「放送局占拠」“嘘だろ”展開のラスト、“武蔵”櫻井翔が毒蜘蛛の餌食に 第3話ネタバレ第4話予告 

11時03分ドラマ
日本テレビ

7月26日に放送された日本テレビ土曜ドラマ「放送局占拠」(毎週土曜、21時)第3話のラストで武蔵(櫻井翔)が毒蜘蛛の毒に刺され気絶・・・8月2日放送の第4話では、都知事が“テレビでよく見るやつ”金だらい落下で頭部陥没の危機。予告動画は番組サイトで公開中。



「放送占拠」とは
櫻井翔が刑事・武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は2023年の「大病院占拠」、2024年「新空港占拠」と続編が制作され、今作「放送占拠」で3作目となる。占拠シリーズといえば、武装集団が巨大施設を占拠するタイムリミットバトルサスペンス。第3弾の「放送占拠」では巨大放送局を舞台に、「妖(あやかし)」と名乗る武装集団と武蔵三郎たちが対峙する。500名の人質をとり、「東京都知事選挙」に向けた特番を占拠した彼らと武蔵の“最悪な1日”がやってくる。⇒【全話あらすじと見どころ】

第3話ネタバレ

「都知事候補の闇を2時間で暴け」。妖から人質の1人である都知事候補・三河龍太郎(北代高士)の闇を暴くよう要求された武蔵。2時間以内に暴けなければ、三河は熱湯につかり、火傷死してしまう。真相解明が急がれる中、三河が代表を務めるサッカースクールのスタッフ・福江から「あの子がこっくりさんに殺されたのは、俺のせいなんです!」と言われ、武蔵は1年前のある事件に辿り着く。

三河の罪は、サッカースクールの生徒だった津久見玲央を虐待し、追い込んだことだった。三河を恨むアマビエの正体は玲央の母・沙雪(ともさかりえ)だったことがわかり、三河は生放送で謝罪。全ての罪を認めるも彼の権威は失墜する。一方、裕子(比嘉愛未)はテレビ局内で和泉(ソニン)の手術に成功し、命を救う。妖の指示で、三河と和泉が解放される。

同じ頃、人質たちは男女に別れてトイレへ行くことを許される。そんな中、男性陣は妖の目を盗んで逃走。妖たちは人質たちの確保のため走り出す。しかし人質たちは、あと一歩の所で妖が仕掛けていた爆撃に遭い、妖たちに捕まってしまう。すると式根潤平(山口大地)が隠し持っていたメスで、がしゃどくろ(瞳水ひまり)を攻撃。裕子はがしゃどくろの治療を頼まれるのだが・・・。

一方、大和耕一(菊地風磨/timelesz)と行動を共にする伊吹(加藤清史郎)は、クリーニング屋の店主・間崎(谷川昭一朗)と間崎の娘・菖蒲(北村優衣)を拉致して、清掃工場に連れて来る。そこで大和は、間崎を“のっぺらぼう”と呼び、彼が何十人もの遺体を処理する始末屋という裏の顔を持つことを明かす。誰もその顔を見たことがないことから“のっぺらぼう”と呼ばれていたが、大和は間崎にアジトの場所を教えるよう要求する。大和の携帯に「輸入道」からメッセージが入り、大和は伊吹に2人を見張る様言ってその場を離れる。

その頃、本部ではアマビエ・沙雪が4カ月前に大和と接触していることがわかり、武蔵たちは武装集団と大和の接点を突き止めようとある場所へ向かう。そこで妖の罠にハマった武蔵は、毒針で刺されてしまう。「私は女郎蜘蛛」という声のロボットの先には毒針が仕込まれており、それに刺された武蔵は毒死の危機に陥る。

一方、テレビ局では新たに現東京都知事・大芝三四郎(真山章志)が妖に連行され、重い金たらいの下に座らされる。制限時間内に大芝の“闇”を暴かなければ金だらいは落下し、大芝が頭蓋骨粉砕で死亡する・・・。その頃、伊吹は大和が電話をしている隙を見て、埋め込まれた爆弾チップを摘出するよう間崎に協力を求める。縄を外された間崎は「どうしてバレたのかな」とつぶやきながら、伊吹に襲い掛かるのだった。

■大和が新たな妖“のっぺらぼう”と接触

第3話では、アマビエの面を被った津久見沙雪(ともさかりえ)が、100度に達した熱湯風呂から解放された三河に「あの子のことを一生抱えて生きていけ」と言い、単に復讐を果たすのではなく、当事者に罪と向き合わせる様子が描かれた。「占拠」シリーズにおいて、第1作目では「罪」、第2作では「嘘」と表現され、第3作目となる本作では葬られた「闇」と表現され、この先も人質たちの「闇」を暴かれていくことになる予想された。

アマビエは、熊本県で現れたという疫病除けのご利益があるとされる妖怪。沙雪は薬剤師で、熊本県出身という共通項からアマビエになったと思われるが、他の妖怪たちも、何らかの形で妖とリンクするポイントがあるはず。そうした中で、占拠現場とは別の場所で、大和耕一が新たな妖“のっぺらぼう”と接触した。それは伊吹が大和に指示され拉致したクリーニング店の店主・間崎で、遺体を処理する始末屋という。そして、占拠現場にいる“輸入道”と連絡を取り合う大和の様子から、少しずつ妖と大和の関係性が見えて来るような気もするが、まだその目的は定かではない。

第4話あらすじ

妖の罠にかかり毒死の危機にさらされた武蔵。90分以内に毒を抜かなければ死に至る危機的状況に陥る。焦る武蔵をあざ笑う般若は、武蔵の命を助ける条件として、人質の1人である現都知事・大芝三四郎の闇を暴くよう要求してくる。本庄ら現場指揮本部は、般若が残したヒントを手がかりに大芝の過去を洗い『女郎蜘蛛殺人事件』に辿り着くが、その先に予想しない悲劇が待ち受ける・・・。



■第1話あらすじ

来たる東京都知事選挙に向け、選挙特番を放送中の「テレビ日本」を突如として妖怪の面をかぶった「妖(あやかし)」と名乗る武装集団が占拠し、放送を止めたら人質を全員殺すと宣言。人質は都知事候補、番組スタッフ、キャスター、俳優ら500名。三郎(櫻井翔)の妻・裕子(比嘉愛未)と娘・えり(吉田帆乃華)にも危機が迫る。

さくら(ソニン)、志摩(ぐんぴぃ)、本庄(瀧内公美)、さらに警視庁の新たな仲間と共に人質救出と“妖怪退治”に挑む武蔵。妖たちは番組制作を要求し、青鬼・大和も動き出す。



日本テレビ2025年7月12日からスタート。毎週土曜日21時放送「放送局占拠」脚本:福田哲平、出演:櫻井翔、比嘉愛未、加藤清史郎、曽田陵介、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、齊藤なぎさ、山口大地、真山章志、亀田佳明、北代高士、吉田芽吹、宮部のぞみ、吉田帆乃華、瀧内公美、ソニン、髙橋克典、片岡礼子、福澤朗、戸次重幸、菊池風磨(timelesz)ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dbs_ntv」。

日本テレビ「放送局占拠」番組公式サイト

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