芦田愛菜主演、24時間テレビドラマスペシャル「トットの欠落青春記」に込められた希望の物語 予告動画

今年の「24時間テレビ48」ドラマスペシャルは、国民的存在・黒柳徹子の青春時代を描いた『トットの欠落青春記』。主演を務めるのは、子役時代から成長し続けてきた芦田愛菜だ。好奇心と行動力にあふれた“少女徹子”を、彼女がどのように体現するのか注目が集まっている。予告動画もYouTubeにて公開中だ。
タイトルは「トットの欠落青春記」
作品名は『トットの欠落青春記』。原作は黒柳徹子の自叙伝『トットちゃんの隠れ切符帖』で、戦後間もない混乱期を生き抜き、夢を追いかける徹子の姿を描く。脚本は佐藤友治、演出は猪股隆一が担当する。放送は30日夜9時ごろからを予定している。
芦田愛菜が挑む「徹子という人生」
芦田は、「黒柳徹子さんは知れば知るほど美しく、愛おしい存在」と語る。まだ進むべき道を模索していた少女時代の徹子を、等身大で表現する挑戦は、芦田自身の女優としての成熟と重なる部分が多い。まさに“国民的女優が国民的アイコンを演じる”特別な瞬間といえる。
戦後という荒野に芽吹く青春
物語の舞台は1946年の東京。夢を追いかけながらも「なりたい自分」とは何かに悩む徹子の姿は、韓国ドラマでよく描かれる“逆境を希望に変える青春譚”とも重なる。映画、音楽、演劇、バイオリン。あふれる好奇心の先に、自分だけの道を見つけていく徹子の姿は、今を生きる私たちにも大きな勇気を与えてくれる。
母娘の絆に涙

徹子を支える母・朝を演じるのは尾野真千子。厳しい時代だからこそ、娘を信じて背中を押す母の愛情が、徹子の未来を切り開いていく。母娘の絆という普遍的なテーマは、多くの視聴者の共感を呼ぶに違いない。
あらすじの概要
物語は1946年の東京が舞台。映画や音楽、演出、バイオリンなど「やりたいこと」にあふれる徹子だが、それは必ずしも「なりたい自分」ではなかった。もがきながらも自分らしい才能を信じ、未来へ進んでいく姿を描いた青春ドラマとなる。
見どころ
毎年心を震わせる物語を届ける「24時間テレビ」のドラマスペシャル。今年は黒柳徹子という国民的アイコンの青春を芦田愛菜が演じることで、過去と現在をつなぐ“希望のバトン”が描かれる。逆境に立たされても夢を諦めない徹子の姿に、誰もが自分自身の物語を重ねることになるだろう。
作品概要
放送日時:2025年8月30日(土)夜9時過ぎ
出演:芦田愛菜
原案:黒柳徹子 『トットの欠落帖』(新潮文庫刊)
脚本:佐藤友治
演出:猪股隆一
プロデューサー:次屋尚 久保田充 大塚英治 金澤麻樹
チーフプロデューサー:荻野哲弘
制作協力:日テレアックスオン ケイファクトリー
製作著作:日本テレビ
◇24時間テレビ 愛は地球を救う