ヴェネチアで大絶賛!パク・チャヌク監督×イ・ビョンホン『No Other Choice』来年3月日本公開へ|韓国映画

08時00分ドラマ

『オールド・ボーイ』や『別れる決心』で知られるパク・チャヌク監督が、イ・ビョンホンと『JSA』以来21年ぶりにタッグを組んだ新作『No Other Choice』(英題/原題:어쩔 수가 없다)。2026年3月に日本公開されることが決まり、さらに来年のアカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表にも選ばれた。



■ ストーリーと原作
本作は、米作家ドナルド・E・ウェストレイクの小説「斧(THE AX)」を原作とした社会派ブラックコメディ。
長年勤めた製紙会社を突然解雇されたサラリーマン・マンス(イ・ビョンホン)が、妻ミリ(ソン・イェジン)と家族を守るため必死に再就職を目指すが、次第に追い詰められ極端な決断を下していく…。アメリカの小説家、ドナルド・E・ウェストレイクの『斧(THE AX)を原作としている。


『オールド・ボーイ』(04)でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』(22)で同映画祭監督賞を受賞したパク・チャヌク監督。『JSA』でタッグを組んだイ・ビョンホンを21年ぶりに主演に据え、「愛の不時着」のソン・イェジンをはじめ、豪華キャストが揃った。

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■キャストとキャラクター
▼マンス(イ・ビョンホン)
突然のリストラにより人生が一変するごく普通のサラリーマン。25年間勤めた製紙会社を解雇され、1年以上にわたる再就職活動に苦戦。家族を守るため追い詰められた彼は、「空きがないなら自分で作るしかない」と極端な決断を下す。

▼ミリ(ソン・イェジン)
マンスの妻。夫と共に危機に直面するほど強さを増し、家族を支え続ける存在。

▼ライバルたち
成長著しい製紙会社の採用枠を巡ってマンスと競り合う人々。彼らもまた矛盾や葛藤を抱えており、アイロニーとブラックユーモアに満ちた人間模様を織りなす。

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■ ヴェネチア映画祭での反響
8月29日にワールドプレミア上映されたヴェネチア国際映画祭では、各国メディアが大絶賛。

▼BBC:「★★★★★五つ星。今年の『パラサイト 半地下の家族』』だ!」
▼デッドライン:「イ・ビョンホンはマッツ・ミケルセンとバスター・キートンを合わせた存在感」
▼ヴァラエティ:「眩い殺人コメディは、抑圧されたカオスを極めた傑作」
▼ガーディアン:「社会の病巣をえぐる鮮烈な風刺劇」


■ 特別映像&豪華キャストのメッセージ
今回解禁された予告映像には、リストラに直面した主人公が仮装舞踏会や凶器をめぐる不穏な世界に巻き込まれていく姿が描かれる。
さらに特別メッセージ映像には、監督パク・チャヌク、主演イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンら豪華キャストが登場。「こんにちは!」と日本語で挨拶しつつ、作品の魅力をアピールしている。

映像YouTube|『NO OTHER CHOICE(英題)』特別メッセージ

監督:パク・チャヌク 『別れる決心』、『お嬢さん』、『オールド・ボーイ』
出演:イ・ビョンホン TVシリーズ「イカゲーム」、ソン・イェジン TVドラマ「愛の不時着」、パク・ヒスン TVシリーズ「イカゲーム」、イ・ソンミン TVドラマ「財閥家の末息子~Reborn Rich~」、ヨム・ヘラン TVドラマ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」、チャ・スンウォン TVドラマ「暴君」
提供:木下グループ 配給:キノフィルムズ
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