「優しい男の物語」Disney+18日スタート イ・ドンウクが“自業自得”の人生をやり直す決意をする【第1話第2話予告】

07月17日11時47分ドラマ
画像:YouTube|JTBC drama「착한 사나이」EP1-2予告編

明日7月18日放送開始するJTBCの新・金曜シリーズ「優しい男の物語」の第1話と第2話予告映像を公開した。同日よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信される。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】



「優しい男の物語」は、三代続くヤクザ一家の長男でありながらも意外な純情を秘めたパク・ソクチョル(イ・ドンウク)と、歌手を夢見る彼の初恋相手カン・ミヨン(イ・ソンギョン)が繰り広げる感性派ノワールドラマ。大切な人のためにすべてを投げ打った男女の熱い愛、厳しい現実を乗り越えて夢を追う姿が、温かい笑いとともに深い感動を届ける予定だ。

演出は、映画『パイラン』『高齢化家族』『私たちの幸せな時間』などで繊細な演出力を見せたソン・ヘソン監督と、ドラマ『人間失格』を手がけたパク・ホンス監督が担当することで期待が高まっている。また、『ユナの路地』『ソウルの月』『青い鳥はいる』などで人気を博した脚本家キム・ウンギョンと、映画『野党』のキム・ヒョソクによる脚本のタッグにより完成度が担保されている。

さらに、『ソウルの春』『野党』『南山の部長たち』『ただ悪から救って』などを手がけ、企画力と制作力が高く評価される制作会社ハイブメディアコープが初めてドラマに挑戦する点も話題となっている。何よりも、イ・ドンウク、イ・ソンギョン、パク・フン、オ・ナラ、リュ・ヘヨン、チョン・ホジンなど、信頼のおける俳優陣が見せる化学反応が注目を集めている。

第1話と第2話予告は、組織世界からは一歩退いたが、依然として名山市のヤクザたちの“兄貴分”であるパク・シルゴン(チョン・ホジン)の怒号から始まる。三代続いたヤクザ一家としての運命に逆らえずにヤクザになってしまったパク・ソクチョル、その問題児の長女パク・ソクギョン(オ・ナラ)、非凡な末っ子パク・ソクヒ(リュ・ヘヨン)の、平凡に見えて平凡ではない日常が、波風立たない「ソクチョル・ファミリー」の予感を漂わせている。

ヤクザであるソクチョル(イ・ドンウク)の日常は容易ではない。“夢も希望も見えない現実”の中で彼は、自分の望まない方向へ流れた人生を元に戻す決意を固める。そして幼い頃の初恋・カン・ミヨンが“人生の太陽”のように運命的に再登場する。

ソクチョルは「今回の仕事を片付けたら抜け出す」と組織脱退への強い意志を見せるが、その後に映された傷だらけの顔でよろめく危うい姿は、宿命の鎖を容易には断ち切れないことを予告している。

初恋のミヨンの出現は、ソクチョルと旧知でありライバルでもあるカン・テフン(パク・フン)との関係にも大きな波紋を呼ぶ。ステージで歌うミヨンを見るテフンの眼差しに重なる「ソクチョル、俺たちどうしてこんなことになったんだ」という言葉は、三人の複雑な三角関係をほのめかしている。また「なぜ何も話してくれなかったの?」というミヨンの涙声の問いは、ソクチョルとミヨンの過去の物語への関心を高めている。

守るべきものが多く、「好きに生きたことがない」ソクチョル。愛し、守りたい夢と愛のため、“優しい男”が人生を賭けた最後の戦いに注目が集まっている。



ソン・ヘソン監督は、制作発表会で、「誰もが避けようとする人生の岐路に立つ人々の物語。どちらの道を選ぶかによって人生が大きく変わる。その後悔や希望を描いていく作品」と語った。そして、「タイトルやヤクザという素材が“古い”印象を与えるかもしれないが、むしろそれを武器にしたかった」と語っており、刺激やスピードを追うよりも、失われつつあるもの、忘れられたものが本作の核となりそうだ(【制作発表会まとめ】)。

「優しい男の物語」はJTBC新金曜ドラマとして7月18日から2話連続で放送され、その後、Disney+(ディズニープラス)で独占配信される。

YouTube「@tongtongculture」제작발표회(制作発表会フォトタイム+発表会)
YouTube「착한 사나이」제작발표회(制作発表会動画一覧)

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】