「愛の、がっこう。」教師として自信をつけた木村文乃はラウールに個人授業を申し出た【第2話ネタバレと第3話予告】

08時52分ドラマ
©フジテレビ

「愛の、がっこう。」(フジテレビ、木曜22時)7月17日、第2話を放送された。朝ドラ「あんぱん」次郎役の爽やかさを完全封印した中島歩の底知れぬ気味悪さに脱帽。カヲル(ラウール)と愛実(木村文乃)の関係は一歩ずつ進む。7月24日、第3話が放送される。予告動画が番組公式サイトに掲載されている。



「愛の、がっこう。」とは
「愛の、がっこう。」は、ドラマ「白い巨塔」、「昼顔」などを手がけた脚本・井上由美子×演出・西谷弘が再びタッグを組み、現代にアップデートした新たな純愛ドラマを届ける。「恋への憧れの扉」をこじあけるような、新たなラブストーリーだ。その第2話が7月17日に放送された。

■第2話ネタバレあらすじ

カヲル(ラウール)の念書の件を知った夏希(早坂美海)は行方をくらませてしまう。愛実(木村文乃)はカヲルに電話するが、夏希とは会っていないという。夏希の母緒は烈火のごとく怒って学校にやってくる。話しているところに、カヲルから電話が入った。母親やシスターたちの制止を振り切り電話にでると「夏希の居場所を教える」という。愛実が迎えに行くと、夏希はカヲルから「いい大学に受かって金持ちになったら俺の愛を買いに来い」と説得されたと話す。夏希から両親の口癖の「無償の愛」という言葉を聞かされ、ホストに対する「有償の愛」とどっちがいいのかと夏希が愛実にきく。愛実は「難しい」と素直に答えると、夏希の態度が変わった。

数日後、愛実が友人の町田百々子(田中みな実)の家にいると、婚約していた川原洋二(中島歩)から「やり直したい」というメールが届く。過去のストーカーのことも話したのにと思うが、百々子は川原を呼び出した。百々子は川原にどれくらい愛実に本気なのかをいろいろ確認する。愛実の過去の恋人を寝取ったのは自分だといい、川原が驚くが、愛実も“百々子は知らなかった”のだから仕方ないといって、二人は変わらず親友なのだと告げる。

ライバルのホスト・つばさ(荒井啓志)の常連客である宇都宮明菜(吉瀬美智子)がカヲルをみて「あの子いい」といいだす。先月の成績がアップして機嫌がよくなっているカヲルだったが、母・奈央(りょう)が店に来て、金をせびる。その様子を明菜が興味深そう似見る。店長の松浦(沢村一樹)は玄関でカヲルが金をもってくるのを待っている奈央を見て隠れるようにしていた。

川原と愛実は婚約指輪を注文するためにホテルの宝石店に向かう。そこには明菜に連れられてきていたカヲルもいた。互いに互いの存在に気がついてはいた。そして、川原から部屋に誘われた愛実はエレベーターにのると、そこにカヲルと愛実もいた。

部屋に入った愛実はいきなり押し倒されそうになり、腰を強打してしまい、川原を厳しく見る。さして気にして居なさそうな川原を後にして愛実は部屋を出た。

カヲルは明菜にベッドに誘われるが、ビクビクしている様子をみて明菜が激怒する。赤ワインを頭からかけられてしまう。明菜は「ただでお金が稼げると思うな」といって、部屋をでていった。そして、明菜が乗ったエレベータに愛実が乗ってきた。

川原は付き合っている女性に電話をして部屋に来るようにいう。二人を相手にしていないとだめなのだと電話で大声で話すが、女性はさして気にしている風でも無かった。

家に戻ったカヲルは愛実に電話をかけ、ビルの屋上に呼び出した。カヲルはそこで練習した自分の名前を書いてみせる。すると愛実は“上達している”と喜ぶ。カヲルは密かに練習していたのだ。愛実がカヲルに字を教えるというと、カヲルは自分は恋愛を教えるといった。

明菜役の吉瀬美智子、川原役の中島歩に注目が集まる

カヲル(ラウール)が自分と寝るのに躊躇したのを見た途端に赤ワインをぶっかける明菜役の吉瀬美智子と、会話の雰囲気からも少しずつ気味悪さを出し、愛実がでていってしまうと付き合っている女性に電話をして「二人の女と付き合わなければだめなんだ」と言い切る川原役の中島歩の二人がクローズアップされた第2話だった。放送が終わると、二人に対するコメントがネットに溢れた。

俳優・龍イチカ(KABA.ちゃん)登場

1996年に小室哲哉プロデュースのダンスユニット・dosのメンバーとして芸能界デビューし、同年「第38回日本レコード大賞」「第29回日本有線放送大賞」など数々の新人賞を獲得するなど一大ブームを巻き起こしたKABAちゃんこと、龍イチカが第2話に登場した。2023年から演技の勉強をしてきたといい1シーンの出演だったが、インパクトを大きく残した。

制作発表の模様が番組公式サイトで公開

「愛の、がっこう。」に出演する木村文乃、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、沢村一樹の5人が制作発表の場に登場した。木村文乃は井上由美子のオリジナル脚本ということで出演を決めたというが、脚本を読んで「でも心がザワザワと、何とも形容しがたい気持ちが沸き立って、お受けする以外の選択肢はないなと思って二つ返事で引き受けました。ちなみに撮影が始まってからも、今もザワザワしています」と話した。この“ザワザワ感”についてラウール、田中みな実、中島歩も質問に答えた。ラウールは「僕もザワザワしました。落ち着く瞬間がなかなかないのですが、じっくり待っていただけたらと思います」とコメントし、田中みな実は「会話が面白いです。“正しいということはなんだろう”、“自分が思う正義感は、果たして本当に正義なのか”など、いろいろと考えさせられる物語だと感じています」と語る。中島歩は「自分の倫理観を揺さぶられるようなキャラクターばかりなので、登場人物たちを見て、腹が立ったり共感したり心が動かされると思います」と回答した。5人の中で唯一井上作品に出演したことのある沢村一樹は「僕もザワザワします(笑)。井上さんの脚本は最後まで本当にわからないので」と今後の展開に期待を寄せた。制作発表の模様については番組公式サイトに掲載されている。

■第3話あらすじ

小川愛実(木村文乃)は、カヲル(ラウール)に読み書きを教えるようになる。文字の練習を通じて、2人の間には親密な空気が流れる。高校教師として教壇に立つことでは味わえなかった、教える喜びを感じる愛実。

町田百々子(田中みな実)は取材のためにカヲルから話を聞く予定だと愛実に話すが、愛実はカヲルと会っていることを隠す。

愛実が担任を務めるクラスのホームルームで、自分の経験を踏まえて進路について話をする。今までより興味を持って話を聞く生徒たち。カヲルと引き離された沢口夏希(早坂美海)は勉強してアメリカの大学を目指すと愛実に報告し、「所詮、ホストとは住む世界が違う」と言い放つ。それを聞き、複雑な気持ちになってしまう愛実。

次の土曜日。いつもの屋上で待つ愛実の元へ、カヲルが遅れてやってくると、カヲルは仕事について話をし、さりげなく店に誘う。愛実がきっぱりと断るとカヲルは態度を一変させ、「つまんねー女」と一蹴。ショックを受けた愛実はその場から立ち去るが…。

フジテレビ 2025年7月10日スタート。毎週木曜日22時放送「愛の、がっこう。」。出演:木村文乃、ラウール(Snow Man)、田中みな実、中島歩、りょう、筒井真理子、酒向芳、沢村一樹、坂口涼太郎、味方良介、野波麻帆、早坂美海、荒井啓志、別府由来ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@aino_gakkou」。

フジテレビ「愛の、がっこう。」番組公式サイト

【2025年夏ドラマ】【全話あらすじ・関連記事】