「舟を編む」ドラマ版と映画版の“馬締”が対面?第8話に松田龍平がデジタル版開発者役で登場

辞書作りにかける情熱を描いた、三浦しをんの大ベストセラーを、池田エライザと野田洋次郎主演のドラマ版「舟を編む ~私、辞書つくります~」がNHKで放送中だが、8月3日に放送する第8話に松田龍平が特別出演する。
※この記事は、ドラマが2024年4月にNHKBSで放送されたときに紹介した記事をリライトしたものです。
「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」は、2012年に本屋大賞を受賞した『舟を編む』を原作とし、2013年には松田龍平主演で映画化、2016年にはテレビアニメ化もされた人気作品。原作や映画では、辞書編集に情熱を注ぐ馬締光也(まじめ・みつや)が主人公だったが、本ドラマでは、ファッション誌から辞書編集部に異動してきた新入社員・岸辺みどりの視点から物語が描かれる。⇒【キャスト紹介はこちら】、【全話あらすじと見どころ】
7月29日に放送した第7話は、『大渡海』のデジタル化を強引に押し通そうとする新社長(堤真一)を説得し、紙とデジタルとのセット販売が決定した。
次週第8話では、松田龍平が辞書『大渡海』のデジタル版の開発者の役で登場する。実は野田と松田は、親友と公言する仲。野田のドラマへの想いを聞き、松田が、野田との親交、そして、10年前、同作の映画版で、馬締役を演じた縁から、出演を希望したということだった。現場では、野田は「(松田が)出たいと言った」、松田は「(野田が)出てほしいと言った」と、互いに譲らず、笑いを巻き起こし、仲の良さを見せていた。
劇中では「~けど」という語尾と共に繰り出すジョークで、馬締(野田洋次郎)と西岡(向井理)を翻弄する。
第8話は、デジタルとのセット販売が決まり、「大渡海」の編集作業も大詰め。みどり(池田エライザ)は馬締(野田洋次郎)に、歴代の編集者や松本先生(柴田恭兵)が集め続ける100万枚の用例採集カードが眠る資料室を案内され、その重みを実感する。宮本(矢本悠馬)と“究極の紙”作りに試行錯誤しながら 2 年の歳月が流れ、刊行はいよいよ来年2020年。最後の抄造テストをむかえる中、みどりはある重大な問題に気づいてしまう…という内容。
◇NHK「舟を編む 〜私、辞書つくります〜」HP
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