チョン・ジヒョン、4年ぶりのドラマ復帰作「北極星」で圧巻の存在感を発揮

10時20分ドラマ
Disney+(ディズニープラス)で独占配信中
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2025年9月10日、ディズニープラスで韓国ドラマ「北極星」が独占配信を開始。主演のチョン・ジヒョンは約4年ぶりのドラマ出演であり、多方面から称賛の声が寄せられている。

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「北極星」は、韓国の女性大統領候補と“秘密”を抱える脱北者が立場を超えて惹かれ合う禁断のロマンスを軸に、南北朝鮮をめぐる脅威や諜報戦が交錯するスペクタクル・ロマンス。政治サスペンスと愛の葛藤を融合させた大作だ。

2021年の「智異山~君へのシグナル~」以来、約4年ぶりの出演になる本作で彼女が演じるのは、国連大使として知られるムンジュ。チョン・ジヒョンは、国連大使として気品と洞察力を兼ね備え、夫の銃撃事件を契機に政界へ踏み出す強さを持つ女性外交官を繊細かつ力強く表現。困難に直面しながらも揺るがぬ信念を持つ人物像を実感を込めて演じている。

北極星© 2025 Disney and its related entities初回では、大統領候補を夫に持つムンジュが、衝撃的な事件の渦中で自らも政界へと足を踏み入れるストーリーが展開。第2話以降もチョン・ジヒョンは、今作でも内面の強さと繊細さを兼ね備えた主人公像を体現。列車爆破や銃撃事件など、幾度もの危機を迎えながらも決して諦めず、自らの信念と責任感によって行動するムンジュを見事に演じている。

制作発表会では「ムンジュは静かでありながらも堂々として勇敢。多彩な感情が溢れる役で、サンホに頼る場面も多いが、感情の波が激しく、さまざまな魅力を見せられる機会になった」とチョンは語り、カン・ドンウォンも「サンホは強さと孤独を併せ持つ人物で、ムンジュの強さに導かれて事件を突破していく」と役柄の深さを語っている。

特に、光化門広場での大統領選出馬宣言や、涙ながらに決断する場面など、ムンジュの人生の悲喜こもごもが緻密な演技で観る者の心を揺さぶる。ドラマ内で刻々と変化するサンホとの関係性が「成熟した大人のメロドラマ」として高く評価されている。

北極星© 2025 Disney and its related entities制作発表会で「カン・ドンウォンさんのファンだった」「チョン・ジヒョンさんの魅力に溺れた」と二人の相思相愛ぶりが話題になった二人。カン・ドンウォンとの初共演は互いの演技に刺激を与え、「まさに理想のパートナーだった」とチョンが語るほど息の合った演技が話題に。現場では笑い声も絶えなかったというエピソードも公表され、制作の裏側にも注目が集まっている(【制作発表会レポート】)。

脚本家チョン・ソギョンは、主人公ムンジュ役を最初からチョン・ジヒョンに想定しており、彼女の演技力の幅を最大限に生かす脚本作りに注力。パワフルな女性のメロドラマとして、政治的陰謀と個人の葛藤を複雑に絡めながら、一人の女性の成長と強さを丁寧に描き出している。

監督のキム・ヒウォンは「北極星」というタイトルに輝く星へのメタファーを込め、最初の3話で登場人物の背景や目的をドラマティックに描き、第4話以降は物語の展開が一気に加速し、視聴者を引き込む演出を工夫。感情面や秘密が毎週のように明かされ、緻密な脚本と映像美の融合を目指している。

韓国国内では、主演のチョン・ジヒョンとカン・ドンウォンの豪華共演が大きな注目を集め、SNSやメディアでは「大人のメロドラマとして最高」「期待以上の作品」といった好評が広がっている。一方で、政治サスペンスの複雑さに対する意見もあるものの、強力なキャストと制作陣への信頼から高い完成度を期待する声が多い。ファンの間では細かい伏線やキャラクターの心理描写に着目し、作品への考察が活発に行われている。


政治的陰謀、家族や信念の葛藤を描きつつ、繊細な人間関係をリアルに描写し、韓ドラファンのみならず広く期待が寄せられている。過去の代表作「青い海の伝説」「星から来たあなた」などで独自の女優道を築いてきたチョン・ジヒョンが、新たなジャンルである政治サスペンスロマンスに挑んだ今作。今後の展開からも目が離せない。

「北極星」は全9話で構成され、第1話から第3話が配信済み。以降毎週水曜日に2話ずつ配信される。

【「北極星」を2倍楽しむ】では、配信にあわせて各話のあらすじと見どころ、視聴者の反応などまとめていく。

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