「放送局占拠」座敷童正体は“人質・忽那齊”藤なぎさ 黒幕・傀儡子の正体とは?第8話ネタバレ第9話予告

9月6日に放送された日本テレビ土曜ドラマ「放送局占拠」(毎週土曜、21時)第8話で“座敷童”の正体は人質の忽那翡翠(齊藤なぎさ)、最終回目前となる9月13日放送の第9話では傀儡子の正体を暴くため人質たちの「死の記者会見」がスタートする。予告動画は番組サイトで公開中。※8月30日(土)は放送休止。
「放送占拠」とは
櫻井翔が刑事・武蔵三郎を演じる“占拠シリーズ”は2023年の「大病院占拠」、2024年「新空港占拠」と続編が制作され、今作「放送占拠」で3作目となる。占拠シリーズといえば、武装集団が巨大施設を占拠するタイムリミットバトルサスペンス。第3弾の「放送占拠」では巨大放送局を舞台に、「妖(あやかし)」と名乗る武装集団と武蔵三郎たちが対峙する。500名の人質をとり、「東京都知事選挙」に向けた特番を占拠した彼らと武蔵の“最悪な1日”がやってくる。⇒【全話あらすじと見どころ】
第8話ネタバレ
伊吹(加藤清史郎)を欺くため、武蔵(櫻井翔)は大和(菊地風磨/timelez)を監禁場所から連れ出すと、「知っていることを全部話せ」と追及する。すると大和は座敷童が人質の中に潜んでいることを告白。そんな中、開始された伊吹との放送では、官房長官の息子・式根(山口大地)の闇を2時間以内に暴かなければ、潤平の頭蓋骨を先端に注射器が設置された「死のゴムパッチン」が襲い死に至る・・・。伊吹が提示したのは「すべての始まりとなった闇に迫る」こと。武蔵と大和は、式根が犯した罪を屋代(高橋克典)がもみ消した事実に辿り着き、放送時間をむかえた。そこへ現れたのは、大和が追放された後に加入した妖“座敷童”。その正体は、報道番組ADの忽那翡翠(齊藤なぎさ)だったことが判明する。
彼女は5年前、姉・瑠璃を式根に殺された過去を持ち、復讐のために妖に加わったのだった。式根は違法薬物で瑠璃を死に追いやり、屋代が証拠隠蔽を謀った。そのことを記者・安室に知られ、揉み合う中で殺害。その始末を“のっぺらぼう”に依頼したことで、「鎌鼬事件」が発生し、伊吹が般若になるきっかけを作ったのだった。忽那は式根に銃を向け「絶対に許さない」と怒りを爆発。ゴムパッチンのスイッチが作動するが、伊吹により注射器の的は外れ、式根は一命を取りとめる。
そして伊吹は、式根と屋代との人質交換を要求してくる。本庄が屋代を連れて行くことになるが、それでは指揮官がいなくなる・・・・。空気が重くなる中、銃撃されて戦線離脱していた和泉(ソニン)が指揮本部に登場し、指揮官に復帰する。再び武蔵とタッグを組み、前線に立つことになる。本庄が屋代を人質交換に連れて行く間、和泉と武蔵はSAT潜入作戦準備を構想。伊吹も武蔵が何か仕掛けて来ると身構えるのだった。
■傀儡子=奄美大智が黒幕の可能性
今回のシリーズの黒幕“傀儡子”の正体として有力なのが、テレビ局プロデューサー・奄美大智(戸次重幸)だ。彼は事件当日、武蔵と裕子をテレビ局に呼び出した張本人であり、物語の“始まり”に関係している。また、奄美は報道番組「NEWS FACT」の中枢に身を置き、情報改ざんや放送内容の操作が可能な立場にある。まさに“人を操る”傀儡子にふさわしい人物だ。
傀儡子の目的は、単なる復讐ではなく「社会の腐敗構造を暴く」こと。第8話では式根潤平の闇である、薬物事件・証拠隠滅・殺人が暴かれた。これらを隠蔽してきたのが傀儡子だとすると、般若・伊吹の目的は国家やメディアの信頼を崩壊させることなのか。第9話では“傀儡子”を炙り出すために人質たちによる「死の記者会見」が開かれ、妖の真の目的が明かされる予定なので、次回も見逃せない。
■第9話あらすじ
すべてを裏で操る「傀儡子(くぐつし)」の正体を突き止めるため、武蔵たちは般若・伊吹の要求に応じ、警備部長・屋代の身柄を引き渡す“人質交換”に踏み切る。人質交換が1時間後に迫る中、本庄に代って捜査の指揮を執る和泉は、人質交換に乗じて別経路からSATを潜入させる極秘作戦を計画。大和と共闘する武蔵はある作戦を仕掛ける中、傀儡子を炙り出すため、人質たちによる「死の記者会見」がスタートする。日本テレビ2025年7月12日からスタート。毎週土曜日21時放送「放送局占拠」脚本:福田哲平、出演:櫻井翔、比嘉愛未、加藤清史郎、曽田陵介、ぐんぴぃ(春とヒコーキ)、齊藤なぎさ、山口大地、真山章志、亀田佳明、北代高士、吉田芽吹、宮部のぞみ、吉田帆乃華、瀧内公美、ソニン、髙橋克典、片岡礼子、福澤朗、戸次重幸、菊池風磨(timelesz)ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@dbs_ntv」。
◇日本テレビ「放送局占拠」番組公式サイト
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