが対面!そして謎の少年が小説の作家であり「月下老人」だと明らかになった。この月下老人は、中国の伝説に由来する縁結びの神様。

果たしてイ・ボンはどのように生き返ったのか、全ては最終回で明かされる。なお、ニールセンコリアによると、この回の全国視聴率は前回(第10話)より0.1ポイント低い2.6%にとどまった。

最終回は7月17日21時50分から放送予定で、ファンタジーロマンスの結末に期待が高まっている。

YouTube|KBS Drama「남주의 첫날밤을 가져버렸다」EP11(ハイライト映像)
YouTube|KBS Drama「남주의 첫날밤을 가져버렸다」EP12(最終回予告映像)

KBS「남주의 첫날밤을 가져버렸다」HP

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