パク・ミニョン主演「コンフィデンスマンKR」飛行機詐欺の結末―第2話ネタバレと「JP」との違い

9月7日に配信されたPrime Videoシリーズ「コンフィデンスマンKR」第2話では、ユン・イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、グホ(チュ・ジョンヒョク)の詐欺チームが仕掛ける、モレ財団会長チョン・テス(チョン・ウンイン)への大がかりな飛行機詐欺の決着が描かれた。
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「コンフィデンスマンKR」は、巧妙な手口で“悪”を騙す天才詐欺師たちの姿を描いた痛快エンターテインメント。脚本家・古沢良太が書き下ろし、長澤まさみ×小日向文世×東出昌大で大ヒットした「コンフィデンスマンJP(以下、「JP」のリメイクとして、韓国ならではのスケール感と演出が話題を呼んでいる。【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめやキャスト・登場寺院仏徹底紹介、放送に会わせて全話のあらすじと見どころ、「JP」との違いなどを紹介していく。
■キャスト➡キャスト、登場人物(日本版対応キャラ)を画像付きで徹底紹介
ユン・イラン役:パク・ミニョン
ジェームズ役:パク・ヒスン
グホ役:チュ・ジョンヒョク
ほか
■第2話(ネタバレあり)
ジュームズが重傷で戦線離脱したため、グホが代わりにモレ財団会長チョン・テス(チョン・ウンイン)への詐欺作戦に参戦する。
詐欺計画の始動
チョン・テスは慈善事業家を装いつつ、裏では高利貸しと不正資金移動を繰り返す悪党。海外に500億ウォンを持ち出そうとする彼をターゲットに、イランとグホが仕掛ける。
▼イランはCAになりすますため、3か月の猛特訓を実施。
▼グホはライジング航空のダメ御曹司を演じ、テスの信頼を得ようとする。
信頼テストと命がけの突破
テスは異常なほど猜疑心が強く、グホに「忠誠心テスト」を課す。犬の散歩アルバイトで御曹司らしさを演じきり、さらに現地の倉庫で指を切り落とされかける試練にも耐え、ようやく信用を勝ち取った。
機上での大逆転
イランは寄付品を装った貨物輸送を提案し、500億ウォンは慈善事業名目で飛行機に積み込まれる。しかし機内でグホの正体が露見し危機に陥る。そこへバードストライクで機体が不時着の危機に――。
CAのイランは、副機長と共に貨物の金を投棄し機体を軽くする決断を下す。怒り狂ったテスは自らパラシュートで脱出するが、降り立った砂漠で待っていたのは紙切れの詰まったカバンの山だった。
真の勝者・ジェームズ
実は昏睡状態のはずのジェームズが副機長に化け、国税庁や空港職員まで裏で操っていた。全ては彼の計画通りだったのだ。最終的に500億ウォンは彼らの手に渡るが、経費を差し引けばわずかなグホの取り分だった。
一方ニュースでは、閉鎖の危機にあった自立支援施設が匿名の寄付によって新センターを建設することに。チョン・テスは児童虐待と監禁の罪で逮捕され、正義も果たされた。
■「JP」との違い
日本版「JP」第1話後半とほぼ一致しているが、韓国版はスケールが大きく演出も派手。
▼スケール感の違い
「JP」では税関での忠誠心テストが、「KR」では現地の倉庫を使った大掛かりなものに。凶器も「指切り寸前のナイフ」とより残酷に描かれる。しかし「KR」はチャーター機1基だったが、「JP」は「いわき空港」丸ごと準備した。
「JP」の鳥取砂丘が「KR」では広大な砂漠の島に。
▼キャラクターの印象
グホ(チュ・ジョンヒョク)は「JP」のボクちゃん(東出昌大)ほどの可愛げは少なめ。
▼悪役の存在感
「JP」では毎回意外な悪役キャスティングが注目された。「JP」のテスは赤星栄介で江口洋介が演じた。悪役のイメージのない彼のオールバックのヴィランには驚かされた。一方「KR」のチョン・ウンインは“悪役常連”として迫力を見せている。
▼ラストの慈善行為
「JP」では団子屋支援だったが、「KR」では自立支援施設への寄付へと置き換えられた。
今後の注目ポイント
エピローグで、イランが大きな秘密を抱えていること、そしてグホが「なぜテスを狙ったのか」という問いが物語の鍵を握ることが示された。韓国版ならではのスケールと人間関係の深掘りに期待が高まる。
なお、本作は韓国でTV朝鮮で放送されており、第2話の視聴率は初回から微増した1.5%だった。➡【9月7日視聴率TOP10】
「コンフィデンスマンKR」は韓国ではTV朝鮮とクーパンプレイで同時配信され、アマゾンPrime Video(プライムビデオ)を通じて世界240か国・地域で配信されている。
●【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】
◇YouTube|TVCHOSUN JOY「컨피던스맨KR/하이라이트」EP2ハイライト映像
◇TV CHOSUN「컨피던스맨KR」HP
