Netflix「エマ」8月22日配信決定&ティーザーポスター解禁 イ・ハニ主演で伝説の官能映画制作裏物語を描く

07月24日12時18分ドラマ
画像出典:Netflix KOREA公式X「애마」より

Netflixの新作シリーズ「エマ」(原題:애마/愛馬)が、8月22日(金)に全世界同時配信されることが決定し、注目を集めている。ティーザーポスターも公開された。

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「エマ」は、1980年代の韓国を揺るがせた官能映画『愛麻夫人(애마부인/エマブイン)』の誕生過程を背景に、華やかなスポットライトに隠れた暗い現実に勇敢に立ち向かうトップスター「ヒラン」と新人俳優「ジュエ」の物語を描いている。



監督は、『毒戦』『幽霊』『天下長者マドンナ(천하장사 마돈나)』などで異なるジャンルを自在に操るイ・ヘヨン。自身初となるシリーズ作品である本作には、イ・ハニ、パン・ヒョリン、チン・ソンギュ、チョ・ヒョンチョルら個性豊かな俳優陣が集結し、新たな相乗効果を期待させる。

公式に公開されたティザーポスターでは、『エマ夫人』の上映館が映し出され、当時のトップスター「ヒラン」(イ・ハニ)と輝く新人女優「ジュエ」(パン・ヒョリン)が対比的に登場。鋭い視線からメイクや衣装に至るまで、二人のキャラクターの異なる魅力が印象的に表現されている。特に、「脱がせようとする時代をひっくり返す」というキャッチコピーは、抑圧的な時代背景を打破し、自分なりの戦い方で連帯する女性たちのドラマに期待を膨らませるものだ。

あわせて公開されたティザー映像では、『エマ夫人』の撮影にまつわる四人の人物の関係性や、1980年代の映画産業の光と影が鮮やかに描かれている。トップ女優のヒランは、胸の露出を強調する脚本に異議を唱え、制作会社代表のク・ジュンホ(チン・ソンギュ)に抗議するが、契約上出演が避けられず、助演役に降格されてしまう。その後、新人監督クァク・インウ(チョ・ヒョンチョル)が大胆なキャスティングオーディションを仕切り、前衛的な魅力を持つ新人ジュエを発掘すると、二人の間に微妙な緊張感とライバル意識が生まれる。

また、本作は当時の映画の街・忠武路(チュンムロ)の雰囲気を細部にまで再現しており、多彩なロケーションに加えて、時代を彩る衣装やスタイリングも見どころとなっている。映画が完成するまでの舞台裏には、女優同士の確執や制作会社代表と監督の対立などさまざまなドラマが交錯し、視聴者を深く惹きつけることだろう。

1980年代の韓国映画界に新風を巻き起こした話題作の知られざる裏側と、強い意志と絆で結ばれた二人の女性の闘いをユーモラスかつ巧みに描く本シリーズ「エマ」は、8月22日よりNetflixで独占公開される。

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