「暴君のシェフ」イ・チェミン、身長190cmの若き暴君が魅せる新たな魅力

12時50分ドラマ

2025年夏、話題の韓国ドラマ「暴君のシェフ」がtvNで放送とNetflixでの配信を開始し、多くの注目を集めている。

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「暴君のシェフ」は、タイムスリップという奇想天外な設定から始まるサバイバル・ファンタジー・ロマンティックコメディー。当初、男性主人公イ・ホン役にはパク・ソンフンが選ばれていたが、今年初めのSNSを巡るトラブルにより出演を辞退。代わって新人俳優イ・チェミンが起用され、撮影開始直前の急な変更ながらも、むしろその若さと高身長（190cm）がキャラクターの説得力とドラマの没入感を高める結果となった。

イ・ホンは歴史的に「暴君」として知られる朝鮮王朝の王であり、殺伐とした権力者というイメージが強いが、イ・チェミンはその内面に秘められた複雑な感情を巧みに表現する。母を亡くした哀しみや、料理の前では幼い子どものように無防備になる一面を持つ暴君役は、若手俳優ならではの新鮮さと説得力をもたらし、視聴者の心を掴んでいる。
●時代背景は？イ・チェミンが演じる王のモデルは燕山君

ドラマは、三つ星フレンチシェフのヒロイン・ヨン・ジヨン（イム・ユナ/少女時代）が事故により500年前の朝鮮時代にタイムスリップ。そこでイ・ホンと出会い、料理を通じて互いの心を解きほぐしながら、権力闘争と愛情の物語が展開される。イ・チェミンは、王としての威厳を保ちつつも、料理に対する繊細な味覚を駆使し、王宮の冷酷な側面と人間らしい暖かさの二面性を巧みに演じ分けている。

画像：tvN「폭군의 셰프」、Netflixにて独占配信中

急なキャスト変更にも関わらず、イ・チェミンは役作りのために乗馬、料理、弓術のトレーニングに日々励み、高い身体能力と役柄への没入ぶりを見せている。制作側からも大きな信頼を受け、「主演としての重責を見事にこなしている」と高く評価されている。

さらに、イ・チェミンの堂々たる体格（190cm）と端正な容姿は時代劇の衣装によく映え、視覚的な説得力も加わった。ロマンティックコメディのテンポとトーンとの相性も良く、ヒロインとのケミストリーは多くのファンから好評を博している。

「暴君のシェフ」は、イ・チェミンの新たな挑戦としても注目されている。これまでの作品で培った繊細な演技力を存分に発揮し、ただの若き王子ではなく、権力と愛、料理の狭間で揺れる複雑な人物像を成立させている。このドラマが彼の俳優人生における重要な転機となることは間違いない。

視聴者の反応も上々で、「イ・チェミンの演技に惹き込まれる」「若手ながら圧倒的な存在感」「彼だからこそ暴君イ・ホンという役が生きている」と絶賛の声が相次いでいる。ドラマの物語が中盤を迎えるにつれ、イ・チェミンのさらなる成長と活躍に期待が高まっている。

【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、視聴率、ドラマ出演者のモデルとなった実在人物の紹介などもしている。

●【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】