福山雅治が見つめる“地球の今”─『ホットスポット 最後の楽園』最新作、制作決定

シンガーソングライターであり俳優の福山雅治さんが、世界各地の貴重な自然と生きものに迫る大型自然ドキュメンタリーシリーズ『ホットスポット 最後の楽園』。その最新作の制作が決定した。過去シーズンPR動画公開中だ。

シリーズは2011年にスタートし、これまでに20か国以上を巡って絶滅の危機に瀕する野生動物たちの姿を捉えてきました。壮大な映像美とともに、進化の不思議や生態系の神秘を描き出す内容は、多くの視聴者の心を打ってきた。

今回の最新作では、“進化の実験場”とも称される世界自然遺産・ガラパゴス諸島を起点に、地球各地で過酷な環境の変化に適応して生き抜く動物たちの驚異的な生命力にフォーカス。地球環境が急激に変わり続けるなか、人類と自然がどのような関係を築いていけるのか——福山雅治さんがその最前線から問いかける。

今作も、自然と共に生きることの意味を深く見つめ直すきっかけとなる、見逃せない一本になりそうだ。放送時期などの詳細は、今後の発表に注目！

■【ナビゲーター／語り】 福山雅治からのメッセージ
『ホットスポット』の旅をはじめてから 10 年以上の歳月が流れました。その間、地球は想像を超える速さで姿を変えています。我々の「地球を知る速度と深度」も変わったのかも知れません。我々人類もコロナ禍を経て現代を生きています。そんな変化の中で、生きものたちは、どんなふうにくらしを変えてきたのか。彼らのたくましさ、そして命のつながりを自分の目で見てみたい。今回、新たな旅に出られることに、胸が高鳴っています。“絶滅”という重く、そして全ての生命が向き合う苛烈な現実を知る旅でもあります。国立科学博物館の“大絶滅展”と連動しながら、過去と現在、そして未来を想像する視点で、進化の不思議を見つめていきます。舞台はガラパゴス諸島。進化の実験場とも呼ばれる大自然の中で、絶滅と隣り合わせの「偶然と必然の生命たち」をお伝えしたいと思います。


■関連イベント
【イベント名】 特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
福山雅治が展覧会スペシャルナビゲーターに就任！
生命が誕生してから 40 億年、地球上では幾度もの生命の危機が訪れました。しかし生命は、その都度、したたかにそれらの危機を乗り越え、多様性を増加させてきた。本展では、その中でも規模の大きかった 5 回の「大量絶滅」事変（通称「ビッグファイブ」）を、化石や岩石に残された様々な証拠から紐解き、「生き物たち」の生存をかけた進化の歴史を辿る。さらに第二会場では、福山が世界各地で撮影してきた、絶滅の危機に瀕している動物たちの写真を展示。

【会期会場】2025年11月1日（土）～2026 年２月 23 日（月・祝） 国立科学博物館 （上野公園）
【開館時間】9時～17時 入館は閉館時間の３０分前まで
【休館日】月曜日、11 月 4 日(火)、11 月 25 日(火)、12 月 28 日(日)～2026 年 1 月 1 日(木)、1 月13 日(火)
ただし、11 月 3 日(月・祝)、11 月 24 日(月・休)、1 月 12 日(月・祝)、2 月 16 日(月)、2 月 23 日(月・祝)は開館
【主催】国立科学博物館、ＮＨＫ、ＮＨＫプロモーション、読売新聞社
詳細については、今後の諸事情により変更する場合あり。最新情報は展覧会公式サイト等で確認されたい。

◇展覧会公式サイト
◇YouTube｜[NHKスペシャル] ホットスポット 最後の楽園 season3 | 福山雅治が行く | NHK