「僕達はまだその星の校則を知らない」失恋はいじめ?磯村勇斗の子ども時代の苦しさが徐々に判明【第2話ネタバレと第3話予告】

「僕達はまだその星の校則を知らない」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年7月21日第2話が放送された。第2話は学校での男女交際からくる“失恋”だ。降られた方はいじめられていると訴え、白鳥(磯村勇斗)も認めるが、珠々(堀田真由)たちは“さすがにそれはない”と感じた。7月28日、第3話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「僕達はまだその星の校則を知らない」とは「僕達はまだその星の校則を知らない」独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少子化による共学化で揺れる私立高校にスクールロイヤー(学校弁護士)として派遣されることになり、法律や校則では簡単に解決できない若者たちの青春に、必死に向き合っていく学園ヒューマンドラマ。その第2話が7月21日に放送された。
■第2話ネタバレあらすじ
学校では、珠々(堀田真由)が『学生に恋愛は必要か不必要か』というテーマでディベートの授業を行い、白熱した議論が交わされた。共学化によってぎくしゃくしていた男女の仲がようやく深まってきたと安堵していた。ところがしばらくして、珠々のクラスの藤村省吾(日向亘)が、教室内で別のクラスの井上孝也(山田健人)に掴みかかる事件が発生する。藤村は堀麻里佳(菊地姫奈)と付き合っていたが別れを切り出された上、堀が井上と付き合い始めたため怒ったのだ。さらに、駆けつけた麻里佳が新恋人の井上をかばったことで、藤村は大勢のクラスメイト前で恥をかいてしまう。失恋にショックを受けた藤村は、「これはいじめだ」と騒ぎ立て不登校になり、それを聞いた白鳥(磯村勇斗)は、いじめ防止対策推進法に基づき、スクールロイヤーとして藤村を守ると約束する。
職員たちはただの恋愛のもつれだと考え、しばらく静観しようとするが、白鳥だけは藤村を“被害者”、堀と井上を“加害者”と呼び、いじめ対策委員会による調査の必要性を声高に訴える。ところが、この調査が波紋を呼ぶことになる。白鳥は被害者が訴え出ている以上、加害者の罪の意識など関係ないという。白鳥自身、子どもの頃から周りの同級生たちにいじめられてきていた過去があった。
藤村の家を訪ねると、父親は失恋だったとは思っても居なかったと驚く。それでも白鳥は加害者側に話をきくといった。珠々は失恋はいじめとは思えないという。そして、自分も失恋したことがあるといい、“よだかの星”の一節をきかせる。新しい恋人・井上にも話をきくと、里佳は認知症の祖母の面倒も見ていて、その時に出会ったという。飾らないでいられることが心地よくなったと里佳は話したことを知る。そして里佳は自分が中傷されるのは致し方ないとしても、井上のことは守って欲しいと訴えた。
白鳥は藤村や里佳たちの気持ちを知ろうと二人の席に座って授業を受ける。すると、藤村のことを心配している天文に興味のある生徒・高瀬佑介(のせりん)と知り合った。
再び、藤村の家を訪問した白鳥は、高瀬からの伝言を告げ、高瀬がまっているからと、流星群のくる日に天文台をあけることを話した。そして、その日、藤村はやってきた。藤村は里佳とのことはいじめではないといい、時が経ったらいい思い出になると良いと話す。珠々も藤村に寄り添った。
数日後、白鳥が務める法律事務所に学園の理事長(稲垣吾郎)が尋ねてきた。
失恋がいじめなのかという難しい問題
男女交際から来る、“別れ”の時。振られたほうにしたら、その後の厳しい日々は振った方のいじめではないのか?というのが、第2話の話題だった。最終的に振られた男子学生も納得する展開となったが、“いじめ”の判断の難しさが一気に出た回となった。タイムリーな盗撮問題
7月28日に放送される第3話では学内での盗撮がテーマとなる。盗撮は絶対的に“犯罪”なので、第1話の制服問題、第2話の失恋案件と比べるとぐっと犯罪色が濃くなるテーマとなる。徐々に過去が判明しつつある白鳥(磯村勇斗)はそんな事態にどう対処してゆくのか?そして、弁護士事務所を訪ねた理事長(稲垣吾郎)の目的は?第1話放送中にXで世界トレンド1位の偉業
第1話は男子校、女子校が一緒になり新しい制服を巡っての“学校内裁判”が起こされるまでになった。その話題性は予想以上で放送中からネットで盛り上がりをみせ、様々な意見がXによせられ、トレンド1位を獲得した。ヒロイン・堀田真由のコメントが公開された
スクールロイヤーの白鳥(磯村勇斗)を助け、徐々に自分の考えも変えてゆく教師・幸田珠々役に挑む堀田真由のコメントが公開された。ドラマについて「私は、第1話を見ていろいろな感情が湧き上がりました。群像劇でありながら、登場人物それぞれに魅力と”ギャップ”があるので、物語が進んでいく中で、最初の印象とは違う面を知って、どんどん“推し”を見つけて応援してもらいたいです。さまざまな個性を持っている人たちが集まっていて、誰一人として置いていかない優しい物語ですし、毎週“明日学校で話そう”“誰かに伝えよう”と、自分の意見を“話す”“伝える”ことが大事なドラマな気がしているので、そのきっかけを作れていたらうれしいです」と話している。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。■第3話あらすじ
廃部になった天文部を復活させたいと願いに、健治(磯村勇斗にも頼まれた珠々(堀田真由)は、バレー部の顧問と兼任するか迷う。一方、2年生の三木美月(近藤華)が、同じクラスの内田圭人(越山敬達)に盗撮された可能性があると被害を訴え、山田(平岩紙)立ち会いのもと、健治が話を聞くことになった。美月は性的な動画をとられたのではと心配していた。憤慨した山田はすぐにでも内田に画像を削除させようとするが、健治は画像がなくなれば証拠が消えてしまうとそれを制止する。しかし、時間が経過するほど、画像がネット上に拡散される危険性が高まることから、健治たちは校長と副校長、そして三木と内田の担任だけに事態を打ち明け、健治が考案したミッションを速やかに実行することになった。
その頃、天文部復活の糸口を探していた高瀬は、健治から受けたアドバイスをもとに、生徒会規約に目を通していた。すると、あることに気づいて…。
カンテレ・フジテレビ 2025年7月14日スタート。毎週月曜日22時放送「僕達はまだその星の校則を知らない」。出演:磯村勇斗、堀田真由、稲垣吾郎、平岩紙、市川実和子、坂井真紀、尾美としのり、木野花、光石研、日高由起刀、南琴奈、日向亘、中野有紗、月島琉衣、近藤華、越山敬達、菊地姫奈、のせりん、北里琉、栄莉弥 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bokuhoshi_ktv_」、ハッシュタグは「#ぼくほし」。
◇カンテレ・フジテレビ「僕達はまだその星の校則を知らない」番組公式サイト
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