「アイショッピング」返品されたウォン・ジナ、子供たちの反撃開始-第2話視聴率2.1%で上昇気流に乗る

22日に韓国で放送されたENAの月火ドラマ「アイショッピング」第2話では、返品された子どもたちのリーダーであるキム・アヒョン(ウォン・ジナ)が、自分たちを排除しようとする秘密組織に立ち向かった。この回のあらすじと見どころを紹介、次回(第3話)予告は公式Xで視聴できる。
第2話の視聴率は、ニールセンコリアの有料世帯基準で全国2.1%、首都圏2.0%。瞬間最高視聴率では全国で2.5%、首都圏で2.6%を記録して自己最高記録を更新した。初回放送の視聴率は全国1.7%、首都圏1.9%。第2話にして早くも上昇の兆しを見せた。
「アイショッピング」は、養父母に捨てられ、死の淵から奇跡的に生き延びた子どもたちの壮絶な生存と復讐を描くアクションスリラー。購入後も「気に入らなければ返品可能な子どもたち」という衝撃的な設定が話題を呼び、放送開始直後から視聴者の注目を集めている。⇒【全話あらすじと見どころ】、【制作発表会動画・まとめ】
■キャスト
<アイショッピング組織>
(組織の首謀者)キム・セヒ役:ヨム・ジョンア
(組織員だが裏で子供たちを守る)ウ・テシク役:チェ・ヨンジュン
(組織の実質運営者)チョン・ヒョン役:キム・ジニョン(DEX/デックス)
<返品された子供たち>
(リーダー)キム・アヒョン役:ウォン・ジナ
ジュアン役:アン・ジホ
ソミ役:イ・ナウン
ソクス役:オ・スンジュン
チェ・シウ役:カン・ジヨン
ほか
■第2話「品質不満」あらすじ
生死不明となったウ・テシク(チェ・ヨンジュン)に代わって、アヒョン(ウォン・ジナ)が子どもたちのリーダーとして動き始める。
事故の知らせに混乱する子どもたちをなだめながら、アヒョンは彼らを安全な場所へ避難させる計画をたてる。テシクが遺した遺品の中から、違法養子縁組に関わる巨大組織の実態を突き止めた彼女は、「品質不満」という身勝手な理由で子どもたちを返品した“親”たちの本性を知り、言葉を失う。
だが、安息の時は長くは続かなかった。組織員チョン・ヒョン(キム・ジニョン)をはじめとする追っ手が、再び子どもたちを排除しようと動き出す。アヒョンたちは命がけで逃走しながら、テシクが果たせなかった「復讐」を受け継ぐことを決意。組織の中枢へつながる「VIPカード」の入手を目指して、新たな計画を立てる。
最初の標的としたは、ソミ(イ・ナウン)の元養父であり、名門小学校の校長を務めるハン・チョルス(イム・ジェミョン)。表向きは教育者として評価を得ていたが、裏では卑劣な真実を隠していた。ジュアン(アン・ジホ)が女装してチョルスに近づき、秘密を探る。そして明かされたのは、ソミが返品された理由が、母との不仲ではなく、催眠術をかけて自分を強姦したチョルスの一方的な決定だったが分かった。
さらに、ソミは自分を必死で探していた養母が今は病院にいることを知り、心を大きく揺さぶられる。混乱の中、子どもたちはチョルスからVIPカードと組織に関する情報を手に入れるが、怒りに震えたソミがついに理性を失い、危険な行動に出てしまう。終盤に響き渡る銃声が、今後の展開への不穏な予感を残した。
一方、秘密組織の中心人物であるキム・セヒ(ヨム・ジョンア)も本格的な動きを見せる。
■第2話見どころ
この回もUDT(海軍特殊戦団)出身のキム・ジニョンのアクションに圧倒される。そんなジニョン扮するチョン・ヒョンと戦うアヒョンを演じるウォン・ジナのアクションも迫力満点。【制作発表会】では、テシク役のチェ・ヨンジュンの「彼(キム・ジニョン)の動きは速く、力も本物だった。実際に殴られたこともあった」と苦笑交じりのコメントに、同様の経験を語った。
いよいよ本格的に明かされてきたヨム・ジョンア演じるセヒの本性とその計画の全貌が明かされてきた。彼女は「完璧な子ども」をつくり上げようとする異常な信念の持ち主。そして彼女の娘の名前も「キム・アヒョン」であることが判明し、主人公アヒョンとの因縁を暗示する展開が視聴者の関心を一層高めた。
「アイショッピング」は、ただ刺激的なだけのドラマではない。「子どもを商品として扱う社会」という重いテーマを内包し、大人たちの身勝手により「返品」された子どもたちの心の傷や怒り、そして再生を描き出す。圧巻のアクション、高密度なサスペンス、そして役者たちの深い演技力が相まって、極上のアクションスリラーとしての存在感を確立している。
「アイショッピング」第3話は、7月28日22時から放送され、韓国ではTVINGでも独占配信される。日本での放送、配信の予定は7月22日現在まだない。
◇公式X|第3話予告
◇YouTube|メイン予告(日本語字幕なし)
