「トリガー」キム・ナムギルの活躍で組織検挙するも、止まらぬ非常事態【第7-8話あらすじ】

7月25日に全10話を独占配信開始したNetflixオリジナルシリーズ「トリガー」。第7話と第8話では、高校での銃乱射事件で本性を現したムン・ベク(キム・ヨングァン)とイ・ド(キム・ナムギル)の対立が描かれ、暴力団関連の銃を巡る抗争が一段落するなどストーリーが一気に進み、新たな悲劇が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)
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「トリガー」は、“銃器クリーン国家”とも呼ばれる韓国を舞台に、出所不明の違法銃器が配送され、銃犯罪が多発する中、それぞれの理由で銃を手に取った2人の男の姿を描く“銃撃アクション・ディザスター・スリラー”。【「トリガー」を2倍楽しむ】では制作発表会動画・まとめ、全話あらすじなどドラマを深掘りしていく。
■キャスト【キャラクター(俳優・登場人物)を画像・相関図付きで徹底紹介】
イ・ド役:キム・ナムギル
ムン・ベク役:キム・ヨングァン
ク・ジョンマン役:パク・フン
オ・ギョンスク会長役:キル・ヘヨン
チョ・ヒョンシク役:キム・ウォネ
ユ・ジョンテ役:ウ・ジヒョン
ユン・ウォンチョル役:チョン・ウンイン※特別出演
チュ班長役:チョ・ハンチョル※特別出演
ほか
■第7話あらすじ
新米のジョンウ(チャン・ドンジュ)に調べさせ、住所リスト付近の監視カメラすべてにムン・ベク(キム・ヨングァン)が写っていることを突き止めていたイ・ド(キム・ナムギル)も、何も気づいていないふりをして彼の様子を見ていた。ソンジュン(ホン・ミンギ)に銃を向けるギュジン(パク・ユンホ)を説得し、思いとどまらせたイ・ドは背後にいたムン・ベクに気づく。母親を悲しませながら警察に連行されるギュジン。高校が阿鼻叫喚の巷と化す中、イ・ドは、ムン・ベクの身柄確保を要請していたが
彼は逃走。軍需産業で勤めていたのとは別の人間だと発覚する。そしてイ・どの部屋にもリストとともに銃器が届く。
受験生寮、警察署に続き、高校で発生した乱射事件に社会は不安に包まれ、警察も情報を求められる状況に。闇の社会でも銃関連の犯罪は軍が介入するためご法度だったが、それを破る覚悟を試されるソクホ(ヤン・スンリ)は倉庫の銃をネタにイ・ドを呼び出す。
捜査チームへの復帰を命じられたイ・ドはソクテを問い詰める。ソクテは敵対するジョンマン(パク・フン)が銃に関連していると情報を流す。警察はばらまかれた銃の回収に奔走するが、令状無しに一般市民の住宅に踏み込めず、回収は難航していた。捜査は合同捜査本部に引き継がれ、ニュースでは護身のための銃所持合法化が議論されるなど、社会が混乱する一方、ムン・ベクはソクテがイ・ドに協力したことや、社会で派手なアクションが起きないことに不満を抱き、ジョンマンを動かすために動き始める。
ソクテはジョンマンを呼び出すと、キム社長(アン・セホ)の事業をジョンマンに押し付けようとする。イ・ドは宅配を行っていたキム社長が黒幕への糸口になると睨み、調査を進める。
ヒョンシク(キム・ウォネ)は娘セヨン(コン・ヒョンジ)に金を無心されたことを気にかけていた。セヨンは不動産詐欺に遭い、父ヒョンシクから借りた大金を失い憔悴していた。
ジョンマンのアジトでは時を見てソクテを倒すことを計画していたが、張本人がやって来たことで慌て。キム社長の携帯のロックを解くために、埋められているキム社長の指を持って来いと命じて、その動きをイ・ドらに見張らせる。指を掘り返してきたといい、ソクテに近づくジョンマン。ソクテもまた銃を持って待ち受けるが、現れたのは死んだと思われていたキム社長だった。ソクテの部屋で銃声が鳴り響き、大浴場でソクテの子分に難癖をつけられていたジョンマンも銃を手に大浴場へ戻り、手にしたライフルの引き金を引く…。
■見どころ
第7話では高校での銃撃事件の続きが描かれ、イ・ドとムン・ベクの対立が決定的となった。この場面では、ギュジンが殺人を思いとどまったことに安堵する一方、たくさんの犠牲者を出す中でいじめの主犯格だったソンジュンが生き残ったことに対して、不条理さを感じさせる印象的な場面が描かれた。中盤からは銃を巡るソクテとジョンマンの抗争が描かれ、ムン・ベク、組織、イ・ドら三者睨み合う手に汗握る展開が続き、ライフルを手にしたパク・フンや、死んだと思われていたキム社長を演じたアン・セホの演技が組織の激しい抗争を印象的に演出した。
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■第8話あらすじ

ソクテとキム社長は撃ち合いになり、相討ち。イ・ドらがアジトに迫り、一味と銃撃戦が始まるがジョンマンを逃がしてしまう。それでもイ・ドは屋上から逃走車に焦点を定めると一撃でジョンマンを足止めし、2発目の銃弾がジョンマンを貫き、生きたまま謙虚に成功。銃をさばいていた組織の検挙に社会が安堵する中、不満そうなムン・ベク。アメリカ側の組織も疑われるのを恐れ始める。
ヒョンシクは霊安室で変わり果てた娘と対面し、突然死んでしまった娘とちゃんと対話してこなかったことを後悔する。
黒幕を追うイ・ドは、押収した銃に搭載されていた盗聴器付きのGPS装置を調べ、銃の所持者が携帯をハッキングされていたという共通点を突き止める。国家安全保障会議でも紛争地帯からの銃器流出に加担しているのはIRUという闇組織だと睨み、その首謀者でブルーブラウンと呼ばれるムン・ベクについて情報を共有すると、軍人時代の縁でイ・ドに協力を要請。ここで一番最初に銃弾が見つかった部屋で首を吊っていたのが人身売買のブローカーで、銃弾はムン・ベクからの宣戦布告だったことが明らかになる。
ムン・ベクは新たに看護師で先輩からパワハラを受けているソヒョン(カン・チェヨン)に目をつける。また、記者を呼び出すと、大勢が銃を持つことで新しい秩序が生まれると説いて大金と一丁の銃で記者に協力を求める。
イ・ドは装置を逆探知できないかと提案するが直後に国情院のシステムをムン・ベクがハッキングし、新たな銃撃事件を予見する。映し出された映像には、不動産詐欺で娘を失ったホヨンシクが映し出されていた。娘の無念を晴らすために詐欺グループへの復讐を決意したヒョンシクを止めるために飛び出すイ・ド。
反省しない詐欺グループに娘を侮辱されたヒョンシクは、イ・ドの到着よりも前に、引き金を引いてしまう。
■見どころ
第8話では暴力団組織の抗争の裏で起こっていたやり取りや出来事がより詳しく描かれ、全裸でライフルを乱射するパク・フンの衝撃映像から一転、イ・どの活躍によって銃を拡散していた組織が検挙され、つかの間の安堵感と、黒幕であるムン・ベクの正体に近づいていく様子が描かれた。一方で人々の心の弱みにつけ込んだ新たな銃撃事件を予兆させるエピソードが描かれ、イ・ドにとってより近い人物で、身寄りのないイ・ドを見守り続けたヒョンシクが娘の復讐のために引き金を引いてしまうという悲劇で最終章へとつながっていく。
『トリガー』は、2025年7月25日にNetflixで全世界同時公開される。【「トリガー」を2倍楽しむ】
では制作発表会動画・まとめ、キャスト・キャラクター徹底紹介、全話あらすじなど紹介していく。
