ソン・ジュンギ、「ヴィンチェンツォ」→「財閥家の末息子」に続き、「マイ・ユース」で再びシンドロームを巻き起こすか

11時00分ドラマ

ドラマごとに鮮烈な存在感を残してきた俳優ソン・ジュンギ。冷徹な弁護士を演じて視聴者を熱狂させた「ヴィンチェンツォ」、そして異世界転生に近い斬新な設定で話題をさらった「財閥家の末息子」。どちらも放送当時、社会的ブームとも呼べる人気を獲得した。

その彼が、久々にロマンスというフィールドに戻ってくる。注目作となるのは日本ではFODで国内独占配信されるJTBC新ドラマ「マイ・ユース」。9月5日に初放送を控え、早くも“次のシンドローム”を予感させている。

【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】



「マイ・ユース」(마이유스/MY YOUTH)は、つらい青春時代を過ごした主人公が初恋の人と再会し、葛藤や躊躇を抱えながらも、恋愛も人生も少しずつ前に進もうとする姿を描く物語。


初恋と再会がもたらす切ない物語


本作でソン・ジュンギが演じるのはフローリストのソヌ・ヘ。かつては子役スターとして脚光を浴びたが、その輝きは早くに燃え尽き、今は花市場を行き来する静かな日々を送っている。そんな彼の前に突然現れるのが、初恋の相手ソン・ジェヨン(チョン・ウヒ)。再会は平穏な日常に波紋を広げ、忘れていた感情を揺さぶるきっかけになる。

また、ソヌ・ヘには“匿名の小説家”というもうひとつの顔もある。なぜ彼は名前を隠して生きるのか。その秘密も物語の大きなカギになりそうだ。


スクリーンでは一息、ブラウン管で本領発揮


近年、映画では『スペース・スウィーパーズ』『ロ・ギワン』『このろくでもない世界で』など意欲的な挑戦を続けてきたソン・ジュンギ。しかし興行的には惜しい結果も多かった。一方でドラマでは安定感抜群。

「ヴィンチェンツォ」では冷酷ながらユーモラスな魅力を放ち、「財閥家の末息子〜Reborn Rich〜」では二つの人格を行き来しながら名演を披露。最高視聴率26.9%という記録を叩き出している。

そんな彼が最高視聴率41.6%を記録した「太陽の末裔」以来、再びロマンスで帰ってくる。それだけにファンの期待値は急上昇中だ。甘くも切ない初恋の感情をどう表現するのか、メロジャンルでの彼の演技復帰を心待ちにする声は多い。


共演のチョン・ウヒと見せるケミストリー


마이유스共演するチョン・ウヒとの相性も気になるところ。ソン・ジュンギは「率直に会話しながら撮影できて心強かった」と語り、チョン・ウヒもまた「最初から呼吸が合った」と自負する。撮影現場での温かい雰囲気は、そのままスクリーン越しに伝わるだろう。


“信じて見る俳優”の力を再び


ソン・ジュンギは、ドラマにおいては常に確実な結果を残してきた俳優だ。彼の復帰作「マイ・ユース」が、過去作に続く社会現象級のシンドロームとなるのか。物語の鍵を握る“初恋の再会”は、きっと視聴者の胸を締めつけ、また新しいブームを生み出すことだろう。


「マイ・ユース」は9月5日、JTBCで初放送、同日よりFODで配信される。【「マイ・ユース」を2倍楽しむ】では、放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、キャスト紹介、発表会イベントなど紹介。

kandoratop【作品詳細】【「マイ・ユース」を2倍楽しむ】