大森南朋×相葉雅紀×松下奈緒「大追跡」遠藤憲一・えんけん劇場は今日も健在【第4話ネタバレと第5話予告】

07月31日09時43分ドラマ
©テレビ朝日

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレ朝、水曜21時)7月30日、第4話が放送された。連続放火犯は地理的プロファイリングで自分の犯罪を突き止めたSSBCの木沢(伊藤淳史)への逆恨みから犯行に及んだ。8月6日、第5話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
テレビ朝日でこの夏から始まり、シリーズ化が期待される「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)を舞台にした刑事ドラマだ。その第4話が7月30日に放送された。

■第4話ネタバレあらすじ

SSBC強行犯係に報道番組の取材が入り、伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)をはじめとしたメンバーたちが清水琴音(水嶋凜)のインタビューを受ける。木沢(伊藤淳史)は自分の地理的プロファイリングで数々の事件を解決したことを話す。琴音は民間からキャリアの試験を受けて合格した名波を中心にとりあげようとするが、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)がやってきて、なにかと自分が映ろうとする。

そんな折、都内で立て続けに放火事件が発生する。8件のうち7件は、現場付近の防犯カメラが犯行直前に”ジャミング(通信妨害)”されており、犯行時刻の映像が残っていなかった。1件はフードをかぶった女性が映るのみだった。

捜査が難航する中、地理的プロファイリングを駆使した木沢は、8件の放火事件が起きた場所を地図上に示し、全ての犯行が円で囲まれたエリアで行われていることを指摘する。さらにプロファイリングを進めた木沢が割り出した”放火犯の拠点”と思われる場所へ向かった伊垣と名波たちだったが、そこは広大な墓地だった。

その矢先、完全に手詰まりとなった捜査一課とSSBC強行犯係を嘲笑うかのように、次の犯行が起こる。そこは、木沢のプロファイリングからは全く離れた位置だった。SNSには「SSBC強行犯係は無能集団」という書き込みまで現れてしまった。

気を落とす木沢たちに対して、捜査一課は自分たちの力で捜査するのでSSBCの協力は不要だと言い切る。その言葉を聞いて、名波は自分たちでも捜査しようという。SNSの分析を行うと、木沢への誹謗中傷をしている“アルベルト三世”の書き込みは放火事件の発生後からだとわかる。さらに、犯人が地理的プロファイリングを知っていると考えて、専門書を買った人間を探し出す。SNSの書き込みが行われた漫画喫茶の防犯カメラの映像と本屋の証言から同一人物だとわかる。葛原茂(光石研)は八重樫に報告するが、捜査一課は1件目の放火犯と思われる女性を特定したため、葛原の意見に耳を傾けない。

女性を逮捕すると1件目の事件は認めた。しかし、2件目以降は知らないという。

木沢のプロファイリングを信じて、伊垣と名波は次の現場と思われる付近で張り込みをする。するとそこに男性がやってきた。そして逮捕しようとするが、逃げられる。そこへパトカーがやってきて青柳遙(松下奈緒)が降りてきて、犯人を捕まえた。遙は数日前に伊垣のスマホの位置情報を手に入れていて、伊垣がどこにいるかを把握していたのだった。

捕まった男(河相我聞)は、木沢の地理的プロファイリングによって捕まった下着泥棒だった。テレビで木沢が自慢げにその話をしたのをみて、復讐のために連続放火を行った。別室でその取り調べを聞いていた木沢は「狙うなら自分を狙え」と食ってかかった。

“地理的プロファイリング”はブーム?」

30日21時から放送した「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」の第4話で、伊藤淳史演じる木沢が地理的プロファイリングを使ったが、実は22時からフジテレビで放送した「最後の鑑定人」の第4話でも地理的プロファイリングが登場していた。偶然にも同じ日の放送で地理的プロファイリングが重なったことに驚く視聴者も多かった。

“えんけん劇場”は8月6日放送の第5話でも開催

刑事ドラマでありながら、“くすっ”と笑えるシーンには必ず、捜査一課の課長・八重樫(遠藤憲一)がいる。捜査一課長として下に高圧的な態度、出世のために名波(相葉雅紀)に媚びをうる姿、記者会見で都合が悪くなるとテキトーな対応をしたりと、毎話、エンケンの魅力が詰まっている。第5話ではそんな遠藤憲一がマグロの解体を行う。といっても、操作一課長がやったわけではなく、双子の兄がマグロ解体をするのだ。第5話はゲストがさらに豪華になる。被害者に眞島秀和、容疑者に濱田龍臣、その母役に2時間サスペンス常連の山下容莉枝が登場する。



第4話でフューチャーされる木沢理役の伊藤淳史のコメント

まず、第1話から第3話までで「「1人1人のキャラクターがすごく丁寧に作られていて、それぞれのセリフもその人が言うからこそ説得力があって、だからこそ奥行きのある作品ができていると感じます」と話す。脚本家・福田靖の描く脚本の素晴らしさを感じているという。そして、第4話は木沢が活躍するが「すっごい長ゼリフがある!」と驚いたという。今後についても「いずれはSSBC強行犯係のメンバーみんなとのエピソードも描いていけたらいいなと思っています。楽しくもあり、時に悲しくもあるみたいな要素をいろいろ作り上げていける気がするんですよね。皆さんが知りたい部分をどんな風に描けるか、楽しみにしているんです」と期待を寄せている。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

TVerで第3話までの総再生数が530万回越え!

テレビ朝日水曜9時枠作品としては配信での人気も高い「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。7月28日までに配信されたのは第1話2,389,084再生、第2話1,728,390再生、第3話1,200,044再生となり合計で5,317,518再生を稼ぎ出している。(数字はTVer DATA MARKETINGにて算出)

■第5話あらすじ

名波凛太郎(相葉雅紀)は、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)と瓜二つの男性が、テレビの番組でマグロを捌いているのを目にして驚く。

実は八重樫の双子の兄・雅彦(遠藤憲一・二役)だった。そんな時、SSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)らのもとに、多摩川の河川敷で遺体発見の一報が入る。死後一週間から10日が経ち、腐敗が進んでいた遺体の身元は倉田一郎(眞島秀和)だ。倉田が映った周辺の防犯カメラ映像を集めたSSBC強行犯係は、仁科瑠美(丸山礼)の顔認証技術を用い、同時刻付近に映っている人物から倉田が金づるだと話していた”ピアニスト”を見つけ出す。その人物は音大生の浜田響(濱田龍臣)。

さっそく響の自宅を訪れた捜査一課の青柳遥(松下奈緒)は、異常なまでの警戒心を見せる響の母・百合子(山下容莉枝)に迎えられる。響が疑われているとわかるとヒステリックに反論してきた。位置情報ではアリバイは成立するが、防犯カメラ映像を見せたときの響と百合子の様子が明らかにおかしかったことを鑑み、八重樫は引き続き響を最有力の参考人として捜査を進めるよう指示する。

その矢先、倉田に双子の息子がいたことが判明する。倉田純一と純二と名付けられた双子は、父親による虐待と育児放棄が理由で児童養護施設に引き取られ、それぞれ別の家庭の養子にもらわれていた。響はまさにその双子の片割れ、そしてもう一人は半グレ集団に属する稲城純一(濱田龍臣・二役)だったのだ。

テレビ朝日 2025年7月9日スタート。毎週水曜日21時放送「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。出演:大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒、光石研、遠藤憲一、佐藤浩市、伊藤淳史、髙木雄也、足立梨花、丸山礼、野村康太 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@daitsuiseki2507」。

テレビ朝日「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」番組公式サイト

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